安西俊一画像
 
第15回区政報告-1  平成18年9月

 質問 踏切対策、新中央図書館   平成18年9月20日

まちづくりの進捗に伴う幹線道路整備の必要性と踏切対策について

 まちづくりの進捗に伴う幹線道路整備の必要性と踏切対策について国道6号線(水戸街道)のなかで、金町地区から新宿地区は江戸川と中川に挟まれ、河川を渡る道路が限られていることや、自動車交通量が1日66,000台と多いこと、交差点が近接し、踏切があることなどから慢性的な交通渋滞が発生しています。
さらに、この区間の前後には環状7号線と東京外かく環状線が接続しておることから、金町地区は、金町立体として先行整備され平成7年に開通しました。
新宿地区は4車線のまま、未整備区間となっています。
平成16年7月に新宿拡幅計画、用地説明会が開催され、平面6車線拡幅を行うことにより渋滞緩和を図り、将来的には立体化という方向性が示されました。そこで質問いたします
東京外かく環状道路整備及び国道298号線の整備の進捗により、国道6号への交通量の増加が懸念されているが、葛飾区は国土交通省や東京都の動向をどう捉えているのか。
次に金町駅周辺では、都市再生機構が進めている新宿六丁目の約18ヘクタールにおよぶ大規模開発が、区の大学誘致構想とともに進められております。
また、東金町一丁目の約2.5ヘクタールのうち三菱製紙の研究所跡地については野村不動産による大規模な集合住宅整備が予定され、残りの部分については葛飾区により、東金町一丁目の新たな街づくり方針の策定に向け検討が進められています。
 これらの開発を進めるには、補助276号線をはじめとした都市計画道路の整備促進を早急に進める必要があります。
さらに276号線からの交通が流入する国道六号の六車線化などの事業も合わせて進める必要があります。
 また、276号線は、国道六号を挟んで高砂地域に続いており、高砂地区においても、高砂駅付近の開かず踏切対策、更に成田新高速鉄道開通に伴う対策として、迂回路ともなる都市計画道路279号線と276号線の整備促進は不可欠になります。
 一方、この都市計画道路の整備や水戸街道の6車線化を進めていくには、新金貨物線と交差する踏切についても、対策を講じなければなりません。
 新金貨物線と道路が交差する箇所は、全体で15箇所ありますが、とりわけ、国道六号と交差する新宿新道踏切、 276号線と交差する三重田踏切、高砂踏切は課題の多い踏切であると考えられます。
 理想としては、鉄道の立体化を進めるべきだと考えますが、しかし現在のまちづくりの状況から判断し、幹線道路整備の早期実現と共に、新金線と交差する踏切対策を早急に進めるべきであります。 そこで、質問をいたします。
 
都市計画道路補助276号線の整備は、周辺地域の環境対策としても重要な役割を持つものであり、今後、早期の整備促進を図るため、交差する新金線との取り扱いについて、区としてどのような考えを持っているのか、お聞かせください。
 
また、都市計画道路276号線を推進するためのもうひとつの課題として、水戸街道との交差点があります。現在、信号もなく、直進や右折ができない状況であり、これでは整備がされても、交通ネットワークとしては完成しません。そこで、質問をいたします。

  都市計画道路補助276号線の整備にあたり、懸案となっている国道六号線との接続に関して、区はどのような考えを持っているのかお伺いたします。

新金貨物線旅客化を進める上において、解決しなければならない課題として踏切対策を述べてまいりました。
道路の立体化については、将来国道6号は現在の新宿新道踏切の西方において補助276号線との立体交差計画はあります。
しかし、立体交差アプローチの水戸街道下り方、取付部端が
新宿新道踏切に重複しているため、現在の形では、整備には問題があると想定されています。このため、新宿新道踏切における道路の立体化または新金線の立体化が考えられます。
私は、今後長期的視野に立って総合的に判断すると、新金線の立体化を訴えていくべきと考えます。そこで質問いたします。
葛飾区は、平成17年度以降、国土交通省、JR、警察とどのような協議をされたのかお聞かせ願いたい。

