僕とコルネ
第13話 「秘密がバレちゃった!」
秋・・・僕とコルネが暮らす庭園館に新たにやってきた住人、メーアちゃん。
コルネが孤児院にいたときのルームメイトであり、コルネにとっては妹のような存在である。
ただ、メーアちゃんはコルネにべったりなくらいに甘えている。
だがその反面、僕のほうにはあまり懐いてはこない・・・
元からなのか、もしくはコルネがメーアちゃんに言い聞かせているのか・・・真相はわからないが・・・
もうひとつ言える事・・・それはメーアちゃんが来てから僕とコルネは愛し合う時間が一気に減ってしまった。
そのため、僕ら二人が愛し合うのは、夜遅くになってからである・・・
その日・・・僕らは、ご無沙汰だったこともあってか、あまりにも激しすぎる行為にふけっていた・・・
だが、それがいけなかった・・・僕達は気づいていなかったが、部屋の扉は少しだけ開いていて、その隙間から誰かが覗き込んでいたのだった・・・
そして・・・その日を境に僕らの関係は少しずつこじれていく・・・
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「メーアちゃん・・・ちょっといいかな?」
応接室で僕は部屋の前を横切るメーアちゃんを呼び止めた。
「な・・・なんですか?・・・お兄さん・・・」
メーアちゃんは無表情で僕の声に反応する。
「すまないけど・・・ここの本棚の整理手伝ってくれないかな?」
僕はそのとき、応接室にある本棚の中にあるものを整理しようとしていたのだが、とても一人では片付かない量だった。
毎月来る僕の執筆物を収録した、文芸雑誌やらその数は月に4,5冊ほど送られてきては、応接室の本棚に納めていたのだが、その数は増える一方だ・・・
「わかりました・・・いいですよ・・・」
メーアちゃんは快く(?)承知してくれた、だが、その態度は素っ気無い・・・
だが、その態度とは反対に彼女は手際よく書物の整理を手伝ってもらい、数時間はかかると思える作業を半分以下の時間で終わらせることが出来た。
「ありがとう、メーアちゃんおかげで助かったよ」
その言葉に、彼女はほんのちょっとだけ笑顔を見せた。
「そんなことないです」
しかしすぐに、彼女の表情は感情の無いドールフェイスになってしまった。
「それじゃあ、失礼します」
そういって彼女は足早にその場を立ち去って言った。それはまるで、僕を避けるかのように・・・
「・・・(どうしてなんだろう?・・・)
僕はそんな疑問を抱えながらも、僕とコルネとメーアちゃんの3人の生活が続いた・・・
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数日後・・・
メーアちゃんと僕との間に出来た溝は更に深くなってしまった・・・
それは、食事の時でもそうだった・・・
メーアちゃんはコルネと会話をするときはとても明るく、楽しそうだったが、
僕が話しかけても、必要最低限の応対しかせず彼女から話しかけてくる事はまず無かった。
「・・・(どうしてなんだろう・・・)」
時々、メーアちゃんと目が合うこともあるが、そのとき彼女はキッと睨みつけてくる。
「・・・(え?・・・怒っている?)」
全く理由がわからなかった・・・
そんな気まずい空気が家中に広がっていった・・・
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ある日の夜更け・・・
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来客用の部屋で掃除やベッドメーキングをするコルネ、そんな彼女の姿と廊下から見つめるメーアちゃんの姿があった・・・
「?・・・メーア?・・・どうしたの?そんなところにたってて」
その言葉に彼女はコルネに駆け寄ってきていきなりこう言い出した。
「お姉ちゃん・・・どうして?」
メーアちゃんは険しい顔をしたかと思いきや、いきなり悲しそうな顔をして聞いてきた。
「え?」
コルネには何もわからなかった・・・
何もわからず、オロオロするコルネにメーアちゃんは言葉を続けた。
「お姉ちゃん・・・どうして?・・・どうして、あの人と一緒に寝たの?」
彼女は突然核心についてきた。
