過去の更新週記

12月25日(SUN)鶴光師匠
22日、会社帰りに立ち寄った料理屋さんで付いていたテレビで、「クイズ!日本語王 」というのをぼーっと見てました。
ゲストの笑福亭鶴光さんがいい味を出していて、いちゃいちゃ、が、京都では物が接近している様子全般を示す言葉なのだというようなことを、
厭味のかけらもなくさらりと言った後で、「ただのえろオヤジやありまへんで〜」と笑いを取ってる様子が、なんだか微笑ましかったです。
バリバリの現役でオールナイトニッポンをやってらした頃より、アクの抜けた現在の師匠の方が好きかも。
EXTROも早くこういう境地に達したいものだなあと思います。齢の取り方は人それぞれではありますけど。

12月11日(SUN)完璧なゲーム
このところ、コンピュータ上で遊ぶボードゲームの設計をしているEXTROです。
で、とりあえず2つほど企画書のレベルで書き上げて、そのうちのひとつは、対人プレイに限定すればカードだけで遊べるというシロモノ。
なので、代用カードを使って作ってみました。チョコフロンティア(開発中のコードネーム)以来
2作目のオリジナルボードゲームですヽ(´▽`)ノ
これは、イロイロな観点から、完璧なゲームでありました。
ゲーム自体は、オリジナリティのない私のこと、旧来からあるカードゲームのバリエーションです。
源流をたどれば、トランプの「戦争」ゲーム。
ボードゲームに詳しい方なら、ああ、あれとこれの要素をこういうふうにまとめたのね、と、
すぐに思い当たるだろうと思います。
それがなぜ完璧かというと、ひとつには、ゲーム内容が非常にシンプルであること、
プレイヤーの選ぶことの出来る内容はごくわずかで、しかし、それぞれについては他のプレイヤーとの読み合いが基本にあるため、
それほど単純ではありません。読みすぎると逆にはまってしまうし、読みきったからと言って自分のハンドの都合でそうそううまく対応できるとも限らない、
かと思えば明らかに弱いハンドにも関わらず、うまく他のプレイヤー間の争いの漁夫の利を得て得点することもあったりで、
簡単な選択が非常に深みを持ってくるのです。
そして、それがCPUのアルゴリズムを作りやすいようにルール化されている点が、このゲームの密かな売り。
これは、先のRPGで敵のアルゴリズムを作る際に使った手法の応用なのですが、
基本はそこそこ練りこまれた、たったひとつの評価関数。これに、CPUプレイヤー用の個性化データを通すことで、
それぞれが全く違ったプレイをとることになります。バグを出しにくいという点でもこれは悪くないです。
これに、上級者タイプのCPUプレイヤーには、完璧な「カウンティング」能力を与えます。その気になれば誰にでもできることですが、
要するに他のプレイヤーの行った行動(プレイした手札)を記憶しておいて、そこから、確率的に相手のハンドを推理する、という能力です。
確率的に推理、というのがミソで、この推理の基準は人間にはなかなか推し量りにくいものです。
これによって、CPUプレイヤーは一切のズルをすることなく、そこそこ以上に強い対戦相手となってくれるという寸法です。
自分のゲームの青写真でこんなにコーフン(*゚∀゚)=3 できるのはいかがなものかと思うのですが、
ともあれ、自信たっぷりに、このゲームのカード版を、S宮君ともう一人の企画の人相手に試してみました(正式版は4人固定)。
ルールが分かりやすいのは簡単に確認、プレイのキモみたいなものも、ゲームにあまりなれていない企画君にもすぐに伝わってこれもクリア。
だけど、終わってみて参加者は一様に「‥‥」。
なんというか、手札の状況によってはとりうる可能性がけっこー多くて、それを他の対戦者の分まで考えるとなにがなんだか分からない状態になって、
結局、自分の利害だけでプレイしてしまって、読み合いの妙が生きてこない、そんな状況だったのです。
CPUのアルゴリズムではこれらはすべて期待値の行動に収束するため、その幅の広さは気にならなかったというヲチ。
プレイヤーがCPUになって初めて実現する完璧だったという訳です。あーあ。
まあ、脳内の完璧なんてこんなもの、という良い見本ですね。ですが、これを足がかりに、
今度は選択肢をより減らす方向にチューニングして、そこから再びプレイ回数や得点などを練り直して、
次は、もっと面白くできるかも知れません。第一回のテストプレイの結果はちょっとがっかりでしたけど、
次こそは! きっと!

12月4日(SUN)大掃除
週末毎に少しづつ大掃除を始めているEXTROです。
とりあえずカーテンの洗濯、風呂、台所のシンク周りとコンロ周りあたりを片付けました。
コンロ周りの油汚れは、結局洗剤とお湯でゴシゴシやってなんとか。でも、これやるたび、
スチームクリーナーとか欲しくなって困ります。でも年に一度くらいしか使わないしなあ‥‥。
水周りも、mixiの知り合いの日記を読んでいたら、
水周りの掃除は毎日やった方が結局楽なことを息子に仕込んでからでないと死ねないとかあって、
年に一回とかだからこんなに苦労するのかなあと諭されたりしました。
ウチの母も掃除はまとめて派で、
たいていのことは母を反面教師として育った私はタイプ的にも全然似ていないのですけど、
ここだけは似てしまったんですよねー。血は関係ない、と思いたいーー。
掃除のつもりはなかったのですけど、カードゲームを作るための代用カードを探していて、
ベッドの下(ここにMTGのカードなんかをしまいこんでいる)の掃除が出来てしまったので、
あとは換気扇と窓の拭き掃除、くらいかな。早々に終えて、平和な年の瀬を過ごしたいものです。

11月28日(MON)せめてその名を刻もう
河出の奇想コレクションのおかげで、スタージョン、
ディヴィッドスンらの短編が読めて、今年は非常に実りある読書ライフでした。
ところでこの二人、これだけ凄い作家(世界的に有名な賞の受賞作が幾つもある)にも関わらず、
食べるために職を転々としてみたり、少なくとも執筆活動だけでは暮らしてゆくことが出来ず、
雑誌編集などの仕事に携わったり(というかそちらが本職)しているという事実があります。
特にSF作家というジャンル小説に特有な現象かもしれませんが、
文筆業者の現実を垣間見たような、そんな気がします。
あるいは、儲けるタイプの作家さんと、傑作を残すタイプの作家さんは、
基本的に一致しないのかも知れませんね。
おそらく、好きなものを書いて、傑作をモノにしたとしても、
それだけで食べていけるということはない、ということなのでしょう。
それを武器に、お金儲けも考えられる人でないと。
そういう道を選ばなかった、選べなかったことまでは、
一介の読者がどうこう言う問題ではないことでしょうから、
より多くの作品を書く機会に恵まれなかったことを悔やみつつ、
せめて、その名を、作品を、心に刻んでおこうと思います。

