今週のリンかけ2
23号COUNT20「超えてゆくべき者」
正義は我にあり。と言わんばかりに旦那に喰い付く麟童。たしなめようとする伊織もハラキリ野郎とばっさりです。
そして旦那の口から明かされる斬れ宣言の真意。それは麟童がストリートチャンピオンと呼ばれ、ケンカ三昧に明け暮れることを見苦しいと見きった上の発言なのだったのです。
もっとも麟童だってはい、そうですかと引き下がれなんかしやしない。その手の話を聞くたびにちらつく、偉大なる親、順のことを語ります。たかが殴り合いに全人生をかけて、命をすりへらした大バカ野郎じゃねえか!!と大熱演です。
そして、それに対する旦那の答えは、うむを言わさず親父の鉄拳。そのまま、石松が聞いたら同じことをしただろうとうそぶきます。石松は1話で軽くジャブ打っただけだけどね。まあ、石松は旦那と同じ事はしないでしょう。じゃなきゃ、前回までであんなに意見が決裂することはないです。
ふざけんなァーと反撃に出る麟童ですが、相手が悪い。河井の分、総帥の分と、ホンマか?と思われつつ麟童を殴ります。そして体を引き起こしてオレの分を景気良く殴りつけます。オレの分の時だけ体を起こしてる辺りが深いです。
それでも麟童としては事が親のことだけに簡単には引き下がれません。順の名ポエム、この空の星がすべて燃え尽きても守り抜く、を引き合いに、順の不甲斐なさをあっさり看破。それを言われたら返す言葉のない旦那は麟童の反撃を許します。
麟童の行動原理、親父を超えるをしっかりと確かめた旦那はボクサーにとっての拳の大切さを説きながら、もいっちょ鉄拳。素手で喧嘩するやつにはボクシングする資格なしと答えを出します。旦那も結構素手で喧嘩してた気もしますが、きっとそれは幻なのでしょう。
そして続けざまに伊織に質問。超えられるかと尋ねます。目の前の惨劇を見たばかりの伊織は、め…滅相もありません。と汗をかきながら答えますが、またしても親父の鉄拳炸裂。
どっちに答えたって殴るのです。
そのまま軟弱者扱いし、勢いに乗ったまま伊織を破門。やりたい放題です。
残された伊織に麟童がどうするんだイヨリと尋ねます。ショックに打ち震えながらも伊織だと訂正した伊織に待っていたものは、そんなこたぁどうだっていいんだよ!!という麟童の逆切れでした。ふんだりけったりです。
お…おのれ、図に乗った罵詈雑言、もはや許さんぞと実にもっともなことを言いながら伊織は剣を構えます。
そして、来いイヨリ!!イ…イオリだ!と緊迫感が有るのか無いのかわかんない状況で2人は対峙するのでした。
今週の結論。
結局2人とも何言われてもストリートファイトなのね。
22号COUNT19「大和男子の行く道」
「こいつやったな。ブチ殺すぞ」と、チンピラのような台詞で始まった今週。
最初出た当初より明らかに格が落ちたように見える嵐です。
その嵐に言うだけ言って倒れる麟童。それを見た嵐は冷汗を流しながら滅茶苦茶ほっとして勝ち誇ります。それを見た影道その他の皆さん。とうとう吹っ切れちゃいました。
野火、遂に買いかぶり宣言。そしてまさかの制極界内での雷神拳を使ったことに対するおろかもの言及。
今まで大した挫折も無くのびのびと生きてきた嵐ですが、ここにきて人生最大の逆境に立たされます。奮う拳もこころなしか弱いです。迷いのある拳では野火には全く通用せず、逆に思いっきりのされちゃいます。ぶん殴るだけで必殺ブローなみの吹っ飛び方。すげえ。
そして畳み掛けるように破門をくらった嵐は捨て台詞を吐きながら走り去っていくのでした。嵐、すっかり負け犬くさいです。
目覚めた麟童は何事も無かったように飯かっくらいます。一升も食うなよって、ほんと食いすぎです。
ボクサーを目指すならその食欲は何とかした方がいいんじゃないだろうか。
しかし、気付けばすっかり打ち解けて雑談しながらの食事です。野火もいい笑顔を見せちゃったり。
字も書けない、達筆な字は当然の様に読めない麟童は、伊織の置き手紙を投げ捨てちゃいます。それを拾った野火は伊織が死ぬ覚悟が出来たと報告。一瞬やりすごして遅れて反応した麟童。お約束ですな。
志那虎宅に戻ってきた伊織。旦那を前に腹切り宣言。そして読むはあの日米決戦で旦那が読み上げた辞世の句。なんか使いどころが旦那の時に比べていまいちかっこよくないです。簡単に死のうとするなよぅ。旦那の人、子供の頃に自分が親に追い詰められて腕を使えなくなったことを果たして覚えているんでしょうか。育て方間違ったと思いつつやり方変えない辺りが、妙に不器用です。
そして腹をかっさばく直前、颯爽と現れた麟童。ここにきて麟童遂に旦那に対面。いまいち不明だった、旦那の真意は明かされるのか!?