「え?・・・メ、メーア・・・いったい何を?・・・」
コルネは下手なうそで誤魔化そうとする、しかし、それが、逆に彼女の心を逆なでした。
「お姉ちゃん・・・メーア・・・知っているんだよ・・・お姉ちゃんとお兄さんが一緒の部屋で・・・エッチなコトしてて・・・しかも・・・そのまま・・・一緒に寝て・・・」
完全にバレていた・・・どうやらコルネとご主人様との秘め事がバレていたのだった・・・
「う・・・そ、その・・・これは・・・その・・・」
煮え切らない態度にメーアは更に怒りをあらわにしてくる。
「お姉ちゃん・・・最低だよ・・・不潔だよぉ!・・・どうして、そんなことするの?・・・アレもお仕事なの!?」
メーアは感情をむき出しでコルネにひたすら攻めていく・・・
「お仕事・・・だなんて・・・」
彼女にはコルネの行為は理解しがたいものだったのだろう。
「ねえ、お姉ちゃん!・・・アレもお仕事なの!?メイドのお仕事って、ああいう事もしなきゃいけないの!?」
ひたすら怒りをぶつけ続けるメーアを前にコルネはただ謝罪するしかなかった。
「メーア・・・ごめんなさい・・・でも私・・・」
コルネは、出しかかった言葉を口の中にとどめた、それは、メイドにとって絶対に表にだしてはいけない感情だったからだ・・・
・・・私は・・・ご主人様のことが好きなの・・・
「・・・(ああ・・・本当はとても言いたい言葉なのに・・・決して口にしてはいけない言葉・・・)」
コルネにはとても辛いことだった・・・メイドと主の禁断の恋・・・そして、その淡い想いによって、自分を慕う少女の心を壊しかねない危険性があった・・・
しかし、そんな彼女の苦悩をよそに、事情を知らないメーアはコルネを突き上げる。
「お姉ちゃん!・・・いくら仕事だからって・・・そんなことしないで・・・」
突然メーアは悲しそうな声を出した。
「お姉ちゃん・・・メイドのお仕事は大変だって言うのは・・・メーア知ってたよ・・・でも・・・自分の身体を犠牲にしてまで働かなくてもいいよ」
メーアは完全に勘違いしていた。コルネとご主人様との秘め事は完全に仕事のひとつだと思い込んでいたのだった・・・
「え?・・・メーア・・・ちょっと・・・」
コルネの制止を完全に無視して勝手に話を進めていく。
「お姉ちゃん!待っててね・・・今からお兄さんのところへ行って・・・お姉ちゃんにエッチなことさせるのやめさせるから!・・・」
そう言って、メーアは部屋を出ようとする、だが、そのときだった!
「・・・僕に、何か御用かな?」
なんと、部屋を出てすぐの場所にご主人様が立っていたのだった。
「わぁっ!・・・びっくり〜!」
そう言って、尻餅をつくメーア、そんな彼女を助け起こすご主人様だったが・・・
「ちょっと!放して!・・・メーアはお兄さんにお話があって来たの!」
そう言って、ご主人様の腕を無理やり突き放す。
その様子を見てご主人様はなだめようとする。
「おやおや・・・ずいぶんとご立腹のようだけど・・・それに、僕に話って?」
穏やかに振舞うご主人様に、メーアはいきなり突っかかってくる。
「お兄さん!いくら仕事でもお姉ちゃんにあんなエッチな事させないで!」
いきなり本題に持ってこられてしまったためにご主人様は困惑してしまっている。
「い・・・いったい何のことだい?」
困惑するご主人様を完全に無視して、メーアは一人で勝手に話を進めていく。
「メーア知ってるんだよ!お姉ちゃんがお兄さんのお部屋に入っていって・・・その中で、お兄さんはお姉ちゃんにエッチな事をさせていたんでしょ!?」
もはや、メーアちゃんの頭の中で完全にシナリオが出来上がっているようだ・・・
「お兄さんはお姉ちゃんが他に行く場所がないのを知っているから、それを利用して、お姉ちゃんに「ご奉仕」を強要させていたんでしょう!?そうなんでしょう!?そうなのよね!?」
加速度的にメーアちゃんの中でのシナリオや役作りが進められているようだ・・・
「・・・(・・・どうやら、僕は相当な悪者のようだな・・・)」
メーアの勝手な暴走に、ご主人様も、コルネも、呆然としていた。
「・・・(・・・メーアったら・・・一体、どこでそんなこと覚えたのよぉ・・・)」
しかし、そんな二人の考えを全く無視して、引き続きメーアの暴走が続く。