11月6日(SUN)フレッシュネスバーガー行って来ました
いろんな飲食店が入ってはつぶれる
ドンキホーテ北池袋店
の飲食店テナントに、
フレッシュネスバーガー
が入ったので行ってみました。
なんというか、もっとこー、新鮮野菜たっぷりーーー、ってのを期待してたんですけど、ちょっと違う感じ。
一応、作りたてを出しますってのが売りな訳ですねー。
モスバーガーと違うのは、具、これはたしかに熱々なんですけど、注文受けてから焼いたり揚げたりではなく、
急いで温め直して、パリっとしたレタスやトマトと合体させて完成させているって感じでした。
だから、マックやロッテリアのようにすぐには出てこないけど、モスほどには待たされない、みたいな。
味は、熱々なせいもあって割と美味しかったです。それより! コーヒーをダブルで頼んだら、
陶器製のビアマグのような巨大なマグに、コーヒーがたっぷりはいって出てきてこれが一番のごちそうでした(^▽^)/
並みのコーヒーカップ4−5杯ぶんは楽にあったと思います。
試したのチーズバーガーとベーコンエッグサンドだけなんですけど、テリヤキチキンやフィッシュバーガー、あと、
スパムサンドというのもあったので、また行こうと思います。てか超近いし(o^-')b スパムミート、
おなじドンキの食品売り場でも扱ってるんですけど、買って来ても使い道に悩みそうなんですよねー。
下手な料理に使って、せっかくの料理だいなしにしたくないし‥‥とか(^^ゞ
それより、開店直後の割に客が少ないことに一抹の不安を感じますが‥‥。

11月3日(THU)ウェブ日記について
■女子高生がブログ 校長「学校にタリウムない」 母殺害未遂 (その他)
ちょっと話題になったニュースですが、毒殺の方ではなく、「ブログ」の公の認識についてちょっとネタにしたかったので引用。
日記形式の簡易ウェブページな訳なのですねー‥‥。
これが本来の定義とは違ってて、という話は以前したと思います。
まあ、古い人間が戦犯やホームページという単語の誤用にめくじらを立てていると理解してください。
で、今回は「日記」について。
ウェブにおいてはほぼ「ブログ」と同じように使われているものですが、こちらも、
本来の「日記」とはかなり趣きが異なっているものかと思われます。
そもそも、日記は不特定多数に公開する前提では書かれないものですし(例外はありましょうけど)、
一方ウェブ日記は少なくとも何人かには公開する前提で書かれるもので、それゆえ、
書き手には往々にして読み手を楽しませる、という義務感が生じるものです。
ブログサービスやSNSサービスによって手軽にウェブ日記が書けるようになった一方、
日記だから原則毎日書くものである、
ウェブに公開するものだから読み手を楽しませなくてはならない
(しかもコメント機能などによって読み手の反応もなまじ見えてしまうため、その傾向は強まっている)、
こういう2つの、文章を書くプロでも少々持て余すような難題を背負い込む人も少なからずいるのではないでしょうか。
ちなみに、
■ブログで自滅する人々(第1回)〜ブログで「祭られる」人々 (その他)
自己顕示欲ゆえと一太刀に切り捨てることはもちろん可能でしょうけど、これも、ある意味、
過剰なサービス精神が招いてしまったような気もします。
結論は凄く簡単で、
「お金もらって仕事としてやってる訳でなし、無理してまでやることじゃない」
なんですけど、これだと、趣味の活動自体を全否定しているように受け取られがちですよね。
ではどう言うといいかなあ、ええと‥‥
「読み手は、有料のコンテンツのようなサービスを期待している訳じゃない」
あー、ということは、
「ウェブ上の公開されているコンテンツは、等身大で双方向な交流が出来る場となりうる、
だからこそそこに有料サービスのようなもてなしを期待するのは間違っている」
「よって、ウェブコンテンツの作者は、来客を過剰にもてなす必要はない。
ただウェブ上に公開しているのだということを忘れなければ」
こんな風に言い換えることも可能でしょうか。
いつものごとく、書きながら考え、読み返しながらまとめた文章なので、矛盾やほころびがあっても、
あまり深く気にしないでください。信念としているようなことは、たぶんないと思います。
でもって、相当堅苦しい書き方になってしまいましたので(悪いクセです‥‥)、
最後に、砕けた調子で言い換えてみます。
「好き勝手に書いています。好きなように読んで、思うところがあればコメントいただけると幸いです」

10月16日(SUN)思い出スタージョン
学生の頃、サークルでシオドア・スタージョン「人間以上」の読書会をやりました。
新入生でスタージョンを呼んだのはそれが初めてだった当時の私には、正直、良く分からない話でした。
同じような思いをした同級生はいるもので、
「ホモ・ゲシュタルト? でも集合意識としての自覚が目覚めたとして、それでどうなるの?」
そんな感想を読書会の場で持ち込んだところ、
「やっぱせっかく集まったんだから、合体して悪を討つとかしないと物足りない?w」
SFに詳しい、というか要するにSFヲタクな先輩にこうからかわれて、
発言した当人は何かを言いかけたまま、それ以降は何も言えなくなってしまいました。
聞いてた私も、他の何人かも同じようなことを考えていたのか、
一部の同じ新入生でも入学前からディープなSFファンだった1−2人を除いてはもう何かを口にするいうことができなくなって、
なんとも盛り上がらない読者会になったものでした。
ヲタクというのは残酷なもので、この先輩(後に教師になる訳ですが)にしても、
そんな意地悪なタイプとかでは全然なかったのですし、悪気があっての発言ということでもなかったでしょう。
ただ自分の得意フィールドで無知な者の発言には一言言わないと気がすまない、ということなのだと思います。
それは分かるんですが、ただ、言われた方の身には結構トラウマになるもので、当時からスタージョンの作品は入手が難しいということもあって、
その後、他の好きな作家たちが決まり文句のように「影響を受けた作家」として名を挙げるスタージョンでありながら、
当人の作品はずっと読まず仕舞い、ということが長らく続きました。
それが最近になって、本国アメリカでもスタージョンの短編全集が刊行されることとなり、それに触発されてか、
日本でも各社からオリジナルアンソロジーが編まれることとなって、こうなるともう、読まないではいられません。
正直に言えば、馬齢を重ねた今であっても、やっぱり難解でどこが面白いのか理解に苦しむものも少なからず、あります。
それでも、1割どころか半分近くは、まさしく珠玉という言葉が似合う傑作ぞろい。
しかも、お涙頂戴の大嫌いな、私の固いガードをやすやすとかいくぐってその情感を揺さぶるのだからたまりません。
何度目かの再読にも関わらず、ファミレスで涙が出てきて困ったこともあります。
紆余曲折を経ての出会いと言うことになるのでしょうか。でも、いま、こうしてスタージョンの短編を読めることを、
とても幸せなことだと思う秋の夜長です。