今週の結論。
野火が手紙読まなかったら伊織って死んでるんじゃあ。
21号COUNT18「制極界」
出た、影道雷神拳。
仮にも自ら総帥と名乗るだけあって2人をアッパー一撃でいっぺんに吹き飛ばす威力です。むう。伊織も突然出された必殺ブローに驚いてか神技的ディフェンスを発揮することもままなりません。
しかし、あっさりと2人を倒して勝ち誇り笑ってる嵐に襲いかかるは謎の衝撃波。その正体はあの総帥が繰り出した、理屈がいまいち判別しない究極の技、制極界なのです。天才の弟はやはり天才なので他人の技などあっさりコピーなのです。この人に打てないブローってあるのか?
野火が誰かが愚かにもその制極界の中で拳を繰り出し跳ね返されたな。とぼやいていますが、まさか嵐だとは思っていないようです。後で誰があそこで拳を出したか尋ねないように要注意です。
一方、黒夜叉もさらりと、今や制極界を作り出せる者といえば世界中でもただ一人。と大胆発言です。順はやはりもう駄目なのか…。いや、それよりもさりげなく死んだことになってるハーデス。17年の間に何があった?
高嶺家の血か、誰よりも早く気付く麟童。よれよれになりながらも当初の目的を何とか忘れずに総帥にボクシングの許可を求めます。ところが総帥はそれにイエスともノーとも答えずそのまま命の忠告。麟童もまず許可の前に命を何とかしないと駄目なので伊織と嵐を担いで脱出です。その選択に麟童を試す総帥。いよいよぎりぎりとなったら総帥の性格からして助けずにいられないのでしょうが、ここは心を鬼にしています。そして麟童の中の竜児を感じた総帥は麟童のボクサーとしての資質をみわけるのでした。
地獄谷の外でようやく気付いた嵐。小さい頃の思い出にふけります。親に甘えたらかまってもらえなかったので憎んだという、微笑ましいんだか根が深いんだかよく判らない理由でこんな性格になったのが判明します。
どうにも黄金の日本Jr.の年代は子供の育て方がいまいち間違っているようです。伊織にしても嵐にしてもザナドゥ、ヘルガにしても。子供はしっかり育てましょう。
次にお目覚めの麟童ですが、自分のことは完全に置いといて、このファザコン野郎、甘ったれてんじゃねえ!!と鉄拳制裁。
制極界のごとく全て自分に跳ね返ってくる攻撃を放つのでした。
今週の結論。
伊織はディフェンスがうまい分、打たれ強さに難ありです。
20号COUNT17「鬼の棲家」
先週の親父!の台詞から一転。倒れ目覚めたところから始まった麟童。どうやら前回の転ばされた時点でほとんど気絶状態だったらしいです。なんとか立って親父って叫んだのね。そんな朦朧とした意識では双子の顔間違えるのも無理ありません。
すっかり神妙な顔つきになって刀を整備する伊織。かつてあそこまで雑魚扱いはされた事が無かったのだろうでよっぽどショックだったみたいです。
そしてその後ろに忍び寄る雑魚軍団。伊織の鬱憤を晴らすためだけに出てきたかのよう。当然秒殺されちゃいますが、倒した技が…。
志那虎陰流雷光流転剣。
て、どっから見てもスペシャルローリングサンダーです。恐らく旦那の代で志那虎流の技に新たに加わった奥義なのでしょう。ちょっと考えればこれは凄いことです。左腕しか使えずそれを克服するための策として鍛えられた腕で完成されたS・R・Tが確実に両手を使える伊織に継承されたのです。かつて旦那の評価として、右腕を使えれば剣崎すらも凌ぐと言われもしましたが、伊織はその可能性を充分に秘めているという事なのです。ようやく次代の戦士たちに希望の光を持つことができました。