「あんなに優しかった、お姉ちゃんが・・・お兄さんのせいでエッチな人になっちゃったんだから!」
だが、その暴走は留まることなく、更に加速していき、僕への悪意も更に過激さを増していく。
「お姉ちゃんが居なくなったのも・・・全部・・・全部!お兄さんがいけないのよ!」
その暴走を前に、コルネは少しづつ変化を持ち始めた。
「・・・(メーア・・・それ以上は・・・)」
コルネの手が、ギュッと力をこめているのがわかった・・・
「お姉ちゃんを帰して!・・・お兄さんなんか・・・お兄さんなんか!・・・変態さんだよぉ!!」
その言葉を放った瞬間、コルネはメーアの前に立った、その時だった!
パァン!
「え?・・・おねえ・・・ちゃん?」
なんと!コルネはメーアの頬を強く引っ叩いたのだった・・・
これまで、コルネは一度も怒った事がなかった・・・しかし、彼女の行動にはご主人様も驚いていた。
「メーア!いい加減にしなさい!いくらなんでも・・・言って良いことと悪いことがあるんだから・・・」
そのことに、メーアはただ呆然としている。
「お姉ちゃん?・・・どうして?」
メーアの暴走を止めるにはこれしかなかった・・・
「私は・・・私はご主人様のことが!・・・」
しかし、コルネはその先が言えなかった・・・なぜなら・・・それを口にすれば、間違いなく今の関係は崩壊してしまうと思ったからだ。
だが・・・
「・・・(・・・ううん・・・今、ここで・・・言わなかったら・・・一生、後悔するかも・・・今・・・言おう・・・)」
コルネの覚悟も、すでに出来ていた。コルネはご主人様の方を見る。
「・・・(・・・コルネ・・・君の判断に任せるよ・・・)」
ご主人様の眼がそう言っているようだった・・・
そのまなざしにコルネは決意する。
「メーア・・・良く聞いて・・・」
メーアは呆然としたままだった。それにコルネは言葉を続ける。
「メーア・・・私は・・・ご主人様のこと・・・好きなの・・・」
「え!?」
その言葉にメーアは驚いている。
「だから・・・あの時のことは・・・全部・・・私が求めてきたことなの!」
メーアはそれにただただ、力なく座り込む。
「そんな・・・お姉ちゃん・・・」
メーアの表情は虚ろになっていく。
「だから・・・ご主人様は悪くないの!悪いのは・・・私の方なの・・・ご主人様を愛した・・・私が・・・」
そう言っているコルネを前にする、メーアはまるで、心を失った、人形のように座り込んでしまった・・・
そして、その様子にコルネもご主人様も気が付いた。
「また・・・まただよ・・・」
「?・・・メーア?どうしたの?」
コルネの言葉に反応せず、ブツブツとつぶやくメーア。
「また・・・メーア・・・一人ぼっちになっちゃったよ・・・」
「?・・・メーアちゃん?・・・まさか・・・!」
どうやら、彼女はコルネに平手打ちされたことと、コルネのご主人様への思いを知ったことによるショックで、フラッシュバックを起こしているのだった。
「メーア・・・ママにも・・・パパにも捨てられちゃったし・・・もう・・・お姉ちゃんしか頼れないのに・・・お姉ちゃんにも・・・捨てられちゃった・・・」
その姿に、コルネはかつての彼女の記憶を思い出していた・・・
『お姉ちゃんと一緒にいると・・・お母さんと一緒にいるみたいなの・・・』
かつて、メーアが彼女に語りかけた姿を思い出していた。
「もう・・・メーアは・・・誰にも頼れる人が居ないよ・・・メーア・・・一人ぼっちだよぉ・・・」
メーアは虚ろなまなざしのままで、涙をボロボロとこぼしている。
「メーア・・・ごめんなさい!わたしっ!・・・メーアになんてことを!」
コルネは自分のした行動を自責の念に駆られていた。
「おねえちゃぁん・・・お願いだから・・・メーアのこと・・・捨てないで・・・メーアのこと・・・きらっちゃやだよぉ・・・」
メーアは泣き出していた・・・彼女が正気に戻ることが出来るのかどうか、全くその兆しも見えない状態だった・・・
そんな、様子にコルネはご主人様に助けを請う。
「お願いです!ご主人様!メーアを・・・メーアを助けてください!私・・・私・・・あの子になんてことを!」
コルネも、半分混乱したままだった・・・
・・・このままではいけない!