10月10日(MON)ログイン障害
雨の体育の日は昼間の間、POLがログイン障害で入れなかったそうで。まあ、外出していてExtroは関係なかった訳ですけど、
ネットで見てみたら、中にずっといた人、1000-1500人くらいは快適に遊べていたり、
NMだの素材狩りだのがライバル少なで「うまうま」だったり、
でもちょっと何かするにも倉庫落ちすると戻れない危険があるかもで行動が制限されたり
(実際にはPOLまで行っていれば平気だったようですが)、
当然ネットでは障害を受けている人が暇つぶしに書き込んでいる訳で、怨嗟の声が続々と(^^ゞ 。
障害そのものに怒る人は多くなくても、こういう不平等感にはたぶん、必要以上に攻撃的になるんじゃないかなあとか思いました。
強制的に全員落とした方が(当然戦闘中のキャラとかは死んだりする訳でここで苦情は殺到するでしょうけど)、
内にこもる怨嗟は薄くなると思うんですけど、まあ、技術屋のプライド的にそんなことはしないでしょうね。
動いているものをわざわざ停止させるなんて。
こういう事態のときの対応についても、ネットゲームの進歩に併せて
(ハードや映像処理の進歩とはちょっと違う方向性の進歩です)、もっと良くなっていかなくてはと思います。
どれだけがんばったところで、不備に対する不満しか寄せられない報われない部分ではありますけど‥‥。
このへん、なんか政治みたいだなあとか思いました。

10月2日(SUN)戯れに文章は書かじ
ゲーム日記で長々と現在のオンラインゲームについて書いてきまして、無責任に批判するだけでなく、
じゃあ、自分だったらどういうデザインをするだろうか? みたいなことをしばらく考えていました。
顔に似合わず、過激で強烈な刺激の伴う中毒性の強いバトルを作るしか能のない人間と思われているわたくしでございますが、
というか実際、自分がそういうのを好きなのでこれまたどうしようもないんですけど、
ちょっと違った土俵で勝負することになるかも知れません。
幸い、現在私が所属している部署というのが、直接ゲームとは関係のない仕事をしている部署で、
会社的には、これまで会社が手をつけていなかったジャンルで金儲けできるならなんでもあり、みたいな部署。
窓際感がぷんぷん漂ってくるところでもありますが、逆に言えば、
そのポジションを活かせばウチの会社のカラーではないジャンルのゲームも作ることが出来るという訳で、
この隙に、企画を進められるところまで進めてしまろうと目論んでいる次第です。
絵に描いた餅でも構いませんが、誰が見てもおいしそうに描けるといいなあと思います。
ウチの社長とか。

9月25日(SUN)休暇
3連休2回の間に3日間の夏休みをいただきまして。
実家に帰ったり知り合いの家に押しかけたりしてましたけど、まあ、特になにをするでもなく、
本読んでゲームしてといういつもの生活を送っておりました。
お仕事日記の方に割と真面目に書いたネットゲームのダークサイドに関する考察は、全5回の予定です。
というか4回まで書いたので、次、まとめます。

9月18日(SUN)歴史に学ぶということ
休暇をいいことに、日がなゲームしたり本読んだりでだらだらすごしているEXTROです。
待望のローマ人の物語(文庫版)4冊も残り2冊となってしまいました。ああもったいない‥‥。
旅行に持っていくのはやめようかな‥‥。というかそれまで保つのか?(^^ゞ
そこで思うことがひとつ。先の選挙で、相も変わらず「憲法第9条を守る平和国家に」
をマニフェストに挙げていらした政党があったようですが、
この方たちは、「歴史に学ぶ」ということをしないのかなあと思ったりしました。
たまたまローマ人の物語を読んでいるので思っただけのことなのですけど、
素晴らしく平和だった、「パクス・ロマーナ」を成立させた当時世界一の文明国であった最盛期のローマも、
平和の維持には常設軍に拠ってた訳で、
それを如何に少なく抑えるかには苦心していたようですけど、なくそうなどとは誰も考えていません。
外に敵国のいなくなった時期のローマでさえそうだった訳で、
以降、いかなる独立国も、軍隊組織を持たないで成立した国というのはありません。
では日本はどうでしょう? 戦後、軍隊なしで立派に独立国としてやってきた?
いえいえ、現在であれば軍事費では世界で5指にはいる軍事大国ですし、
戦後から自衛隊(海外では日本軍)が成立するまでの間は、
単にアメリカの占領下にあった、独立国でさえなかったっというだけに過ぎないのではないでしょうか。
そして、このローマ人の物語で繰り返し出てくる名句「人は、自分が見たいと思う事実しか見ようとしない」、
そしてそれを最大限に利用して共和制ローマを帝政ローマに変えた初代皇帝アウグスティヌスの政治は、
ふと、自衛隊という存在自体を思わせます。
軍隊ではない、というのは幻に過ぎない訳ですけど、それは今の日本人が、軍隊など持たない平和国家の一員だ、
という事実を欲しているからこそ、そのような幻を与えているのではないだろうか、と。
その幻ゆえにさまざまな矛盾を抱えることになるのは、帝政ローマも自衛隊も同じ。
だけど、それはそもそも、見たいと思う事実しか見ようとしない、ということがそもそも矛盾をはらんでいる訳で、
こういう矛盾を抱えているのは人間社会としてはごく当たり前のことなのだろうなあ、と、思いました。
若くて純粋だった頃には、こんな考えは思いつきもしなかったでしょうねー。
ちなみに、この考え方自体をどうこうという気はありません。
こういうことを考えてしまうというのが、
そのまま歴史に学ぶということなのかなあなどと思って書いてみた次第。
同じく歴史に学んで、憲法第9条を堅守することこそが平和の実現になる、
と考えていらっしゃる方がいたらそれはもう議論をしてみたいと思っています
(まあ、こういう話は自説をぶつけるばかりで議論にならないことが多いですけど‥‥)。

9月11日(SUN)選挙の日
週末は邪教の神殿。最初のダンジョンらしき場所をクリアしました。レベルも全員4に(NPCのおよめさんは5)。
堕ちたパラディンは、寺院で大金を払ったらなんとかレベルが上がるようになりました‥‥(^^ゞ
で、選挙。投票した人はあっさり当選。あと、今回は珍しくネットで最高裁判事の人を調べたりしたのですけど、
意外にもちゃんとした人ばかりで却って驚きました。非の打ち所なく全員○(というか×書かず)。
帰ってから、FFXIで知り合いのミッション手伝いつつ選挙速報をだらだらと。各局いろいろ趣向をこらしてますけど、
テレ東の徳光アナってのはどういう選択? 負けた人に同情して涙してもらうのが狙いかとか思いましたけど、
特になんということもなく。というかあまりテレ東はみなかったなー。
顔ぶれ的にはTBSの一人勝ちっぽかったかも(久米&筑紫)。
悪役の大物の人は、けっこー裏技込みで当選してましたねー。田中真紀子さん然り、鈴木宗男さん然り、亀井静香さん然り。
直接レスは付けられませんでしたけど、mixiの知り合いの日記に、亀井さんが一番正しいことを言っている、とかいうレスを付けてた人もいて、
うーん、ものの見方は人それぞれなんだなあとつくづく思ったりしました。
書いたのが知り合いだったら、ナニソレネタ? とかさらっと書いてしまいそう(>_<)