所変わって、対決はどうなったの志那虎邸。
お約束のように倒れこんでる石松。もうぼろぼろです。かつての闘いがどうやら今になって後遺症として現れたということなのでしょうか。それを示唆するものとして旦那も同様の症状が発現しています。
次に2人が会った時、もし闘いが繰り広げられるというのなら、それこそ壮絶な闘いになることでしよう。
そびえ立つ鬼巌楼の高熱の前にたたずむ麟童。そこへ現れた嵐!とくとくと麟童に観光案内をしてびびらせようとします。しかし、麟童が切り札とばかり出した鬼面を見て逆に驚くのでした。
前哨戦もすんで臨戦態勢の2人。まさに今闘おうとしたその瞬間、現れたのは伊織!
ここに今三つ巴の構図ができたのです。
ちょっと麟童にむけられる量が多いけど。
今週の結論。
そこでイヨリは無いだろう。
19号COUNT16「マグナム対マグナム」
地獄谷。それはかつて黄金の日本Jr.が必殺ブローを編み出した場所だった。その門が今再び開かれる。
そんな出だしで始まった今週ですが、鍵がいきなり錆びついてしっかり閉まっちゃってます。直前にしっかり出歩いていた鬼面の男はどうやって入ったのでしょうか。ということはこの立派な門構えの所とは別に凄く楽チンに出入りできる裏口があるようです。どうやら麟童は使われていない出入り口の為に一生懸命がんばっていたようです。だまされている?
それにしてもこんな所であの必殺ブローが完成していたとは。人間相手に打つ技ではないです。スパイラルタイフーンとジェットラベンダーはともかく、円月拳とブーメランテリオスはどうやって完成したかは想像もつきません。第一円月拳って志那虎家の奥義なんだからここでわざわざ開発しなくたって…。
さりげなく初登場と初顔見せの河井と総帥。見事に変わってません。若いです。河井のかっこからすると、やはりピアニストで現在日本にはいないのでしょう。以前、ザナドゥとヘルガが言ってた、日本にいる生き残りに河井は含まれていなかったのは海外ツアーか海外拠点で活動しているということなのか?だとすればフランスあたり?根拠は特にないですが。
そうす…鬼面の男に挑発された麟童、早速マグナム打ちますが、当然のように外します。しっかり距離をとってるあたりがいやらしいです。飛び道具にすんな。ボクシングするならまずその生粋の遠距離ファイターっぷりを直すことからお勧めします。
そして明かされるマグナム誕生秘話。まさか明かされる日がこようとは。
ギャラクシアンエクササイザーでまさかマグナムが生まれるとは誰も思うめぇ。電圧室で開発した元祖マグナムとは名前だけ同じのまるで別物のパンチというのが16話にして判明してしまいました。
最大の玩具と言ってますが、ギャラクシアンエクササイザーがおもしろいんじゃなくて、邸にあるおもちゃがつまんないだけという気もしますが。たまご型のイカしたやつなんかはちょっと惹かれますけど。
うなれ二十世紀最大の拳!!ギャラクティカマグナム!!
確かに!リンかけにおいて必殺パンチはそれこそ腐るほどありますが名前、破壊力それぞれにおいて、これほどまでに代名詞的な存在はそうはないです。例えリンかけは知らなくてもマグナムは知っている人は現実に存在するのだから。
そう考えると二十世紀最大の拳という表現は全くの事実でしょう。
鬼面の男に力及ばず吹っ飛ばされた麟童。少しながらも影道の塔で成長したおかげか死なない程度にすんだあげく仮面まで割ってしまいます。
なかなかの成長です。
そして鬼面の下に隠された素顔は?親父!!