そう思った僕は、コルネにこう返す。
「大丈夫・・・コルネ・・・僕に任せて・・・」
そう言って、僕はコルネの頭を撫でてメーアちゃんのところへと向かう。
「メーアちゃん」
僕が近づいてきたとたん、メーアちゃんは「拒絶」の姿勢を見せた。
「お兄さん!・・・お姉ちゃんを・・・お姉ちゃんを返して!」
そう言って、彼女は僕の身体につかみかかる。
「待って・・・メーアちゃん・・・僕は・・・」
だが、そんな僕の言葉に耳を傾けず、フラッシュバックによる混乱を起こしたままだった。
「お姉ちゃんを帰してよぉ!・・・メーアにとってお姉ちゃんしか頼れる人はいないんだから!」
取り付く島がない状態だったメーアちゃんにご主人様はある行動に出た。
「メーアちゃん・・・」
なんと、ご主人様はメーアちゃんの身体を抱きしめていた。
「え?・・・放して!放してよぉ!」
そう言って、メーアちゃんはじたばたと暴れるが、ご主人様は全く動じない。
「メーアちゃん・・・いいから・・・話を聞いてもらえるかな?」
ご主人様はメーアの反応を待たずに話を進める。
「メーアちゃん・・・僕は別にコルネを奪うつもりはないよ・・・それに・・・コルネは自分の意思で、僕のところへ来たんだ・・・だけど・・・コルネの気持ちは本当だ・・・それだけはわかってほしい・・・」
「やっぱり・・・やっぱりメーアがいけないんだ・・・」
「ううん・・・そんなことはないよ・・・君の純粋な心に罪はないよ・・・だが・・・悪いとしたら・・・悪いのは僕のほうだ・・・」
その言葉にメーアは驚く
「え?」
「僕のせいで、コルネが君の元から離れてしまったんだ・・・僕という存在が・・・」
その言葉に、メーアの瞳には次第に正気を取り戻していく。
「そんな!お兄さんは悪くないの!メーアが・・・メーアがわがまま言っちゃったから・・・」
メーアはようやく、自分がこれまでしてきたことの重大さに気が付いたようだ。
「メーア・・・メーアのわがままで、みんなを困らせちゃったんだ・・・メーアはお子様だから・・・」
だが、ご主人様はそれも否定する。
「君のわがままが悪いんじゃない・・・君が大人になるにはまだ早いよ・・・もっともっと、甘えて・・・わがままを言っていいじゃないか?」
その言葉に、メーアは驚き戸惑っている。
「え?・・・そんな・・・いいの?」
その言葉に、僕はうなずく。
「ええ・・・ただ・・・僕は、コルネとの関係だけは認めてもらいたいな・・・って・・・そう思っていたのさ・・・」
ようやく、僕は彼女に自分の今、彼女に求めていることを伝えた。
「お兄さん・・・」
メーアちゃんはひたすら、僕の方をじっと見つめている。
「ご主人様・・・メーア・・・」
その様子をひたすら見守るコルネ・・・
しばらくの沈黙の後、メーアちゃんが口を開いた。
「・・・ごめんなさい・・・」
「?」
「お兄さん!・・・ごめんなさい!・・・メーア、お兄さんのこと、何も知らずにいろいろとひどいこと言っちゃいました・・・ごめんなさい・・・」
メーアちゃんは謝る・・・彼女らしく素直に・・・
そんな、彼女に僕はやさしく頭を撫でて微笑み返す。
「メーアちゃん・・・よく言えたね・・・でも、謝るのは僕だけじゃない・・・もう一人いるよ・・・」
そう言うと、メーアちゃんはコルネの方を向いた。
そして、僕が、彼女を離すと、メーアちゃんはコルネのほうへと向かう。
「お姉ちゃん・・・ごめんなさい!・・・メーア・・・お姉ちゃんの気持ちも知らずに・・・ひどいこと・・・」
そう言って謝るメーアに、コルネは自分の胸の中にメーアを包み込む。