9月4日(SUN)邪悪の精霊の神殿の日々
さて、ここ1週間ちかく邪悪の神殿に入り浸っていたEXTROです。
と言っても、実際にはスタート点となる街の中で大半を過ごして、
そこを拠点に最寄の廃墟に足を伸ばしてかえるや盗賊集団と戦ったくらいですけど(^^ゞ
邪悪の神殿は、未だ話の彼方〜なプレイ10時間なのでありました。
プレイのだめっぷりに関しては、掲示板の方に書いた通り。
その後、ゲーム中のヘルプを調べていて、ようやくセーブの方法がわかって
途中でもやめられるようになったのは長足の進歩かも知れません。
現在のパーティーは、
パラディン(レベル1・堕)
ファイター(レベル2)
ローグ(レベル2)
クレリック(レベル2)
ウィザード(レベル2)
ドルイド(レベル4・NPC/パラディンの妻)
こんな感じ。街中でたっぷりさまよってあちこちで話し掛けまくってゴミのような経験値をためていたところ、
NPCで冒険に興味深々といった風情の女の子と交渉役のパラディン
(このおかげで、おそらく宿屋にたむろしているゴロツキのいかさま賭博を見つけるクエの途中で堕落)
が意気投合して、電撃で結婚しました。で、そのままPTにもNPCで入ってきたのですけど、
レベル4って‥‥
うちらの誰よりテダレなんですけどヽ(`Д´)ノ
しかもドルイドかよ!
バトルとかでとにかく強いのはいいのですけど、盗賊を倒していたら、
アイテムの分け前として自動的にゴミアイテムを持って行って、
重量オーバーの移動速度半分でいつも重い重いと不平たらたら。まさに歩くお荷物状態。
装備欄はまんたんになったので、これ以上ドロップ品をもってかれることはなさそうなんですけど、
一方、良い装備とかを買ってあげようにも持ち物がいっぱいで変更すらできなくなっています。
えーと、これは、なんとかする方法あるのかなあ‥‥第二の壁なヨカンがしています‥‥。

8月28日(SUN)幻の完全試合
8/27 西武vs楽天(インボイスドーム)
9回表までランナー一人も出さずに西武の西口投手は投げきった。
完全試合だ。
‥‥もし、西武が1点でも入れていたらならば。
この日は、楽天の一場投手も西武打線を零封していたのだ。
そして息を呑む9階裏の西武の攻撃。1点入れば西武のサヨナラ勝ちで、
西口投手の完全試合が成立することになる‥‥。
その1点が、入らない。
延長戦にはいる。
10回表、西口は先頭打者の沖原にヒットを許し、完全試合は参考記録で終わった。
それでも後続を抑えた西口は、10階裏に1イニング遅いサヨナラで完封・勝利投手となり、
ハーラーダービートップに立つ16勝目を挙げた。
一方楽天の一場投手は、これだけの熱投をしながら、
この日も勝ち星を得ることはなかった。
一場。今季未だ白星なし。ああ、これが勝負というものなのだなあと思った‥‥。
それにしても西口投手は本当に記録に縁がない人だと思う。9回2死までノーヒットノーランが2回、
いずれもその後安打されて不成立。そして遂に投げきった今回も成立せず。
相手が実力はありながらもルーキーで今季白星なしの一場投手というのが、
因縁というか運命というか、なにか野球の神様の存在を感じでしまうような配役だ。
成立していれば、日本プロ野球史上16人目の大記録達成だった訳だが、
こうして再び西口投手は記録を逃した。だけど、この試合をリアルタイムで見ることが出来たファンには、
記録以上のものが残ったに違いない。‥‥そう信じたい。
それは、長嶋の天覧ホームランのように繰り返しテレビで放映されるようなものではないと思うけど、
西武ファンの心には、松坂という恵まれた華やかな天才に、
チームで文句なく最多勝を挙げているにも関わらずエースの名を奪われた男の力投が焼きついたと思うし、
楽天ファンには、これから一場投手が頭角を現して来るにつれ、その実力の片鱗を見せた最初の試合として、
やはり心に残る試合となるのではないだろうか。
そのどちらのファンでもない私は、だけど、この暑い夏の夜に、
こんなにも熱い試合を見せてもらった幸運をかみ締める。

8月7日(SUN)迷惑メール
このところSPAMがどんどん増えてる感じがします。SPAMと呼ぶのもいやな感じのメール。
ずっとプロバイダのアドレス宛てばかりだったのですけど、xreaのアドレスにもぽつぽつ。
で、ふと見ると、DTIのサービスに、無料で迷惑メールのブロックってのがあるじゃあありませんか!
さっそく設定をしに行ってみたら‥‥メールの振り分けと同じようなことしか出来ない訳ですね(^^ゞ
うーん、ここでやると完全に削除されちゃうから、まだBecky!で振り分けた方がマシかなあ‥‥。
ゴミ箱に振り分けたメールなんて2度と見てない訳ですけど。
ちなみに、なんかこういうのって上手く迷惑メールだけ弾くコツってあるんでしょうかねー?
ヘッダ情報とか見てみると、迷惑メールの類はたいてい、FromとReturn-Passだけしか設定してなかったりするので、
他の項目がなかったら、でまとめられないかとか思ったのですけど、携帯からのメールだとそのへんの情報、
付いてきてないものがあったりしますし。どなたか良い知恵あったら教えてください!
それにしても、ワンギリ、オレオレ、迷惑メールと、こういうのがやたらと流行る原因のひとつには、
法律が現実に追いついていない、というのがあるんじゃないかなあとか思いました。要は、やり得って判断。
これだけ横行していても、ニュースで取り上げたられるくらいしかワンギリやオレオレで捕まった話って聞かない訳で、
ほとんどが素通しな現実なのかなあと思うのです。まあ、昔から傘と自転車は盗んでも犯罪にならないって言いますし。
追いついていないどころか、永遠に追いつけない問題なのかも知れません。こうなると、
情報の氾濫は敵になりますねー。知られても対策が取られるより、模倣犯が増えるばかり。
あー、も、なんとかならないもんでしょうか。全部捕まえるのがとても現在の警察機構ではまかなえないというなら、
捕まったら厳罰、とするとか。ワンギリ=無期懲役、オレオレ詐欺=処刑、
これだったら、不運(?)な数人が捕まって処罰されるだけで、割に合わないという抑制力になる気が‥‥。
まあ、人権うんたら団体が騒ぎそうではあります。被害者より加害者をかばうからなー、ああいう団体。
末期的ですねえ。