新金貨物線旅客化の協議状況について、
(区長答弁)
これまで平成6年度に全線高架化・複線化を、平成15年度には平面・単線を基本としてそれぞれ調査を実施してまいりました。
また、平成17年度以降には、国土交通省東京国道事務所、首都国道事務所、関東運輸局、警視庁、JR東日本、JR貨物等と個別に協議・検討進め、本年6月には関係機関を一同に会しての意見交換会を実施し、課題の整理に努めてきたところであります。

意見交換会では、お話にありました踏切対策の問題が主要な課題として取り上げられ、平面交差の場合における、昨今の踏切事故等の発生及び交通渋滞の悪化等、様々な問題が指摘されたところです。意見交換会における大方の意見の集約といたしましては、旅客化を進めるには国道6号線の立体化が必要であるとのことでございました。

新金貨物線の旅客化は、区内で不足している南北方向公共交通の充実や地域の活性化を図る上で有力な事業でありますが、改めてその実現には多くの課題が山積しており、解決には多くの時間が必要であると認識した次第です。

今後は、長期構想路線と位置づけ」、国道6号線の立体化など周辺環境の変化を見守ると共に、代替案等の検討を進めてまいりたいと考えております。

東京外郭環状道路の整備に伴う国道6号線の交通量の増加による新金線の新宿新道踏切について
(都市整備部長答弁)
国道6号線については、国土交通省が整備及び管理を行っており、区内では交通渋滞対策として、平成7年度に金町二丁目から金町六丁目までの延長約1.2キロメートルの立体化が完了しております。

お話しにありました新金線の交差する新宿新道踏切のある新宿二丁目から金町二丁目までの新宿地区につきましては、現在も交通量が多く慢性的な交通渋滞が発生しているため、当面の交通渋滞緩和を目的に現道拡幅の6車線化を実施しているところであり、踏切部分についても拡幅を行い、6車線化を実施する予定であります。

この拡幅事業の進捗状況を国土交通省に聞きましたところ、現在、当該事業につきましては、交通混雑の著しい上り線を優先に用地取得を実施しているところであり、全体で用地取得率は約18パーセントであるとの回答がありました。

今後も国土交通省は計画的に拡幅事業を進めようと考えており、更なる交通量の増加対策につきましては、現道拡幅整備後に交通状況を見ながら立体化を検討していく予定であり、新金線の新宿新道踏切についてもその中で検討すると聞いております。

補助276号線の整備促進に当たり、交差する新金線をどう取り扱うかについては、
(都市整備部長答弁)
都市計画道路補助276号線は、区を南北に結ぶ重要な役割を持つ路線でありますが、並行する新金線と2箇所で交差しており、この交差箇所の取り扱いが、早期整備への課題となっておりました。抜本的には、鉄道立体化により、踏切の解消を図る事ができれば望ましいのですが、ご案内のとおり、鉄道の立体化には多くの年数と費用を要することから、鉄道事業者や交通管理者と協議を行い、周辺環境に考慮して暫定拡幅整備を行うことといたしました。

具体的には、2箇所の交差箇所のうち、三重田踏切につきましては、今年度拡幅にかかる設計をJR東日本に依頼し、整備にかかる実質的な作業に入っております。
残る高砂踏切につきましても、設計段階の協議を進め、今年度は改良案の比較検討を依頼しているところでございます。いずれの箇所につきましても、引き続きJR東日本と検討・協議を行い、本路線の早期整備に努めて参りたいと考えております。

都市計画道路補助276号線の整備にあたり、懸案となつている国道6号線との交差点につきましては、これまで、276号線の大堰枠南及び隅田橋区間、及び東京都で行っている136号線の整備が未整備等の理由により、国道6号線に取り付けるのみで、、南北への横断できる交差点処理を行なっておりませんでした。

しかし、136号線の整備完了が目前に迫ってきた中で、現在、平成19年度を目途に、276号線と国道6号線との交差点を整備すべく、東京都とともに検討を進めているところです。
そのために、課題である「交差点を移動した場合の迂回ルート等道路網の検討」や「6号交差点切開き等」に.つきまして、本議会に補正予算を提出しており、議決後、早急に具体的な検討をしてまいりたいと考えております。
との答弁がありました。

   

ページの先頭へ