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CATAN大解剖 !!

せっかく先行量産機を購入したことですし、旧作と比較しつつ、 なんとなくCATANレポートいっちゃいます。
まずはパッケ。結構大きいです。最近はボードゲームもコンパクトなのが流行なので、 この大きさはちょっと意外でした。
って、この写真だけじゃ判りにくいですね。比較にタバコでも置くんだった。
旧作と比べてもほとんど変わりません。 いやこれも比較の意味がないような……。ま、いっか。
ぱっと見わかりにくいですが、箱の厚みがカプコン版の方が3〜4割増なので、 体積的には、コンパクトを歌っているリメイク版の方が上かもしれません。
ただボードゲームの困った点のひとつに箱のサイズ・形状がてんでばらばら(メーカーによってまちまち) という点があり、収納の際になにかと不便だったので、比較的穏当なサイズ・形状のリメイク版には 割と好感を持ってます。
さて早速中身を。具的には旧作と同じ。家と道路用の積み木を入れる巾着がつきました。
邪魔です
収納の際には悪くないけど、ゲーム中は全部出して使うと思います。 (紺の巾着だけ、中身が出してあります)
ゲームボードは確かに小さくなりました。 ここに実は重要な変更点があるのですが、それは後ほど。
リソースカード・スコアカード等は大きくなって、ちょっと作りも良くなりました。 なかなかいい感じです。
これが、ボードを分解したところ。
バラバラのタイルではありません!
わずか4つのパーツを組み合わせるだけです。
これがリメイク版の最大の変更点で、PACさんが掲示板で 「機能限定のお試し版」といったのもむべなるかな、肯けます。

つまり。
旧作のボードは、こうだったのです。 つまり、完全に6面体のパーツ。 これを、毎回プレイヤーが組み合わせて任意のボードを作るところに 妙味があった訳なんです。
その一方、配置が結構手間、 しかも広げるとでかくて写真程度のテーブルには載りきりません。 さらに、この上に先の積み木の家や道路を配置していくゲームなので、 ちょっとした事故でボードが崩れることも日常茶飯事……。
関西のゲームサークルでは、カタンを快適に遊ぶため、 このゲームパネルを組んだ後で崩れないようにするための外枠等を 自作してました (知人が1000円で分けて貰いましたが、それだけの価値はある代物でした)。
新旧比較はこんな感じ。リメイク版はやはり小さいです。 これなら日本のテーブルにも十分載ります。 そしてボード組みの楽さと言ったら、比較になりません。 ゲーム時間10分短縮と言っても過言ではないほど。

結論として、新カタンが失った多様性は大きなものですが、 せいぜい月に1度遊ぶ程度の私にとって、この変更は歓迎できるものでした。 応援買いという意味以上に、買って良かったと思っています。
(おわり)