7月31日(SUN)バトン
しばらく前の話になるのですが、知り合いからmixiのフレンド登録に来たメッセージは、
このたび、このねずみ講のようなシステムに組み込まれることとなりましたので‥‥
でした。言い得て妙かも知れません。特に布教する気もないEXTROでさえ、
数人はその存在すら知らなかった人を誘うことになってますから。
ところで、最近は何とかバトン、という遊びもあるようですね。
テーマに対して幾つかのアンケート式の設問があって、それをウェブ公開の形で知り合い5人に回すってやつ。
これなんかは、さしずめ不幸の手紙のようなシステムだと言えるでしょうか。

7月24日(SUN)地震
震度5弱。
EXTROの住処は、ちょうど地震地図で一番赤くなってる部分だったりするので、けっこーきましたー。
ぐらぐら。。。。。。ぐらぐらぐらぐらぐわんぐわんぐわん!
えー、まじーー! って、思わず誰にともなく突っ込んでしまったり。
ビンボ臭く積んであったティッシュペーパーの空箱の塔が崩れたり、ボードゲームの一部が降ってきたり、
使っていなかったリモコンのコントローラーが降ってきたり。あ、台所ではラップやペーパータオルが床に落ちていて、
落ちたことより‥‥あんまり床掃除してないなー、ってことの方が気になったデス‥‥。
まあ、こんなもんだろと思って食事に出ようとしたら、エレベータが動かない?
とりあえず非常階段使って、買い物と食事済ませて戻ってきたら‥‥あー、エレベータ止まってる。
荷物抱えて非常階段で4階まではけっこーシビアだなあ、などと思った地震のEXTRO家でした。
出かけてて電車のとまったのにぶち当たっちゃった方、ご愁傷さまです。

7月19日(MON)夏、そしてヴィーナスプラスX
先週梅雨入りしたんじゃないかと思ったら、その週末からいきなり猛暑モードに。
暑いのにはとことん弱いので、はやく休みがほしいです。。。ほしいです。。。
それはさておき、ヴィーナスプラスX読了。じっくり2週間かけて読んできたんですけど、最後はつい駆け足に。
スタージョンの長編は3冊目なんですけど、一番読みやすくて、分かり易い話でした。
国書刊行会でハードカバーというのが残念(その気になって探さないと手に入れられないよねえ)ですけど、
逆に言えばこのネット時代、その気になれば誰でも入手可能になったとも言える訳で、
それを言えば「一角獣・多角獣」もヤフオクで1万円も出せば落とせると思うんですけど、
まあ、良い時代になったものだなあとは思います。ということで、そのうちまたmixiとかにレビュー書いて布教するかも。

7月10日(SUN)入梅?
はて、一月も前に梅雨入り宣言は聞いた気がするのですけど、ようやくここにきて梅雨入りしたなあ、という気がします。
各地の水不足も大方納まったというかお釣りもらいまくり。故郷が伝統的に水害で有名な地域だったので、
長雨には少し神経質になります。その故郷でもここ10年以上も浸水らしいことは起こっていないのですが。
先週末には、イギリスで大規模なテロが起こって驚きました。規模的には日本のサリン事件級でしょうか。
事件の詳細はまだまだ分かっていないようですが、あんな街中に軍人さんがあふれているような都市でも、
あっさりこんな事件が起こってしまうのですね。
日本なんて、爆弾っぽいものを持った挙動不審な人がいてもたいてい無関心か見て見ぬ振りでスルーされそうで、
どんな事件が起こっても不思議はない気がします。ゴミ箱撤去するかの問題ではすまないような。
というかゴミ箱撤去するならキヨスクとかも撤去してはどうでしょう。
ホームの端を歩くなとうるさくアナウンスを流す割に、
ホームの真ん中は階段と売店が占有しているんですが。

7月3日(SUN)スタージョン・スタージョン
海の向こうではスタージョンの短編集が編まれているそうで、多少なりともその波紋が日本にも届いたのか、
このところの刊行ラッシュは嬉しい限りですねー。
というか、それ以前の状況が不可思議としかいいようがなかった気がします。
ディレイニィ、ティプトリーなど数多くの著名なSF作家が必ずと言って良いほど「影響を受けた作家」として
このスタージョンの名前を挙げているというのに、当の本人の作品はほとんどが未紹介だったり廃刊になっていたりで、
こと短編集は全滅状態。アメリカ文学史上最高の短編作家、などという呼び名にも関わらず!
ともあれ、ファンの代表でもある翻訳家・評論家の方々の尽力もあって、今では相当数の短編が入手可能な状態になりました。
せっかくの機会ですし、心置きなく、珠玉の短編たちを今、堪能させていただこうと思います。
レビューはお手軽なmixiの方に(書斎はちょっと大掃除が必要そうなので(^^ゞ)挙げますけど、
読まれた方宛に、ネタバレありで何か書きたくなったら書斎の方にも何か書くかもしれません。

6月26日(SUN)そういう季節
某新人プランナーのカワイコちゃん曰く「シアワセの青い紙」の季節がやって来ました(ウチの会社の給与・賞与明細は青い表の袋とじ)。
という訳で恒例のご報告を。
賞与:300円
まあ、これ以外に部署とは別の会議とかに出ていた手間賃みたいな感じで、10万円ついていましたけど。
(続きはお仕事日記に)

6月12日(SUN)暑くてじめじめな6月
いきなり梅雨入り、そして日曜日は30度近くになってもー、死にそうです(´ー`;)
とりあえず冷凍庫に入れられるだけアイスを入れて、ますますばてるー、
とか思いながらも日に2本、3本と消費する毎日です。
いや、別に食欲は衰えませんので(というか元々食は細いですし)、
どこがばててるんだか自分でも良く分かりませんけど(^^ゞ
あー、ちょっと料理をする(というか野菜なんかを使い切る献立を考えたりする)気力が衰えて、
食事は現在外食が中心です。それも、遠出するのが面倒なので、デニーズで済ませたりすること多々。
ある意味贅沢だよなー、とか思いつつも、
食後は涼しい店内で淹れたてのコーヒーを3杯くらいお代わりして、
持ち込んだ本を読んで過ごしていますから、そんなでもないの、かな?
店の方にはすっかり覚えてもらって、程よいタイミングでお代わりを聞きにきてもらえるようになりましたよー^^

