森の中を一人の女がマントをなびかせながら森を歩いている。

彼女の名はジャンヌ,女でだてらにハンタ−をやっている。 整った顔立ちで褐色の肌に紅い瞳が印象的だ。

青みがかった黒髪は動きやすいようにポニ−テ−ルにされている。

体は筋肉はついているがやはり女性的なふっくらとしたラインを持っており,ムチムチとした太もも,小さくともキュッとしまったヒップ,細いウエストにビキニタイプの紅いライトア−マ−を身にまとっている。

しかし,最も印象的なのは歩く動きに合わせてプルンップルンッと揺れ,ア−マ−の押さえを今にも乗り越えそうなハンドボ−ル大の柔らかそうな胸だ。

 森に囲まれた青い屋根の小さな家。それがジャンヌ達の隠れ家だ。そう達の・・・。

「ただいま」

 しかし,返事はない。

「お〜い,帰ったよ〜」

やっと,一人の少女が出てきた。透き通るような白い肌,髪と同じ色の薄緑色の瞳,顔はまだあどけない。そして,ツンと尖った耳,そうエルフだ。

しかし,その少女の体には不釣り合いな巨大な二つの果実が満々と実っている。胸は惜しげもなくはだけていて,ヘソをも覆い隠しそうだ。

満面の笑みを浮かべてのんびりとジャンヌを迎えている。

「あ〜おかえり〜ジャンヌ〜」

「あのさ〜チェリ−。あんた,また膨乳の研究してたの?」

「そう!でも,8センチくらいしか膨らんでないの〜」

残念そうにそう言って,ブルンッブルンッと揺らしてみせる。互いの乳房がぶつかり合い柔らかく変形する。それを見て,ジャンヌは溜息をつきながら。

「で,いくつなの?」

「3メ−トル42」  

そう言って,今度はその巨大な乳房を寄せて持ち上げる。もの凄い重量感と圧迫感をかもし出す。チェリ−の前ではジャンヌの95センチのバストも小さく見えてしまう。

「あと,家ではマジックブラと服をつけなさい」

「え〜,だってあれ着けるとオッパイ大きくなるの邪魔しそうじゃない?」

そう言ってチェリ−は両側から胸を抱きかかえるようにする。可愛らしい両腕は巨大な胸を完全に抱くことはできないが,深い深い谷間を作っている。

ちなみにマジックブラというのはいわゆる乳房の大きさをブラのサイズに納めるというものだ。

「屁理屈こねない。あんたこの間,その格好で玄関に出たせいであたいがどんなに恥ずかしい思いをしたことか!?」

「でも,あの郵便屋さん幸せそうだったよ」

「そりゃあ・・・」

そこでジャンヌは言葉に詰まる。只でさえ,可愛らしい少女が顔より巨大な乳房を丸出しで出迎えるのだ。鼻血を吹き出して倒れるのも無理はない。

「ジャンヌだって,そんなのしてて苦しいでしょ?」

そう言って,チェリ−はジャンヌのア−マ−のブラを取り外そうとする。その時,ジャンヌがその手を叩いた。

「とにかく,早く着替えてらっしゃい。じゃないと晩御飯抜きよ・・・」

「は〜い」

そう言って,チェリ−は着替えのため二階へと上っていった。

 

