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第20回区政報告  平成20年6月

平成20年度第1回定例会が2月20日から3月27日まで37日間開催されました。
今定例会は平成20年度の予算を決定する予算審査特別委員会5日間を含め、常任委員会、特別委員会の審議が行われました。
1.平成20年度一般会計は1495億5千万円 対前年度比2.9%増となりました。
2.国民健康保険事業、後期高齢者医療事業、介護保険事業等の特別会計を含めると総額は2331億3220万円になります。
3.一般会計における歳出では、福祉費が26.8%、職員費21.2%、都市整備費9.8%、教育費8.7%、環境費3.3%、衛生費2.5%、産業経済費2.0%で、伸び率では都市整備費が対前年度比15.9%と多く、市街地再開発事業や鉄道連続立体交差事業などの進捗に伴う投資的経費の増大が見込まれています。
葛飾区の財政状況
財政の自由度を示す、経常収支比率は平成18年度普通会計決算において、前年度と比較して6.6ポイント下がり69.4%になりました。これは23区の平均値が73.0%、健全性の目安が80%以下ですのでかなり評価できます。
23区は国からの地方交付税は交付されておらず、東京都から特別区財政調整交付金という財源が配分されています。主な原資は法人住民税です。
今回、地方税である法人事業税の半分が国税に切り替え、財政難の道府県に配分される動きがあり、今後の税制改正の動きを注視する必要があると感じます。
平成20年度の重点事業
子育て支援事業
【妊娠期】
1.特定不妊治療費助成     
東京都の特定不妊治療費助成の助成対象となった夫婦に対して、10万円を上限に、治療費から東京都の助成金額を引いた金額を助成しています。(詳細は保健所へ)
2.妊婦健康診査公費負担を14回に拡大  (予算額:3億400万円)
1)公費負担:指定の検査項目のみ対象
2)自己負担:診察料、追加検査等
申請方法: 妊婦届出をして、受診票の交付を受けると健康診査費用の助成が受けられます。 初回 8,500円、 2回以降 各5,000円助成
3.里帰り出産時等の妊婦健康診査費用の助成   (詳細は保健サービス課へ)
妊婦健康診査を無料で受けられる14回を限度として里帰り出産等のため、東京都以外で妊婦健康診査を受診した際の費用を1回あたり5,000円助成します。
4.妊婦超音波検査     (詳細は保健サービス課へ)
出産予定日現在、満35歳以上の妊婦の方に、無料で実施しています。
【出産後】
1.こんにちは赤ちゃん事業  (予算額:2400万円)  
母子の心身の安定や健全な育成を支援するため、生後4ヶ月までの乳児のいる家庭を対象に、助産師や保健師が訪問し、乳児の健康状態などについての助言や情報提供を行うとともに、親が抱える育児に関する様々な不安や悩みに応じて関係機関と連携して必要な支援を行っています。 (詳細は保健サービス課へ)
2.子ども医療費助成事業   (予算額:19億円)  
0歳から中学生まで、保険医療による自己負担分(入院・通院)について助成します。
教育振興ビジョン
学力向上のサポーターの配置 (予算額 2200万円)
1.クラスサポーター:入学式後まもない児童の問題により、学習指導や生活指導に困難が生じる小学1年生の学級を対象に配置します。
2.学習サポーター:個別支援が必要な児童・生徒を対象に授業中の学習補助をします。(今年度 15名配置)
外国人英語活動指導員の全小学校派遣 (予算額 1400万円)
小学校5,6年生を対象に、各学級に年間10時間派遣し、学級担任とのティーム
ティーチングを実施します。
学習支援講師の派遣 (予算額 1億4500万円)
学校等の教育現場での経験があり、能力のある人材を小学校(31人)、中学校(29名)に派遣します。
わくわくチャレンジ広場の充実 (予算額 1億6700万円)
1.今まで子育て支援部が行ってきた事業から、教育委員会が中心に学校とも連携し、学習、文化、スポーツ活動の導入など、事業内容の充実にも力を入れていきます。
2.教育推進モデル校(5校程度)に学習アドバイザーを派遣し、新たな活動をしていきます。
東金町小学校校庭の天然芝生化 (予算額 5000万円)
ヒートアイランド対策と環境学習の場として、平成20年度1ヶ所選ばれました。
健康づくりの推進
1.特定健康診査の実施  (予算額 9億800万円)
40歳から74歳までの国民健康保険加入者を対象にメタボリックシンドロームに着目した特定検診を実施します。特定検診や75歳以上の区民を対象にした健康診査は無料です。検査項目は国の基準を超える内容で行つてます。(詳細は 国保年金課へ)
2.特定保健指導の実施
メタボリックシンドロームの該当者が対象で、無料です
3.ガン検診の充実  (予算額 3億6800万円)
胃がん検診、子宮ガン検診、肺がん検診、乳がん検診、大腸がん検診、前立腺がん検診の対象年齢の拡大を行うと共に、ガン検診を受診しやすい環境を整備し受診率の向上を図っています。   (詳細は健康推進課へ)
まちづくり推進事業
1.新小岩駅周辺開発事業   (予算額 16億4900万円)
駅周辺の回遊性、一体性を確保するため、南北自由通路等の整備を進め、駅周辺の交通結節点機能の向上を図る。 南北自由通路の概略設計に着手
2.金町駅南口地区再開発事業   (予算額 34億9100万円)
平成21年6月竣工、10月葛飾区中央図書館開館、現在20階部分建設中
3.JR常磐線金町駅東側南北道路拡幅整備事業  (予算額 5億6400万円)
消防車、大型車の通行ができる2車線道路、平成23年4月供用予定
4.京成高砂駅〜江戸川駅付近鉄道立体化事業  (予算額 30億1000万円)
鉄道立体化事業の将来負担に備え、街づくり基金へ30億円積立、総額50億円
5. 新宿6丁目地区の街づくり   (予算額 2億4600万円)
大学誘致を踏まえた地区計画の変更及び公園の都市計画決定に必要な測量を実施、旧三菱製紙研究所角地の買収を行い、周辺の道路整備をします。
大学誘致の推進
1.平成20年1月:区長を本部長とした「大学誘致推進室の設置」され、2月27日 独立行政法人都市再生機構と用地譲渡契約を締結、3月19日 用地の引き渡しが行われました。
2.平成20年6月より公募要項が公表され、12月中旬に選定法人の公表予定です。
  大学誘致面積は概ね5.0haの範囲内で、複数の大学の誘致も検討しています。
3.現在、葛飾区では東京大学に協力を得て、「大学と公園がある街」の新たなシンボルとなる「新宿6丁目地区公園構想」を策定しています。

   

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