双子だからねえ。もう顔は前の方で出ちゃってますが。
これで順本人だったら驚愕過ぎですが。
今週の結論。
地獄谷で転ぶと痛いぞ。
18号COUNT15「鬼面の男」
麟童を追った伊織が青龍の間で見た物。それは麟童の変わり果てた姿では無く、壁一面に残されたパンチの跡だった。
何気に物凄いことになってます。青龍の間一面に残された破壊の跡。恐らくマグナムなのでしょうが、目茶苦茶に打ってます。当てる気あるのか?これをパンチの跡だと見抜いた伊織も相当です。普通の人なら間違ってもこれを人間のパンチによる破壊工作とは判らないでしょう。名探偵でもお手上げです。これを不発と思う人もいないでしょう。
出てくるなりぶっ倒れちゃってる青龍の番人ですが、鋼鉄の鎧を壊されることは確かに信じられない事かもしれません。ですが、この部屋をぼろぼろにしちゃったことの前にはそんな事など些細な事にしか思えません。
次に向かえた玄武の間ですが、服が汚れるのが嫌なのか何のためらいも無く伊織は倒れている2人を足蹴にしちゃったり。いい性格です。
更に次の階の白虎の間にいたっては単なる通り道に。白虎の間の番人も完全に白目むいちゃってますが、不発の風穴の威力をみる限り白目ですんで良かったほうなのではないかと言う気が。
そしてお座成りなまま鳳凰の間を迎えた時、伊織が見たものは。
うわっ、もう出やがった。鬼面の男。今更誰とは言わせねえ。登場以来ほぼ無敵状態のまま突き進んできた伊織を完璧雑魚扱いで打ち倒しちゃったりします。影道龍極派まで出しちゃったり。
強い。強すぎる。これが旧作キャラの底力というやつなのか。全キャラ中トップクラスのいわばラスボスレベルの男と現在のJr.の力の差をとくと見せつけます。伊織もまだまだですなぁ。
そして伊織が目覚めた時、そこに残されていたのは麟童の置き手紙。
伊織も思わず字…?とか疑問系になっちゃう辺りかなりのものです。
未塾もののイヨリへ てめえとの勝ぶはあとだ 先へ行くぜ リンドウ
麟童、こんなに出番が少ない時まで惜しみなく大馬鹿野郎を大発揮です。誤字はともかく(いや、本当はともかくじゃないけど)自分の名前も書けないのはまずいだろう。
さらに伊織の名前をイヨリと間違う駄目押しっぷり。パーフェクトです。
余りの麟童の馬鹿っぷりに伊織は深く、深く傷つくのでした。
合掌。
今週の結論。
麟童…。学校行けよ。
17号COUNT14「影道の塔」
ようやく始まった麟童の目覚めるための戦い。その第一関門は十把一欠片の烏合の衆。朱雀百人衆。
あんな建物の中にむさい男が百人…。かなりきてます。奴らは年中待機中なのでしょうか。住んでる?
百人いると一杯人がいるという安心感からなのでしょうか?ばたばた人倒れていきます。百人必要なのはある意味当然なのかも。それよりもこいつらは実は影道の中では落ちこぼれで、影道の塔に御仕置きとして監禁されているのではないかと疑いたくもなります。
オレたちはおまえが今まで相手にしていたような街のチンピラや子供チャンピオンとはワケが違うのだ。なんて言ってますがはっきり言って変わりません。
百人掛かりで戦う時点で何の自慢も出来ません。そこら辺を考えてない辺り、落ちこぼれ説の濃厚具合がいよいよもって確信に近づいてしまいます。負けるな!落ちこぼれ達!(既に決定)
伊織、樹海に現る。
ある意味予想に反して親の言うとおりの行動に出た伊織。思ったよりも言い成りです。
しかし強い。
樹齢ウン百年は確実にいってそうな樹木をすぱすぱ切っていきます。密林破壊者伊織。それにしても影道のの連中っていうのは異常に口が軽いです。おかげて話も早くて助かりますが、信用は出来ないです。社会的に。
なんだかんだで影道の塔についた伊織ですが、そこで見たものは2日前にのびた雑魚百人。2日間も寝ていられるなんてある意味尊敬に値します。床も固いというのに。
そして青龍の間。ピラニアの群れに浮かぶは麟童のデイパック。麟童、早くも絶命!?