6月5日(SUN)(今のところ)涼しい6月
暑さに極端に弱いEXTROには幸いなことに、6月に入ってもまだ涼しいですねー。
エアコンとかの業界が大変だったり、またどっかのシンクタンクの人は何百億円の経済損失だとかの発表をしそうですが。
というか、熱くなってガンガンエアコンかけて電力消費すると好景気って、根本的に間違ってる気がします。
秋野菜の味は落ちますかねー。梨の甘みとかも。まあ、暑いとすぐにばててしまうEXTROは、冷夏の方がマシです。
とりあえず海外版と攻略本の仕事で、けっこー日常的に忙しい日々です。
会社では、親分とか他のえらい人は新ハードの動向見つつプロジェクトを立てたり
人配置したりでもっと忙しそうですけど、まあ、がんばってくださいとしか。
海外版のあとは、今のところ身の振り方は決まっていませんので、
可能な限りのんびりしておこうかと思うEXTROでありますーヽ(´▽`)ノ

5月29日(SUN)週末は打ち上げ旅行
海外版の仕事が結構たまっていたり攻略本のデータ整理がまだ終わっていなかったりする中、
金曜〜土曜と打ち上げ旅行に伊豆下田へ行ってきました。
打ち上げ自体はいつもの通り、電車で寝て、バスで寝て、旅館に着いて寝て、温泉入って、
また寝て、宴会でおいしいご飯食べて(イサキの刺身が美味でした)、
プロダクションマネージャーさんたちの骨折りで、
声優さんたちからのコメントやモニターさんのアンケートをまとめたビデオを鑑賞して、
2次会3次会は飲めないので辞退して部屋に戻って寝て、
夜中に起きてニンテンドーDSで
脳を鍛える大人のDSトレーニング
というゲームやって、
また寝て、朝食とって、ようやく人数が揃ったので時間までカードゲームやって、
帰りのバスで寝て、帰りの電車内でまたカードゲームやって、無事帰宅しました。
ちょっと面白かったのが、旅行中にぷちブームな感じになっていたDSのトレーニングゲーム。
手帳風にDSを縦にして、タッチパネルに答えを文字通り記入するという使い方。
ダブルモニターやタッチパネルなど、DSの特徴は今のところあまり有効に使われているゲームは少ないのですが、
これはなかなかの秀作という気がしました。
内容は単に手軽なミニゲーム集
(算数の計算など、知能テストに近い感じのものをゲーム風に仕立ててある)
という風情なんですけどね。
現役○大生君とかは、さすがに高スコアを出していて、今やすっかりタダのヲタ扱いしかされていない
元○大生のN川君なんかも盛んに言い訳しながら、それでも高いスコアを出していて面目を保っていました。

5月22日(SUN)飲茶でごはん
今日は、ひさしぶりに会ったお友達と飲茶バイキングをしてきました。
新宿マイシティの中にある中華屋さんで、ワゴン点心と料理のランチ。
ワゴンで回ってくる点心もおいしかったのですが、
ついバイキング形式の料理をばくばく食べてしまってお腹が苦しかったです。
その料理の味、なかなか良かったですけど、ちょっと脂っこくて味が濃かったなあ。
フリードリンクがぺぷし系で、ウーロン茶がサントリーだったのは私的に密かに高ポイントでした
(コカコーラのウーロン茶も爽健美茶も薄くて苦味がなくてイマイチ好きではないのです)。
おなかへってるときには、また行きたいなあ(*゚∀゚)=3
お友達の一人と、先に発売したウチのゲームの話をしてたら、もう一人の友達が、
帰りにハードごとソフトを買ってくださいました。毎度ありがとうございます^^
心おきなく全滅してくださいね。

5月15日(SUN)FinalFantasyI-II ADVANCE
さて、しばらく旅に出ていたEXTROです。北は想像以上に寒いなあ、
などと薄着の支度しかしていかなかったことを後悔したりしましたが、東京に戻っても寒かったです。
旅行中ナニをしていたかと言えば、相変わらずで本を読んだり、GBASPで
(NINTENDO-DSも持っているのですけど、あれ、重いしかさばるしで専用ソフトでもやらない限り使わないですねー)
FFI-II ADVANCEをやってたりしました。家でごろごろしているのと全然変わりません。
本の話とFFI-II ADVANCEの話はそのうちまただらだらと。
あー、出先でメールチェックするのに漫画喫茶に入ったのですけど、マッキントッシュが置いてあって驚きました。
ウェブメールでS宮君からの仕様質問の回答をベントさんに転送したりしたのですけど、
文字化けしたりしてないかちょっと心配だったり‥‥。

5月1日(SUN)ゆとり教育
休暇だというのに日々8時間くらいパソに向かってる自分がいます。困ったものです。
その大半が掲示板の閲覧だったりするのですけど、ウチのゲームとは思えないほどの良い雰囲気で、
読んでいても素直に楽しいです。まあ、楽しいのは玉砕報告が多いせいもありますが。
いやいや、そこから奮起して攻略法を思いついたりアドバイスもらったりして雪辱を果たすのも
もちろん楽しいですよー。
もちろんアンチな意見を言う人はいます。というか少なすぎるくらいなんですが、その大半は、
やっぱり難しい、○○と比べて不親切、なにをやっていいか分からない、その3つで、
そういう発言の多くには、こんなレスが付きます。
>さすがゆとり教育世代は一味違うぜ
なんと言うか、このスレの住人、年齢層高めなんだろうなあとか思います。

4月17日(SUN)高橋メソッド
高橋メソッド面白いですねー。
ナニかというと、プレゼンの際の手法、という一言になるのですけど、興味ある方はリンク先をどうぞです。
高橋メソッドを高橋メソッドで紹介されています。
EXTROは説明下手で、もちろんプレゼンなんて苦手というかロクにやったことありません。
会社の社内ウェブとかでは毎回、システムのあらましとかを解説する頁を作ったりするのですけど、
言いたいことは書けても、分かり易いかとか、そのへんはサッパリ。
いつも「やりゃあ分かる」みたいなノリで、ダメだなあとつくづく思っている次第だったりします。
ゲームにもそれが如実に現れていたりしますし。
そんな訳で、高橋メソッド、ちょっと心引かれたというか、パラダイムシフトな気分というか、
表現手法によって中身が整理されるっていいですねー。
より簡単に高橋メソッドできるツール
というのを公開されている方もいらっしゃるようなので、休養中、ちょっとこれを使って遊んでみようかなとか思います。

4月10日(SUN)マスターアップ!
という訳で無事、正式にマスターアップしました。
私といえば、その一週間くらい前、先月末頃のマスター版作成の夜更かしでちょっと身体を壊して、
たいしたことはないんですけど、おかげですっかり花粉にビンカンになってしまって困っています。
せっかくの休みですし、1週間ほどは養生して、長い時間眠って、ぐうたら本を読んで過そうと思っています。
で、そのあと、数日出社したあとは、久しく帰っていなかった里帰りしたり、あと、
ふらっと旅行にも行こうかなー、とか。あー、愛知万博には行きません! ナンテネ(^Д^)