「ううん・・・いいのよ・・・その、素直なメーアに戻ってくれただけで・・・私はそれだけでいいのよ・・・」
コルネは、眼に涙をためながらメーアを抱きしめている。
その姿に僕は、自分の知らないもう一人のコルネの姿を見た・・・
「でも・・・私と、ご主人様の関係は認めてもらえたらいいんだけど・・・でも・・・この関係は他の人には言っちゃダメよ・・・」
コルネの釘刺しに、メーアは了承する。
「うん・・・わかったよ・・・」
そして・・・
「それから・・・メーア?・・・わかってるわよね?・・・私のアレの約束を破ったりしたら・・・どうなるか?・・・」
その言葉にメーアは冷や汗を流しながら答える。
「ほえ?・・・も、もちろんだよ!お姉ちゃん!・・・アレだけは絶対に守るから!」
その様子に僕は、ただ首をかしげる。
「・・・(一体、コルネはどんな恐ろしい約束を・・・)」
とはいえ・・・これで、何とか一難は去ったようだが・・・苦難(?)はまだまだつづくようで・・・
「でも・・・お兄さんとお姉ちゃんの関係は認めるけど、それをするときは、メーアを入れてよね!」
「ええ〜〜〜っ!!!」
その言葉に僕とコルネは同時に声を上げる。
もちろん、僕らがやっていることは、まだ、メーアちゃんには早すぎる行為だ・・・だがしかし・・・
「それがダメだったら・・・メーアはお姉ちゃんを常に監視しちゃうよ!」
とんでもない条件を突きつけてくるメーアちゃん・・・これではどうしようもない・・・
「コルネ・・・これは・・・」
お互いに顔を合わせる僕とコルネ
「そうですね・・・あの娘・・・言い出したら聞きませんから・・・」
仕方なく僕らは、メーアちゃんの条件を呑むことにする。
「やったぁ!・・・じゃあ!早速今日からしよ!」
「はぁ!?」
あまりの即決ぶりに僕らはあっけに取られている。
「仕方ないか・・・」
そう言って僕ら3人は寝室へと向かう・・・
僕の寝室のベッドならば、3人同時に寝ても十分な広さがあるからだ・・・
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寝室のベッドの上で、僕とコルネ、そしてメーアちゃんが向かい合っている。
「(改めて・・・一人増えると何か緊張するなぁ・・・)」
「(そう・・・ですね・・・しかも・・・メーア・・・あまり意味わかってないみたい・・・)」
僕とコルネは顔を向き合って、小声で話す。
全く手順を知らない、メーアちゃんのために僕らは手取り足取り準備(?)を進める。
そして、僕たち3人は下着姿のままでこうしてベッドにいる。
「ねえ?お兄さん・・・これからどうするの?」
メーアちゃんはなんとブラジャーをしていなかったのだった。
「メーア!あなた、こんなに胸が大きくなっているのに、ブラジャーつけてなかったの?」
これには、コルネも驚くばかりだった。
「ほえ?だって・・・メーアはまだまだお子様だよ・・・「ぶらじゃあ」なんてまだ、早いよ」
その返答にコルネはすっかり呆れかえってしまっている。
「メーア・・・年齢に関わらず、胸が大きい女性は、ブラをつけなきゃダメなのよ」
「ほえ?どうして?」
そう言ってきょとんとするメーアちゃんにコルネは更に言葉を進める。
「ブラジャーは女性の胸を垂れさせないようにするだけじゃなく形を整えたり胸やその周辺の筋肉の負担を軽減させるために必要なものよ」
そう・・・確かにコルネの言うとおりだ、ブラジャーをつけることによって生まれるメリットはたくさんあるが、コルネのようにあまりにも非常識なサイズのバストを持つ人にとって、ブラジャーは必要不可欠なものだ。
