![]() パンガー湾を快調にクルーズ ![]() シージプシーの住むパンジー島に近づく ![]() パンジー島の商店街 ![]() チャーターボートの舳先から |
19. パンガー湾クルーズ(その2)ピンカン島を後にして、シージプシーの住むパンジー島に向かった。ここでツアーメンバーとともに昼食を取った。 食事を取りながら、オーストラリアから来たというおじいさんと話をした。彼はもうリタイアしていて、1年のうち3ヶ月位は旅行して暮らしているという。面白かったのは、オーストラリア人の休暇の取り方で、毎年1ヶ月以上のサマーバカンス(とっても南半球なので、クリスマスから1月末まで)はあたりまえ、勤続10年ことに1ヶ月以上の休暇も貰っていたという。隣の席にいた同年代風の台湾人(彼は台湾の有名なIT企業の人事の仕事をしていると言っていた)が、信じられない、としきりに言っていたので、台湾はどうかと聞いてみたら、勤続10年で3日だという。日本は10年で5日だから、少し良いかも、と言ったら、台湾の彼は「いや、日本人の残業は異常だ」と反論してきた。よく話を聞くと、台湾では平日に残業しても割り増しがなく、休日は平日の倍近い割り増しがつくため、平日は早く帰り土日にたまった仕事をするのだという。「そっちの方が異常だ」といったら「いや我々の方が健康的な生活ができる」と、どちらが働きすぎかを競いあっていた。オーストラリア人のおじいさんが笑いながら「君達は、私から見ると、どっちもどっちだ」と軽くいなされてしまった。・・・こんなところで国際人事会議をやることになろうとは・・・ 昼食の後、我々はツアーと別れ、チャーターボートでパンガー湾をまわった。24人乗りの比較的大きな船に我々夫婦とガイド、船頭の4人というのは少々さびしいが、チャーターゆえに、自由きままだ。私はボートの舳先で寝そべって、風景を満喫していた。 次へ ![]() 次へ |