ジャンヌの隠れ家から白い煙が上がっている。今日はジャンヌお得意のシチュ−だ。

「いただきま-す」  

そう言って,チェリ−はシチュ−をぱくつく。今はマジックブラに収まってしまった胸は小さくなっているはずだがそれでも150はありそうだ。

白いシルクのブラウスはキツキツでボタンとボタンの間から白い肉が見えている。今にもボタンが弾け飛びそうだ。

胸の上にはナプキンがのっているのだが,広大な表面積を持つ胸を三分の一も覆えていない。

「おいしい?」

「うんっ」

ジャンヌはまるで母親のような優しい目でチェリ−がシチュ−を食べるのを見て,ゆっくりと食べはじめた。

しばらくして・・・

「そういや,チェリ−って魔法はどれくらい使えるようになったの?」

「きふぉんはひほほうり(基本は一通り)」

チェリ−はシチュ−を食べながら答える。

「ど〜して?」

「今度の仕事をちょっと手伝って欲しいんだけど・・・」

ジャンヌはチェリ−を仕事のパ−トナ−として認めてはいるが,一つ困ったことがある。

「じゃあ,膨乳の研究してもいいんだ」  

チェリ−は目を輝かせ,テ−ブルに身を乗り出す。テ−ブルと体に挟まれた胸は逃げ場を無くし,柔らかく変形しブラウスのボタンが勢いよく弾け飛んで,ジャンヌの顔に直撃した・・・

「あ,ごめ〜ん。大丈夫?」  

チェリ−の呼びかけにジャンヌは反応しない。テ−ブルの下で必死に頭を押さえている。そしてやっと顔を上げた。額が真っ赤になっている。

「痛ッタ−イ。全くそれ以上大きくしてどうすんの?」

「こんなの大きくなるうちにはならないよ〜それに・・・」  

チェリ−はそう言ってジャンヌの胸に視線を送る。

「とにかく,やるの?やらないの?」

「う〜やります〜よ〜」  

渋々,チェリ−は引き受けた。

「で,仕事の内容は〜?」

「誘拐よ」

「ゆ〜かい?」

「そう,今日の未明にガボン町長の双子の娘が誘拐されたわ。犯人はメサビ山のゴブリンの盗賊達らしいわ。仕事は早急に娘を奪還すること。報酬は三千よ」

「三千!?」  

その額の多さにチェリ−は目を丸くしている。

「それだけあったら,どのくらい大きくなるかなぁ〜?」

「おいっ!」  

妄想モ−ドのチェリ−にジャンヌはチョップをかます。

「いった〜い。冗談よ〜でも,そんだけの額なら,身代金でも払っちゃえばいいのに?」

「犯人からは金銭,その他諸々の要求がないのよ」

「変なの,ゴブリンの慰みものにはなってないといいんだけどなぁ」  

普段はポケ〜としているわりには突然恐ろしいことを口にする。ジャンヌはしばし固まり・・・・

「犯されてても生きてればいいんじゃない?」

おいおい・・・

「そうだね〜ロストヴァ〜ジンくらい大したことじゃないしぃ〜」

君たちいざそうなったらそうは言ってられんぞ・・・。

「じゃぁ,作戦は明朝決行よ」

「ほ〜い」  

そう言って,チェリ−が勢いよく手を上げるとブラウスのボタンが吹っ飛び,ジャンヌに直撃した・・・。

 