そのおかげでコルネの胸は、とても形がよい。
「メーア・・・今度私のお下がりを上げるからそれで、胸の形整えなさい!」
その言葉にメーアは疑問を持つ。
「ねえ?お姉ちゃん、どうしておっぱいの形を綺麗にしなきゃいけないの?」
それに対して、コルネはあっさりと言い返す。
「それはね・・・胸の形が整っていると、見栄えはもちろん、胸の成長にもいいからよ」
「胸の成長?」
コルネは話をつづける。
「ええ、胸の形がいいと、胸が大きくなりやすいのよ、それに・・・」
「それに?」
コルネは少し頬を赤らめながら、小声でメーアに言う。
「ミルクが出やすくなるのよ・・・」
「あ!そうなんだぁ!・・・」
その事にはどうやら納得してくれたようだ。
「二人とも話しはもういいかい?」
僕の呼びかけに、二人は本来の行動に戻る。
「それじゃあ、メーアまずは横になりなさい・・・」
コルネの指示にメーアちゃんは従う
「うん・・・これでいいの?」
そう言って、メーアちゃんはベッドの上に仰向けで横たわる、両手で胸を隠すようにして横たわるメーアちゃんの表情は、少し緊張気味で、恥ずかしさと、未知のことへの不安感とが入り混じっていた。
「メーア、手を解きなさい・・・」
「うん・・・」
そう言って、メーアちゃんはコルネの指示にただ従うままだった・・・
コルネの表情は、少しずつではあるが、妖艶さを引き出し始めていた。
「フフ・・・メーアのおっぱい・・・あなたも、あれから結構膨らんだのよね?」
コルネは、艶っぽい声でメーアに話しかけてくる。
「うん・・・ここに来る前に1回測ってきたんだけど・・・確か・・・217センチだっけ?・・・」
「あら?私の前使っていたブラのサイズと近いわね?でもとりあえず、明日、買いに行きましょ」
以外や以外・・・メーアちゃんのほうが年下なのだが、当時のコルネよりも胸のサイズは大きいようだ・・・
「はぁ〜い・・・」
ちょっとつまらなさそうなメーアちゃんの返事だったが、僕が今度はメーアの前に出る。
「さあ・・・メーアちゃん、身体の力を抜いて・・・まずはバストのマッサージだ・・・」
そう言って、僕はメーアちゃんの胸に手をかける。
「フアッ・・・」
僕が手をかけたとたん、メーアちゃんの口から、と息がこぼれた。
「?・・・メーアちゃん?どうだい?初めて触られた感想は?」
メーアちゃんはもじもじしながら答える。
「ちょっと・・・くすぐったいかも・・・でも・・・嫌な感じじゃないの・・・」
初々しい、答えが返ってくる。
その様子にコルネも、メーアちゃんのもう片方の乳房に手をかけ、軽く一揉みしてみる。
「きゃん!」
メーアちゃんはいきなり、可愛い悲鳴を上げる。
「あぁ・・・ごめんね・・・メーア・・・ちょっと痛かったかな?」
初めてということもあってか、コルネは彼女に気を使う。
「ううん・・・なんか・・・電気が走ったみたいに、ゾクゾクって来たの・・・その・・・おっぱいから・・・」
上手く表現できないが、彼女の言いたいことはわかる。
どうやら、メーアちゃんもコルネ並みに胸の感度はいいようだ。
「さてと・・・それじゃあメーアちゃん・・・これから、少し君の胸を揉んでみるけどいいかな?」
その問いかけに彼女は答える。
「ハ・・・ハイ・・・」
「もし、痛かったらすぐに僕達に言って・・・すぐにとめるから・・・」
「ハイ・・・お・・・お願いします・・・」
そう言って、僕とコルネは片方ずつ乳房を揉み始める。
メーアちゃんの乳房は、まだまだ発育途中ということもあってか、少し弾力がある。
