夏穂です。

唯一のモノクロ。

もともと12枚のイラストは白黒絵で公表するつもりだったのでむしろこれが正常。

わりとおとなしめの大きさです。

体とのバランス考えるとこれくらいもいいサイズかと。

ちなみに当時彼女のこと高校もしくは中学生だと思っていた。

まさか○学生だったとは・・・ 。

描き分け位してくれ、天○さんー。(笑)

製作は00年11月。

 

ステンドRさんからSSいただきました。

 

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どうしよう・・・もう隠しきれないよ。そろそろ明かさなきゃダメかなぁ。

 いつかはバレちゃうんだし・・・でもやっぱりはずかしいよぉ〜!

 この前、咲耶ちゃんに初めてのブラジャーを選んでもらったの。

 咲耶ちゃんてば、

「初ブラでEカップとはやるわね。いくら私でも小五でここまで大きかったかしら・・・

 でも花穂ちゃん、もう少し大人になるまでこの胸、悪用しちゃダメよ。

 特にお兄様を誘惑したりしたら、いくら花穂ちゃんでも承知しないんだから!」

 なんて言うんだもん。お店の中でだよ?もうあの時は顔から火が出るかと思っちゃった。

 咲耶ちゃん試着室にも入ってきて、花穂にブラジャーの着け方を教えてくれたんだ。

 でも花穂の胸を「かわい〜い」なんて言って触るの。ブラジャーおごってもらった手前、何も言えなかったけどね。

(ホントはちょっと気持ち良かったけど・・・)

 まあ、それはそれとして・・・

 今、花穂の胸はEカップどころじゃないんだよね。あれから風船みたいにどんどん膨らんじゃって。

 あの日買ってもらったブラなんかじゃもう全然足りないの。二ヶ月くらいしか経ってないのに・・・

 咲耶ちゃんは、

「また何か身体の悩みがあったらいつでも呼んでね!相談に乗るから!」

 って言ってくれたけど、こんな大きな胸、はずかしくて誰にも見せられないの。

(それにあの時の咲耶ちゃん、既に目つきが怖かったし、指先が怪しい動きしてたし・・・)

 初めは春歌ちゃんみたいにさらしを巻いて何とか隠してたけど、すぐに限界が来ちゃった。

 それからは大っきなサイズのランニングをブラの代わりにしてきたけど、

 おかげでお小遣いに大ダメージ・・・あうぅ、もう嫌だよ〜こんな胸。

 花壇のお手入れするときだって、しゃがむと膝が胸を持ち上げて、前が見えなくなっちゃうもん。

 せめてこれ以上は大きくならないで欲しいんだけど・・・今でも日に日にどんどん膨らんじゃってるの。

 このままいくと花穂、チアリーディング部続けられなくなっちゃうかも。

 ああ〜、お兄ちゃまに見捨てられたらどうしよう〜!

 

 だめだめ!花穂、自分の胸なんだから嫌いになっちゃダメだよね。

 大っきいことを前向きに受け止めるの!え〜と・・・

 あっ、花穂よく転ぶからクッションになっていいかもしんない。

 ・・・ってそれだけ?

 とりあえず目の前の問題はこれ。

 新しいユニフォームの注文票。サイズを記入して明日提出しなきゃいけないんだ。

 どうしよう・・・今までのサイズに胸をムリヤリ押し込めると、どうしても呼吸が苦しくなっちゃうよぅ。

 かと言って本当のサイズで臨んだら、目の前でバトン回すのとか、胸が邪魔で出来ないし。

 それに胸を本来の大きさに開放して跳んだりはねたりしたら、

 思いっきり揺れが目立っちゃうんだろうなぁ・・・ダメぇ!やっぱりはずかしぃ〜!

 ここで皆に明かすか、それとも隠し通すか・・・はぁ、どっちにしろ花穂の胸は変わらないんだよね。

 はっ、もしかしてもうとっくにバレちゃってたりして・・・だとしたら、もう隠す必要もないんだよね?

 うん!冷静に考えて、花穂。

 皆には「太った」って言ってごまかしてきたけど、

(花穂、ウソついてないよね。だって実際、胸が「太って」るんだし)

 だけどそんなの信じるかな?ふつう。

 上半身の、それもお腹の辺りだけこんなに太る人なんていないもんね。しかも前方にだけ。

 普通は脚とか顔もぽっちゃりしてくるはずだよね。

 ・・・・・・な〜んだ!もうとっくにバレちゃってたんだぁ!

 そうだよね、こんな太り方病気でもない限り・・・

 はわっっ!「病気」!?

 ど、どうしよぅ〜!皆に病気だと思われて余計な心配かけてたら・・・

 そうだよ!皆が今まで花穂の体型のこと何も言わないでいてくれたのは、気遣って遠慮してくれたからなんだ!

 ま、マズいよ!なんとかして誤解を解かなきゃ!

 特にお兄ちゃまにまで心配かけてたら・・・うわぁ〜もう最悪だよぅ。

 早くお兄ちゃまを安心させてあげなきゃ!花穂の胸を見せて「これは成長しただけだからね」って。

 えっ?

 かあぁぁぁっ・・・

 む、「胸を見せる」って、お兄ちゃまに・・・そんなぁ〜!

「チェキーーー!」

「うゎっ!?・・・四葉ちゃん!」

 びっくり!振り向くとベランダでカメラを構えた四葉ちゃんが窓に貼りついてたの。

「くふふ、隠し事は良くないデスよ〜。花穂チャマ自身にとっても何もメリットないデス」 

 ど、どうしよう!花穂の秘密がバレちゃった。よりにもよって四葉ちゃんに!