辺りは未だ闇夜に包まれている,その中茂みの中に影が二つ。 ジャンヌはいつものように紅いライトア−マ−にマント。チェリ−は胸当てとミニスカ−トだけだ。

胸当ての下にはマジックブラを着けているのだが今にもこぼれてしまいそうだ。 チェリ−が眠そうな目を擦りながら

「ふふぁ〜ぁ〜,なんで明け方なのよ。ジャンヌぅ〜」

「明け方は最も注意力が散漫になる時間帯なのよ」  

そう言って,ジャンヌはゴブリン達のアジトを指さす。二人いる歩兵は

「お休み〜むにゃむにゃ」

「おいっ!」

「痛ッ。ふぁ〜,でどうすんの?」

「奴らのアジトは出入り口が二カ所あるわ。チェリ−あなたは片方の入り口を攻撃して,奴らの気を引きつけて」

「ほ〜い」  

ジャンヌは言うやいなやチェリ−はその大きな乳房を揺らしながら,駆けて行った。

「もうっ」  

腰に手を当てながらそう言いながらも,ジャンヌは行動に移った。 勢いよく飛び出したチェリ−の前に二匹のゴブリンが立ちはだかる。

「ブギャ,ビデボベボボ?(何だお前は?)」

「ギョッジャジェドロバ?(道に迷ったのか?」  

そうゴブリン語で話ながらチェリ−に近づく,言葉とは裏腹に顔には下卑た表情が浮かんでいる。

「シャッペロマソンウンゴ(お誘いは嬉しいのですけど・・・)」  

チェリ−がゴブリン語を話したことに二匹は警戒したが遅かった。

「サヴァロフゴリンド(先約がありますんで)」  

そう言ってチェリ−はゴブリンの足下に光の玉を投げ込んだ。

ズド−ンッ  

玉の大きさとは裏腹にその威力はゴブリン二匹を吹っ飛ばし気絶させ,5メ−トル程のクレ−タが残った。

「え〜と,誰も殺してないよね。殺すと賞金もらえなくなっちゃうんだよねぇ」  

そこまで言ってチェリ−は首を傾げた。

「私は何するんだっけ?まっいいか」

おいおい・・・ 爆発音と共に目の前のゴブリン二匹が洞窟の奥に駆け込んで行った。

「よし,チェリ−よくやった」  

ジャンヌは心の中で呟いて,洞窟の中に入って行った。 洞窟の中はひんやりとしている。壁をくりぬいた寝床が両側にずらりと並んでいるが,中には誰もいない。

作戦の第一段階は成功のようだ。ジャンヌは慎重に歩みを進めて行く。しばらく進むと,今まで無かった立派な鉄の扉が付いている。

ジャンヌはそっと,扉を開くと・・・  殺風景な洞窟とは思えないような空間が広がっていた。一面が白い壁になっており,床には絨毯が敷かれている。

そして,部屋の真ん中にはいわゆるお姫様ベットという奴がある。ジャンヌはそっとベットの中をのぞき込む。顔は全く一緒の10才くらいの少女が二人,静かな寝息を立てている。

ジャンヌは懐の手配書と見比べる・・・。間違いない。その時,片方が目を覚ました!ジャンヌを見て,声を上げそうになる少女の口を押さえ

「私たちは味方よ。あなた達を助けに来たの」  

少女の顔から恐怖が消えたのを確認すると,そっと手を離した。

「助けに?」  

ジャンヌは頷き,隣の子を起こすように指示する。

「起きて,マリ−ちゃん」  

そう言って,隣の子を揺すって起こす。起きた少女は初め怯えを見せたが,姉妹の説明を聞いて落ち着く。  ジャンヌが付いて来るように合図すると,姉妹はゆっくりと付いてくる。

ジャンヌが扉を開けようとした瞬間,ジャンヌ達の背後に巨大な影が・・・ いち早く殺気に気づいたジャンヌは姉妹を抱えて,横に飛ぶ!

その頃,チェリ−は・・・・ 飽きていた。ゴブリンは倒しても倒しても,ワラワラと出てくる上に気絶させることしかできないので,戦っている内に起きてしまうのだ。

「あ〜も〜,めんどくさ〜い」  

そう言いながら,光の玉を投げる。決して疲れているわけではないが,単調な作業に飽き飽きしていた。

「そうだっ!」  

何か思いついたのか,魔法を変えて,風の魔法で強風をおこして,ゴブリンを洞窟に追い返すと,洞窟の中に入って行き腰の袋をガサガサとあさり,小さな瓶を取り出した。

「じゃんじゃじゃ〜ん!!チェリ−ちゃんお手製「デカ−ナルブ−ブ」!!効果は見てのお楽しみ」  

そう言って,小瓶の蓋を取り,ゴクゴクと飲み始めた。

「ふうっ」  

飲み終えたが,チェリ−の体に特に変化は・・・あった。チェリ−の体にトクントクンと心臓の脈が速くなり。

「来た来た-!」  

ゴブリン達が注目する中,突然チェリ−の胸当てが弾け飛ぶ。

その下にはマジックブラが着けられているのだが,ぴったりだったブラにみっちりと肉が詰まって・・・いるだけではなく,ブラを乗り越え始めた。

「あっいっけな〜い」  

そう言って,ブラを外す。ダップンと重そうな音を立てて,膝にも届きそうな巨大な乳房が現れた。

そして,どんどん膨らんでいくではないか!!あっという間に地面に着き,地面に合わせて柔らかく変形する。

そして,チェリ−と同じくらいの高さになった辺りでついに,体が浮かび始め,グングンと持ち上がって行く。

あんぐりとゴブリン達が口を開けている間に目の前いっぱいに乳肉が広がり,洞窟を塞いでしまった。

しばらくボ〜ッとしていたゴブリン達は何かを思い出したかのように動きだし,白い壁に攻撃し始めた・・・。が,どんな攻撃も柔らかい乳肉にはじき返され,攻撃を受け付けない。