「ヤァン・・・んっ!・・・ヒャン!」
生まれて初めて体感する、この感覚に、少女は翻弄されるだけだった・・・
「メーアのおっぱい・・・少し、弾力があるけど・・・これからね・・・これから、更に大きくなるわよ・・・」
コルネはまるで誘惑する淫魔のような口調で、コルネに言葉攻めを行っているようだ。
それもそのはず、前回コルネはメーアに散々、胸を弄られたのだから、そのお返しといわんばかりに責めている。
「ヤァン!・・・お姉ちゃん・・・メーア・・・なんかヘンなのぉ!」
その呼びかけに、僕とコルネは微笑み返す。
「フフ・・・メーア・・・それはなんでもないわ・・・おっぱいの大きい女の子にとって、ごく普通の反応よ・・・」
いや・・・コルネの場合は少し敏感だと思うのだが・・・
「大丈夫だよ・・・みんな・・・同じことをすればメーアちゃんと同じ感覚になるから・・・」
そう言って、僕らはメーアの胸を揉むペースを少しずつ上げていく。
「やぁぁ・・・ダメェ・・・おにいさぁん!・・・おねえちゃぁん!」
メーアの体が徐々に汗ばんでいき、赤みを帯びていく。
「ウフフ・・・メーアってば・・・初々しくてえっちぃ・・・」
コルネのその言葉にメーアは顔を真っ赤にして恥ずかしがり、両手で顔を隠してしまった。
「やぁぁ・・・お姉ちゃん・・・メーア・・・胸が熱いのぉ・・・なんか・・・胸の中から何かが出てきそうなの・・・」
その言葉に僕らは眉をひそめる。
「え?・・・それって?」
「メーア・・・あなたまさか?」
だが、そういった次の瞬間!
「ダメェ・・・メーア・・・おっぱいから・・・お漏らししちゃう〜!」
その言葉と同時にメーアのピンク色の乳首の先から白い液体が噴き出した。
甘い、そしてとろっとした液体、それは、紛れもなくメーアちゃんの母乳だった。
それも、初乳だ。
「え?・・・これって・・・?」
わけがわからないまま、メーアちゃんは自分の乳首の先から溢れ出たものに目を疑った。
「メーア・・・メーアのおっぱいミルクよ・・・」
コルネは、メーアの肩をたたき、微笑む。
「お姉ちゃん・・・メーア・・・これでお姉ちゃんに一歩近づけたかな?」
そう聞いてくる彼女にコルネはこう答える。
「そうね・・・でも、私のようになるには、まだまだ先は長いわよ・・・」
そう言って笑い返すコルネ、それに対してメーアちゃんはやる気を出しているようだ。
「うん!メーアもっとおっぱい大きくして、いっぱいミルク出せれるようにするよ!」
「それじゃあ・・・メーアの意思もわかったことだし・・・ご主人様」
「ああ・・・そうだね・・・」
そう言って、僕ら二人はメーアちゃんの乳首にしゃぶりついた。
「ヒャン!」
「まずは、メーアのおっぱいを飲みましょ!」
「ああ・・・」
そう言って、僕らはメーアちゃんの乳首をなめまわし、吸い付いては噴き出てくる母乳を吸っている。
「やぁぁん!・・・お兄さん!お姉ちゃん!・・・」
メーアちゃんは身動き取れないまま、両方の乳房から来る、快感が身体を駆け巡った。
そして、そのまま、二人はメーアちゃんの母乳を吸い続けた・・・
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・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
気が付けば小一時間・・・
ぐったりと横たわる、メーアちゃん、そして、その横で、僕とコルネは抱き合いながら、メーアに語りかける。
「どうだった?・・・初めての感想は?」