3月13日(SUN)こころの師匠たち
■ウィル・ライト氏が未来構想を語る「The Future of Content」
ライト氏のライフワーク「SPORE」で実演したプロシージャルな世界 (ゲーム)
クリス・クロフォード/ロー・アダムズ/ピータ・モリニュー/ウィル・ライト/そして河津秋敏。
ゲームというものを知って、それが凄いものだって思って、あっという間にのめりこんでいった頃、
EXTROにとってこの5人はゲームデザイナーの鑑であり、お手本であり、ゴッドハンドでありました。
もう何年も昔の話になりますけど、クリス・クロフォード氏が講演のため来日したことがあって、
EXTROも学校の先輩と2人で聞きに行きました。
行ってみればそこはヒューマンアカデミーの生徒さんで貸切状態だった訳で、
なんかどさくさまぎれに入場料をタダにしてもらって紛れ込んで、
ヘッドホンの数が足りてなくて同時通訳のサービスは受けられなかったのですけど、
それでも、クリス氏が繰り返し繰り返し、
Important thing! Interactivity!
こんなようなことを言っていたのだけは鮮明に覚えています。
まだウルティマオンラインのサービスが始まる前、ネットもワールドワイドウェッブより通信が主流だった時代で、
そんな時分からゲームの双方向性を語っていた氏は、やっぱり凄いなあって思いました。
でもって、そんな彼に注目していたEXTROも凄い凄い! (^^ゞ
で、この記事を読んで改めて、やっぱり、凄いゲームを作った人というのは、人より広く、
大きな視野を持っているんだなあって思いました。
EXTROはそんな彼らのモノマネに過ぎない訳なんですけど、精一杯背伸びをして、
既存の形にとらわれないで、面白さ、楽しさ、新鮮な喜びみたいなものを形にしていくべく、
がんばりたいなあと思っています。いやー、アマチュアじゃないぶん、
でもってナマジこれでお給料をもらっている都合上、
なんで普通に売れるゲームを作れないんだ! ってすっごく風当たりは強いんですけど(特に品管の人からね!)、
EXTROにはEXTROが面白いって思えるものしか作れないですし、
こうすれば子供が喜ぶ=売れる、みたいな、自分で納得できない仕事はしたくないですしねー。
あー、ワガママで言ってるつもりはなくって、人から言われるままに仕事するのって、
結果に対して責任がとれなくって怖いんですよー。それをラクでいいって受け止め方は、EXTROにはむりですー。
揺籃の師のレポートに触れて、またそんな気分になりました。ゴールはすぐそこ、もうほとんど何もできない状態ですし、
下手に何かすると危険極まりない状態でもあるのですけど、それでも、明日も出来ることをがんばってきますーー。

2月13日(SUN)発売日決定
発売日が決まりました。
という訳で、まだ明確にマスターアップ日を言い渡されていなかったり、
いまだに特殊バトルの注文が親分直々に来たりしているところに一抹の不安を感じたりしますけど、
必然的に終わりが見えたということで、積み残しの仕事を切り始める時期になりました。
自分の仕事に関してはもう慣れたもんなんですけど、他の人の仕事を切ったり取り上げたりするのって、
やっぱまだ抵抗ありますねー。まあ、遊びじゃないので仕方ないと自分に言い聞かせて、最後の仕上げに入ります。

2月6日(SUN)休養
どうにも喉が痛いので、こじらせないように、この週末は休養することにしました。
かなしいほどお元気、と言われるEXTROですけど、その唯一の弱点が喉です。
扁桃腺が弱くて、すぐに炎症を起こして声が出なくなったり、発熱したりします。
思うに、これはEXTROが生まれたとき、母がEXTROの喉をつかんで産湯に漬けたため、
湯に漬かれなかった喉だけ不死身でなくなってしまったんだろうとか思います。

2月1日(MON)CSでまたキルビル(1)観ちゃった
いやあ、バトルロワイヤルでも思ったのですけど、栗山千明ちゃんはかわいいですねー。
EXTROです。ヤッチマイナー。
今週の週記更新はサボり倒しな雰囲気だったのですけど、
いつまでも真面目な長文がトップを飾っているのも恥ずかしくなりましたので、
こんな一言でお茶を濁したりするのでありました。

1月23日(SUN)ウェブ・コミュニケーションの可能性
20日のリンク日記の続きになりますが、
トラックバックが匿名掲示板流儀のコミュニケーションに対するアンチテーゼとして支持されるのでは、
という話。
面白いことに、歴史というのは、正解にむかって一直線に発展するということはないように思います。
これは試行錯誤というのではなく、文化の発展の度合いに応じて適した形態があって、
(たとえそれが後への多くの矛盾をはらんでいたとしても)その形態を取ることで発展の速度が著しく早まる、
そんな理由からでしょうか。
ネットの話に関して言えば、ネットの持つ双方向性というのが急速に人々の間に浸透していったのは、
匿名掲示板という文化があってこそではなかったかと思います。
しかしながら、その匿名性ゆえに、必要以上に攻撃的で、
暴力的なコミュニケーションの形になってしまったのもまた事実でしょう。
そしてその流儀が、匿名掲示板という範疇を超えて、ごくごく当たり前の、
個人の運営するサイトであっても見られるようになってきているようです
(これはまさに、ネットの双方向性が広く認識されたということに他ならない訳ですが)。
Channel KOFさんがサイトを閉鎖されたのも、
そのあたりの乱暴なコミュニケーションを持て余したことが原因のひとつであるとのことですし、
ウチが以前の、もう少し開かれた場としてゲームの話をしていた形態から今のような形になったのも、
そのあたりに遠因があります。
ここからようやく本題。ネットというのは基本的に匿名が原則で、それは悪くないことだと思いますけど、
ネット上でも匿名のままというあり方を許してしまったのがこういうコミュニケーションを産んでいる訳で、
それに対して、トラックバックというつながりの形態は、たとえ一時的にせよ、
ネット上では自分のサイトという責任のある場を公開した上でそのトラックバック(リンク)先へ
コミュニケーションを行うルールな訳で、このルール、このまだるこしさ、この不自由さこそが、
匿名掲示板の流儀の次に来るネットの潮流であろうと考えたりする理由であります。
移行は今のところ緩やかで、大手サイトのblogサービスでは、
大半が記事/日記に対するコメントとトラックバックが付けられるようになっています。
その一方、著名人の運営するblog、代表といえば
眞鍋かをりさんと
古田敦也 さんだと思うんですけど
(トラックバックライバルですね^^)、これらの方々のサイトでは、当然コメント機能はなし。
トラックバックでのみ開かれていて、それでも、従来の著名人サイト、例えば
ほぼ日
−
これが単なる著名人のサイトというのではなく、
ネット上でどれほど先駆的で優れたサイトであったかはネット利用者には自明だと思うのですけど、
そんなサイトであっても、ここには掲示板がなくて、
つまり、一方通行のコミュニケーションでしかなかった訳です
(糸井さんが言うところの、「儲かる無料コンテンツ」)
−
などと比較して、遥かに開かれたサイトであるのは確かでしょう。
著名人のサイトというのは想像以上に不自由なもので、
著名であるということはその人の仕事が知られていることで、それに対する非難や批判に対しては、
それがどれほど的外れであったとしても、反論も言い訳もできないものです。
それは仕方のないこと、当然のことと思いますけど、ここに掲示板という場を作ってしまうと、
困ったことがおきます。掲示板はウェブマスターと閲覧者のコミュニケーションの場のみならず
閲覧者同士のコミュニケーションの場になりますから、、、
つまり、非難の書き込みに対して擁護する書き込みがなされた場合がもっとも困ったことになる可能性があります。
一言で言えば、「荒れる」訳です。
糸井さんもインパク編集長時代、2ちゃんねるに颯爽と実名で登場
(厳密には、「本人じゃないの?」「さすが、実はそうなのです」でしたけど)しては、
非難の集中砲火を浴びて2度と書き込みには来られなかったという経験があるようですし
(しかもその後、その板は批判者と擁護者が延々と不毛な論戦を繰り返す場となっていった)、
その経験を生かした、ほぼ日運営だったのではないかと思います。
このあたり、分かっている人には当たり前のことをくどくど書いてしまったかなって思いますし、
的外れな部分もあるかもですが、EXTRO的には、こういう形で、
立場に縛られにくい形でのネットコミュニケーションが発展していくというのはとても楽しみなことだと思います。
では、EXTRO VILLAもblog化してネット上に開かれた場所とする気はあるのかというと、
このサイト自体が何かのサービスとしてやっているつもりは全然ない訳で、
少なくともゲームの話をする以上、ゲーム業界から引退するまでは今のまま、
閉鎖的に閉鎖的に、ネットの海に対しては最小限の窓でやっていこうと思っている訳ですけど、
本年もよろしくお願いします、です。