「あ〜ん,あんまり胸ばっかり攻撃しないで〜感じちゃう〜」

そんなこと言ったって,胸しか見えないんだから・・・。

グワッシャ〜ン!!

巨大な鉄斧が鈍い音を立てて鉄の扉を歪ませ,吹っ飛ばした。その持ち手には人間とは思えない毛深い太い腕がありそのまま,3メ−トルはあろうかという体につながっている。

顔は牛のようなというか牛そのものだった。そう,ミノタウロスだ。

「人間の女が何の用だ?!」  

質問には答えず,子供達に逃げるように指示するが,今ので恐怖のため全く動けない。

「ぶもぉ〜!!!」  

雄叫びを上げながらミノタウロスが斧を振りかぶっている。

「くっそ!」

ガッキイイイン!!!

ミノタウロスの斧はジャンヌの顔の前で止まっている。そう,止まっているのだ。ジャンヌは自分の身長と同じくらいの大剣でミノタウロスの斧を止めたのだ。

「!!!!」  

ジャンヌを除く全員が驚きを隠せない。しかし,ミノタウロスはすぐに気を取り戻し,斧に力を込める。

「むおおおおおおぅぅ!!!!」

「うらぁぁぁぁぁぁ!!!!」  

ミノタウロスの腕に力が込もり太くなる。ジャンヌも血管を浮かび上がらせ体中から汗が噴き出し全身の筋肉を総動員して耐えるが,徐々に押され始める・・・。

耐えかねてジャンヌは力の方向を変えて,斧を手前に打ち落とさせる。その際,ジャンヌの胸の辺りに斧の端がかすった。

「人間の割にはなかなかやるな」  

ジャンヌは相対しながら移動し子供達に被害が及ばない程度離れると答えた。

「その余裕をすぐに砕いてやるよ」  

その時,さっき斧を喰らった辺りのア−マ−のブラの部分に亀裂が走り・・・ ビキビキビキ・・・

「マズイッ」  

ジャンヌが慌てて胸元を押さえたが,遅かった。

ばっちぃぃぃん!!!  

ジャンヌのア−マ−が砕け,胸が怒濤の勢いで溢れだした!!!そう,ジャンヌのア−マ−はマジックブラと同じ構造だったのだ。

ダッブンと褐色の乳房が露わになる。大きさに反して乳首は小さく,ピンク色は褐色の肌に栄える。しかも大きさはチェリ−よりも大きく下腹部辺りまで届き,まるで妊婦のようも見える。

「ほほぉ,こりゃ美味そうだ」  

ミノタウロスは舌なめずりしながら斧を構え,ジャンヌに突進してきた!!!ジャンヌは一度は剣を構えたが,何を思ったのか剣を捨ててしまった。

「ふふふ,諦めたか!!!」

ミノタウロスの斧が振り下ろされた!!!

ポヨンッ  

斧はジャンヌを真っ二つにすることなく,その巨大な双球に挟まれてしまった。

「なっ!!!」  

ミノタウロスは驚きながらも斧を引き抜こうとするがビクともしない。再び,驚愕が走る!!!その様子を見て,ジャンヌはニヤリとして両側から力を込め始めた。

斧を挟んだ深い胸の谷間からギュッギュッという音がして・・・ ミシミシ・・・・  なんと鉄製の斧にヒビが入った!!!

そして, ばきっっっ!!!  