「と、とりあえず中に入って」

「それじゃ、お邪魔しますデス。おお〜間近で見るとすんっごい迫力デスね〜!」

 何とかして四葉ちゃんに黙っててもらわなきゃ。(でもそんなの四葉ちゃんの体質が堪えられるかなぁ?)

「四葉のチェキによれば、ズバリ花穂チャマの現在のバストは175センチ。

 それも日に2、3センチのスピードで成長中デスね!」

「えっ!?」

 そこまで事細かにチェキしてたなんて・・・今まで全然気付かなかった花穂って、やっぱりちょっと鈍いのかな?

「ど〜れどれ、触り心地もチェキしてみなければ。こればかりは遠くから見てるだけじゃ確認できません!」

「四葉ちゃん!や、やめてよぉ・・・」

 あ、でも・・・やっぱりちょっと気持ちいい・・・

「あぁ〜〜〜とっても柔らかデス。ぴっちぴちでスベスベのお肌はさすが小学生デスね!」

「うんっ・・・んっ」 

「くふふ、この事を知ったらきっと兄チャマも大喜びデスね・・・」

「いゃ、やめて!それだけはっ!」

 たまらなくて花穂、夜中なのに大声出しちゃった。

「キーーーーン!!み、耳が・・・あれ?もしかして花穂チャマ知らないのデスか?」

「な・・・グスン・・・何を?」

 花穂、その時は四葉ちゃんが意地悪してるんだと思って半べそかいちゃってたの。

「兄チャマは大きな胸がお好みなのデス!これは確かなスジの情報デスよ。四葉が自信を持って断言します!」

「え・・・?」

 花穂、ドキッとしちゃった。

「ほ、ほんと?それ」

「もっちろん!それを裏付ける証拠物件もチャマの部屋から発見されているのデス!」

 そしたらね、だんだん嬉しくなってきちゃったの。

 だって、もしも他の皆にはこの胸を変に思われても、お兄ちゃまさえ喜んでくれれば・・・

 あ、でもそうなったら咲耶ちゃんが怖いかも。

「第二次性徴期特有の悩みを抱えつつ一途にガンバる花穂チャマの姿、健気デシた・・・涙を誘いました・・・

 四葉は心打たれました・・・そして何度も襲いたくなりました・・・」

 えっ?ってことは四葉ちゃんかなり前から?

「でも、いいかげん見ていてじれったいのデス!四葉がカミングアウトの契機を作ってあげるのデス!」

「ええっ!?い、いいの!四葉ちゃん、お願いだから何もしないで!」

「ノーノー、姉妹同士で遠慮なんて水くさいデスよ!」

 次の日、花穂の必死の説得もむなしく、四葉ちゃんは学校中に号外をばらまいてくれました。

 放課後それを見付けた花穂は、急いで四葉ちゃんを捜したの。皆の視線を浴びながら学校中を・・・

 そしてやっと見付けた!

 四葉ちゃんは校門前で『花穂チャマのおっぱい実物大風船』を下校する低学年の子達に配っていました。

「はいっ、ヒナチャマもど〜ぞ」

「うわーいっ!四葉おねえたまありがとー」

 その数十メートル先では中等部、高等部のお兄さん達が、お菓子で風船を買収していました。

「ねえ君、その風船・・・ビスケットと交換しない?」

「うわぁ、亞里亞、お菓子の方が好きです」

「やめてよぅ、四葉ちゃん!花穂、はずかしいよぉ!」

「あっ花穂チャマ、喜ぶデス。今晩7時(ゴールデンタイム)から感動と興奮のドキュメンタリー、

 『胸に秘めた悩み・・・巨乳小学生・花穂の決断!』を放送するデスよ!」

「はっ!?」

「くふふ、編集作業で昨日は朝まで眠れませんデシた・・・ちなみに前代未聞のオールチャンネル放送!

 鈴凛チャマが全ての局を電波ジャックしてくれるのデスよ!お楽しみに〜」

 がーーーーーん!

 花穂思ったの。「もう後戻りはできない」って。

 ガヤガヤ・・・

「あれっ、なんだか向こうにも人だかりが?」

「ああ、調理室の方デスね。白雪チャマが『特大!花穂チャマのおっぱいプリン』の試食会を・・・」

 がびーーーーーん!!!

 花穂、ここまできたらもうショックが上回っておかしくなってきちゃった。

「うふ・・・あはははは!」

「そうそう。やっぱり花穂チャマはいつでも明るくなきゃ、らしくないデスよ!」 

 うん!四葉ちゃんの言う通りだね。今はもう胸のことなんてどうでもよくなっちゃった。

 そう、お兄ちゃまを応援するのが花穂の役目だもん!

 花穂がいつまでも悩んでたら応援なんかできないよね。

 四葉ちゃんありがとう!もうだいじょうぶ。花穂の悩みはふっ飛んじゃったよ!

 よ〜し、それじゃユニフォームの注文票、提出してこなくっちゃ。もちろんありのままのサイズでね!

「あ、姉上様、何を?」

「わかって、鞠絵ちゃん!今夜はお兄様にテレビを見せるわけにはいかないの。

 お兄様の心を・・・傾けてしまうから・・・」

 大破したテレビの前で鉄バットを握り締める咲耶。

「?」

「あ〜あ、アネキってば大人気ない・・・」

 陰から見ていた鈴凛は、咲耶に見付からぬようにこっそりと自室に戻るのだった。

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