1月16日(SUN)負け犬?
■30代独身女性の4割が「負け犬」? (その他)
なにかと突っ込みどころの多い記事というかアンケート結果だったりしますけど、
これは、集計側が勝手にまとめた結果というだけのことではなくって、
本当に回答者が「運命の人に出会わなかった」
なんて良く見ると自己矛盾を含んだ回答をしているのでしょうか?
前提として運命というものがあったとして、
出会えなかったというならそれは運命の相手がいなかったからに他ならないと思うのですけど。
ま、それはいいとして。
EXTROが興味を惹かれたアンケートはその次の方、結婚相手を選ぶ際に重視する点。
これを、明日にでもS宮君とかに聞いてみたいと思います。
ちなみにここで結果の大予想!
1位:年齢。2位:容姿。3位:金。
現実にはそういう選択はしていない訳ですが(というかこの結果も本人から聞いた訳じゃないですけど)
などと、今回は更新週記といいつつすっかりいつものリンク日記のノリですけど、
しかも微妙にお仕事日記のノリでもありますけど、たまにはこういうも良いでしょうか。
本当はここ用に書いたテキストがあるのですけど、
逆にこちらはちょっとここ向きではないかなーと書き終わってみてから思ったもので、
少し手を入れてから、お仕事日記の方にでもアップしようと思っています。

1月10日(MON)お正月映画そのほかいろいろ
一人で見るのは儚い夢なら〜
二人で見るのは退屈ーてーれびー。。。
ま、EXTROは一人でもテレビでしたけど。お正月中。
さてお正月中、幾つかの映画やアニメを観ましたけど(CSで)、
甲殻機動隊SACって面白いですね〜。なんかアニメで、
普通に面白いって思ったの久しぶりな気がします。
でもこれって新本格なんじゃないのかなーとか思ったり。
ぺだんてぃっくな薀蓄流しまくりって部分だけですけど。
インディ・ジョーンズ3部作一挙放送というのも観ました。
全部劇場まで観に行った懐かしい作品なんですけど、、
毎回趣向が違っててこれもまた改めて面白さを再確認しました。
あとはー、パイレーツオブカリビアン。確かにあのヒトに似てますねー。
某画伯、そういう線、切れちゃってるみたいだからなー。「ふじこです」だし(^^ゞ
でもって、バトルロワイヤル2。これわ‥‥。話題にならなかったのもうなずけます。

1月3日(MON)ゲロッパ
2日夜、
WOWOWでゲロッパ
(2002年・井筒和幸監督)がやっていたので観ました。
JBのように歌いたい、というオジサンの夢に、いかにも日本映画的なお涙頂戴の親子の物語を絡めた
ヒューマンコメディみたいなものと聞いていたので、
天邪鬼なEXTROは正直なところ、そんなに期待していませんでした。
それでも西田敏行さんと岸部一徳さんのCMがなんとも言えないいい味を出していたので、
興味だけはあったんですよねー。
で、これがもー、すっごく面白かったです。
大詰めのステージシーンなんてぐっときちゃって、あらためて音楽の力って凄いなーって思いました。
もともと、EXTROがミュージカルやオペラに弱いってのもありますけど。
公開の少し前まで(その後もだったかもですけど)、井筒監督は深夜のバラエティ番組で
「こちとら自腹じゃ」という、劇場公開映画を斬るコーナーを担当されていて、
これがなかなかの人気コーナーとなって(話題作に☆ひとつとか半分とか付けまくっていたせいですけど)、
番組自体がゴールデン進出の機動力になったりしていました。
本業なんかよりよっぽど儲かったんじゃないかなー、とか思っていたのですけど、
それもこれも、この映画を撮るための資金稼ぎだったのかなーとか、
日本の映画監督さんの大変さをちょっと見たような気になりました。
で、このゲロッパ、井筒監督がそれだけ苦労した甲斐のある佳作だと思います。
完成当初は、さぞや会心の出来と自負されていたのではないでしょうか。
もちろん、その後されに先を見ないクリエイターなどいませんから、
今はまた違うかも知れませんけど。
ワタシも含めて、ゲーム業界の人間って、まだまだ恵まれすぎだなーと思うことは多いです。
恵まれていて悪いことはないのですけど、ただ、今の現状では、ゲームのことが好きでもなんでもないのに、
たんなる自己表現の場としてゲーム業界の門をくぐってくる人が多すぎる気がするのです。
それも、業界がある意味健全な証拠かも知れませんけど、モノを作る人間には、
プライドとか自己顕示欲に先立つ仕事や作品への愛があって然るべきではないかと、
そんなことを考えさせられた映画でありました。
蛇足ながら、観た後であれこれ考えてしまうのは、
その映画が良作だという証だとEXTROは思っています。