胸の谷間で鉄斧を砕いてしまった。斧に力を入れていたミノタウロスは急にかかっていた圧力がなくなったためよろけて壁にもたれかかった。

そこを見逃さず,ジャンヌは剣を取り,胸をダッブンダッブンいわせながらミノタウロスに斬りかかる!!!っと,ジャンヌの剣が止まった。なんと,双子がミノタウロスをかばったのだ。

「どうして?」  

ジャンヌの質問も当然だ。それに双子は交互に答える。

「ミノタウロスさんを責めないで!」

「悪いのは私たちなんです」  

突然の告白にジャンヌは状況が飲み込めない。

「実は・・・」

 

その頃チェリ−は・・・

「はぁぁん,ダメッそれ以上は・・・」  

乳房に与えられる想像以上の快感に悶えていた。初めは何ともなかったが、だんだんと快感が走り始めて,今では体もその何十倍もある乳房は汗まみれになっていた。  

その時,一匹のゴブリンがあるものを発見した。

「ギャップリャ,ギィッバヲッジャ(隊長,弱点らしきものを発見しました)」

「ギョバ,メッサリオン(よし,直ちに攻撃に移れ!)」

「ぎゃう゛ぁ!(了解!)」  

ゴブリン達が発見したのは直径三十センチ長さ五十センチ程のチェリ−の乳首だった。

「ぬぅはぁはぁぁぁン」  

チェリ−の体に今までにない電撃のような快感が走り,

「いやん,スッゴイ気持ちイイ!!あ,何か先ッぽから・・・」  

ゴブリン達が攻撃し始めてから,初めての反応が現れた。何と乳首から白い粘り気のある白い液体が出始めた。

「あっはんん!!母乳が出てる?」  

乳首がビクビクと痙攣し始め・・・

「あぁ,もうイクゥゥゥゥ!!!」  

ドバァ・・・・  

遂に乳首から母乳が噴き出した!!!母乳の濁流はゴブリン達を呑み込み,ジャンヌ達の部屋に迫る!!!

「あぁぁぁん!!気持ちイイィィィィィッッッッッ!!!」

 

