■伝説のシチュー -後編- 2003.12.14

前回のあらすじ
まずい!と評判が高いジャイアンシチューに変なものを作りたがる大野与作の感性に触れ、どれだけまずいか?を試したく、それを作ることになった。

完食出来なさそうな伝説のシチュー・ジャイアンシチュー。

いよいよ、ジャイアンシチューを作ることにしました。まず、材料集めです。

【材料】
 ・ニボシ
 ・ひき肉
 ・たくあん
 ・イカの塩辛
 ・大福
 ・ジャム
 ・その他色々

その他色々を「なめこ」、「油揚げ」にしてみました。

「なめこ」はシチューの具として名物であるマッシュルームと連想して、なめこを選びました。

「油揚げ」は私自身もどうやって思いついたかは謎です。気がついたら、油揚げがあった!ってのが真相です。

さー、材料はそろえたのだ! それがその材料である。


↑一体、どういう結果になるのだろうか?

これから、作ろうと思ったが、残念ながら、ドラえもんにジャイアンシチューの作り方は書いてない・・。

このまま、断念するのはせっかく、用意した材料様に足を向けて寝られませんです。と言うことで、ジャイアンになりきって、作ってみました。

【作り方】

1.鍋に水を張って沸かす。


2.沸いたら、ジャイアンらしく、一気に材料を鍋に放り込む


3.ポコポコするまで沸く


4.沸いたら、適当にシチューの元、牛乳を入れる


5.再び、ポコポコするまで沸く


6.ポコポコ沸いたら、完成です。


完成したジャイアンシチューです!






!?




イヤだ! 食べたくない!




なんですか?? このシチューは?

大福がどろどろに溶け、元々からあるシチューの甘みが相乗効果となり、甘すぎる匂いが立ちこめています。イカの塩辛が紫色を醸し出しています。

料理として、大事な要素である見た目でさえ・・、そう、出来映えも悪い。

おそるおそる、食べてみました。その結果・・、


出来映え/☆☆☆☆☆:私のグルメ人生の中で最悪
/☆☆☆☆☆:甘すぎて、激まず
匂い/☆☆☆☆☆:ニボシの匂いと甘い匂いがごちゃごちゃして、変な臭い
奇天烈さ/★★★★★:シチューの枠を越えてる
迷惑度/★★★★★:迷惑なシチューだ!



いえ、完食はできません。1口でおしまいです。口の中をさっぱりするために、烏龍茶で念入りにうがいするほどでした。ええ。

まさに、伝説のシチューといっても過言ではありません。
っていうか、この食べ物がこの世界に現存する自体が奇跡だ。

にしても、嘘でも「とっても美味しいわ」と言えるしずちゃんが凄いです。マジで。

ちなみにジャイアンシチューにセミの抜け殻を入れた「改・ジャイアンシチュー」なるシチューが存在してるそうです。

ジャイアンよ、味見して下さい・・。


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