息を切らしながら、メーアちゃんはその質問に一生懸命答える。
「ハァッ・・・ハァッ・・・うん・・・なんか・・・すごく、体中がしびれるような感じがして・・・その・・・」
顔を赤らめながら、メーアは表現しがたい感覚を伝える。
「すごく・・・変な感じがしたの・・・」
それに僕は更に質問をぶつける。
「それは・・・嫌なほうだった?」
それに対して、メーアは首を横に振る。
「ううん!・・・嫌じゃなくて・・・その・・・もっと・・・感じてみたいな・・・って・・・」
彼女らしい素直な感想だ。
「いいよ・・・メーアちゃん・・・君がもっと味わいたいんならまた教えてあげるよ・・・」
その言葉にメーアちゃんは首をかしげる。
「え?」
僕は彼女に更に教える。
「もっと・・・気持ちいことを教えてあげよう・・・」
「気持ちいいこと?」
メーアちゃんは僕の言葉に疑問を持つ。
「そう・・・今日メーアちゃんが感じたことは「気持ちいいこと」なんだよ・・・」
・・・気持ちいいこと・・・
その単語に彼女は、強く惹かれていた・・・
まさに少女が、禁断の領域へと続く階段に足を踏み入れ始めた状態だった・・・
「・・・メーア・・・お姉ちゃんとおんなじ気持ちいいこと・・・してみたい・・・」
その言葉に、コルネは突然起き上がり言ってきた。
「だめっ!メーア・・・私がしていることは、まだメーアには早いわよ!」
それに対して、もちろんメーアちゃんは言い返してくる。
「えーっ!そんなぁ・・・ずるいよぉ!お姉ちゃんだけ・・・すっごく気持ちいいこと独り占めするつもりなんでしょ!」
そして、また更に、コルネが反論する。
「そんな・・・独り占めなんて・・・私はただ・・・まだ・・・あなたには早いって言っただけで・・・」
「メーアがお子様なのはわかってるもん!でも・・・してみたくてしょうがないんだもん!」
「あなたねぇ・・・何でもかんでも興味本位でやるんじゃないの!」
・・・・・・・・・・・・・・・
まさに、姉妹喧嘩といわんばかりの口論だった・・・
しかし、二人とも楽しそうだ・・・
僕が知らない、コルネのもうひとつの顔・・・少し、大人っぽく見えたコルネだったが・・・
・・・こういう口げんかをしている限り・・・まだまだ子供だな・・・
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・・・結局・・・この後二人は、僕が、止めに入るまで口げんかを続けていた・・・
「やれやれ・・・やっと静かになったか・・・」
僕とコルネとメーアちゃん・・・僕たち3人で今日は寝ることにする・・・
無論、さっきの行為の時と同じ裸のままで・・・僕を中心に右にコルネが、左にメーアちゃんが抱きつくような形で川の字になって眠っていた・・・
とはいえ・・・コルネの胸は僕の身体を覆い、メーアのところまで届いていた。
無論、僕はコルネのもう片方の乳房に身体を預けたまま眠りにつく・・・
なお、翌朝、僕とメーアちゃんの二人で、コルネの母乳を飲んだのは言うまでもない・・・
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こうして・・・何とか、最悪の事態だけは避けたのだが・・・僕らの生活は更に賑やかになりそうだった・・・
だが・・・メーアちゃんをめぐる問題はまだ・・・完全に解決したわけではなかった・・・
そして・・・彼女の心が壊れてしまう、危険因子はまだまだ隠されていることにも・・・
そのとき・・・僕は再び大きな賭けに出るのかもしれない・・・
つづく