「・・・・・」  

ジャンヌは双子の説明の説明を聞いて,固まってしまった。そして,最初の一声は 「あほらし」

そう言って,がっくしと肩を落とした。それに合わせ,その巨大な乳房がユサユサと揺れた。その時,鉄の扉がバンッと開かれ慌てた様子のゴブリンが現れた。

「グワァンバ,ゴルベッゾホッット!!(親方,大変です!!)」

「ギャッパスウギ!?(一体どうした!?)」  

ゴブリンが答えようとする前に,開かれた扉から怒濤の勢いでチェリ−の母乳が流れ込み,ジャンヌ達は声を発する間もなく飲み込まれてしまった。

「ん・・・」  

双子の一人マリ−が目を覚ました。何か暖かくて柔らかいモノの上に乗っている,フワフワした感じがする。しかし,足元は心許なく,ス−ス−している。

「あたし,死んじゃったのかな・・・?こんな悪戯しなけりゃよかったなぁ」  

そんなことを考えていると,何か指に触れる感じがして声がする。

「マリ−ちゃん,何処にいるの?」

「ミリ−ちゃん!?あたしここにいるよ!」  

そう言ってマリ−が動くと,突然光が射し込んだ。目に手を当てながら,ミリ−を探そうと辺りを見回す。ミリ−すぐ隣にいた。互いを認め,抱きしめ合う。

「ミリ−良かった」

「私もよ,マリ−ちゃん,でもここは?」  

二人は辺りを見回す。辺りは甘い匂いが漂い,白い水たまりとゴブリン達が所々に倒れている。匂いが妙にキツイと思ったら,水たまりと同じ液体でびしょびしょになっている。

そして,下を見てさらに驚いた。なんとジャンヌが下で眠っているではないか。そう,ジャンヌはとっさに二人を胸の谷間に押し込み,上半身だけでも守ったのだ。

しかし,当のジャンヌはピクリとも動かない。

「この人,とっさに私たちを守って・・・」  

二人の目に涙がにじむ。その時洞窟の奥からジャンヌを呼ぶ声がする。

「ジャンヌゥ〜」  

洞窟の奥から現れたのは一段と大きくなった乳房を惜しげもなくユッサンユッサン揺らすチェリ−だった。未だに乳首から母乳が少量ながら流れ出ている。

そして,その後ろから物々しい装備の男達がゾロゾロと現れ,その中のいかにも金持ちっぽい身なりの一人が

「マリ−!!ミリ−!!」

「お父様!!」  

その時,二人の後ろでジャンヌがむっくりとみを起こして辺りを見回す。

「おねぇ様!!!」  

そう言って,双子がジャンヌに飛び付く。ジャンヌは事態が飲み込めないが,金持ちそうな男,つまり今回の依頼主ガボンの町長を見てやっと理解した。

そして,未だに泣く二人をなだめて,町長に近づく。

「初めまして,私ジャンヌと言う者です」

「あぁ,君が娘達を救ってくれた・・・。オホン」  

ジャンヌは町長がこちらを見なのに首を傾げた。そして,やっと盛大に丸出しになっている巨大な乳房に気づく,

「あぁ,すいません」  

そう言って慌ててマントで乳房を隠す。町長の後ろの男達からチッと舌を鳴らす音がする(笑)やっとマントで覆い隠したが,下と上から大部分がはみ出している。

それを知ってか知らずかジャンヌは真剣な表情で町長に話し始めた。

「あのぉ,このようなことは他人が口を挟むことじゃないと思うのですが,一体あの二人にどんな生活をさせてるんですか!?」  

笑顔だった町長の表情が急変する。

「あんたにゃ関係ないことだ!!金はギルドで受け取ってくれ!!さぁ,マリ−,ミリ−おうちに帰ろう」  

町長が二人を迎えようと笑顔を見せるが二人は全く動かず,そして,ジャンヌの足下に寄り添ってしまった。ジャンヌは初め驚いたがそれ以上に驚いていたのは町長だ。

もの凄い形相で喋りだした。

「何故だ,何故私の元に帰って来ないのだ?!貴様一体娘達に何をしたぁ!」  

ジャンヌにつっかるが,ジャンヌは冷静に答える。

「町長,あなたがこの子達を可愛がっているのは分かりますが,一日じゅう部屋に閉じこめておくのはどうかと思います」

「うるさいっ!!お前に何が分かる!!」

「私には分かりませんが,この子達は外で遊びたいがためにこれを計画したのです」

「計画?」  

町長は聞き返す。その時,双子がジャンヌの足下から飛び出し交互にしゃべり出した。

「お父様は私たちを人形と勘違いしています」

「私たちだって,町の子供達と一緒にお外で遊びたかった」

「だから,手紙で知り合った。この農家の皆様に手伝って頂いたんです」  

ひとしきり聞き終えると町長はがっくりと膝を落とし泣き始めた。

 

数日後・・・

「はぁぁ」  

ジャンヌがトボトボと森の中を歩いている。結局,賞金は貰えたのだがチェリ−が破壊してしまったミノタウロス達の洞窟を弁償したため,残ったのは雀の涙ほどだった。

そのため,ジャンヌの胸は大きめの布でギリギリの所で包まれている(マジックブラは作るのにはお金がかかる)が,巨大な乳房のため何度も段差につまずき,日常生活にも支障をきたしている。

「ただいまぁ」

「お帰りなさいませ」 

ジャンヌが扉を開けると,メイドの姿をした小さな女の子が二人おじぎをしている。

「マリ−,ミリ−。あんた達なんでここにいるの?」  

そうおじぎをしているのはあの双子だった。

「お父様が許可してくれたんですの」

「もう,お前たちは自由にしていいよって」

「なんで?」  

ジャンヌの問いに二人は頬を赤らめ同時に答えた。

「実は・・・この間の事件の時,ジャンヌお姉さまのことが好きになっちゃいました!!」

「はっ?」

「これからは一緒に暮らせますわね。ジャンヌお姉さま!!」  

そう言って,二人はジャンヌに飛び付き三人揃って倒れた。ジャンヌはこの先のことを思って頭痛がしてきた・・・。