本当に絶命してたらかなり衝撃的ですがそうもいくまい。弱っちっくったって主人公ですし。ここで踏ん張らないと伊織においしいとこ全部掻っ攫われてしまいます。
がんばれよ。
今週の結論。
朱雀の間で最初にマグナム打っとけば結構楽だったんじゃないんだろーか。
16号第COUNT13「嵐(らん)」
ゴゴゴゴゴと音と共に立つは影道総帥の息子。影道嵐。そして、地にはいつくばるは剣崎順の息子。剣崎麟童。
対照的な出だしで遂に正式登場。影道嵐。血筋なのか目茶苦茶ぼんぼんです。周りから大切に育てられたのか傍若無人な限りです。さすが従兄弟。
石松と志那虎激突なのか!?石松、おまえがそのつもりなら敵でいいぜ。かっきぃー。しびれる台詞を吐いてくれます。それに対して志那虎、おめえとオレがやりあったらどっちかが死ぬな。ときたもんだ。やるのか?闘うのか?かたや最近体の不調を訴える石松。かたや、現役武道家、しかもなにげに右手を楽々使っている志那虎。闘えばどっちが勝つ?ああっ。結果が見えるようだぁ。
麟童、虎に襲わる。しかし、その虎は何故にここまでというぐらい人懐こい虎なのでした。ここから考えるに、どうやら嵐はペットの動物を大量虐殺していたらしいです。
ああ人間だ〜。遊んでもらお〜。と不用意に近づいた所へいきなり死の鉄拳をくらわせたのでしょうか。鬼ですな。
総帥の現在遂に判明。それは修業と言う名の消息不明。怪しいです。おいしい所をかっさらう為の出待ちなのでしょうか?まさかこのまま本当に死んでるなんて事はないよな……。
まあいいやと死んで事にしてトップに立っちゃう嵐。ちゃっかり者です。そしてその目的は、陽のあたる世界へ出ること。
まあ、それはいいとして、そのためにはいかなる殺戮も辞さない殺人集団を作ろうとしているのだけど、殺人集団は間違っても陽のあたる世界じゃないだろう。陽のあたる世界なら一人殺した瞬間にあっちゅーまに闇の真ん中への特急券を発行してくれます。ああやっぱり世間知らずだ…。樹海育ちはこれだから……。と言われまくる未来はそう遠くなさそうです。
おもむろに野火が差し出した指の先にそびえるは…。影道の塔。
まさか、影道の塔がそのまま形とルールで出てくるなんて!
これが麟童の真の覚醒への第1歩となるのか!?いや。なれ!
今週の結論。
麟童は絶対ボクシングの覚える順番間違ってる。
15号COUNT12「影道総帥」
影道立つ。当然の様に前回のひきと体格がばらばらです。基本でしょう。
しかし、二人以外の残り三人。見事なまでの雑魚っツラァ。投げ飛ばしたりしますが速攻で返り討ちです。麟童キック。キック?キックぅ〜〜!?仮にもボクシングやろうっやつが蹴りを放つなよぅ!
その後、今度は殴られて二人が倒れた場面、そこで気付いた事。
でけえ。
体の大きさが麟童のゆうに2倍ある。やはり、青木ヶ原の樹海がそうさせたのか?
野火が何だか麟童に剣崎順と高嶺竜児の面影を重ねちゃってますが、現段階だと荒々しさと優しさというより、剣崎順のわがままさと高嶺竜児の弱々しさという感じです。いまいち強者になりきれない麟童に幸あれ。
石松と旦那再会!不穏な空気流れまくりです。旦那が遂に石松に敵対宣言。物騒な話で盛り上がってます。そして何気なく明かされた真実。石松は仲間はずれ。石松以外のメンバーは出来事を把握してるみたいですが、石松だけはすっかり取り残されています。
今の影道総帥は…。総帥は。総帥は何だ!?相変わらず話のど真ん中で場面が変わってくれます。にくい。
野火クラスだと麟童歯が立ちません。ここら変が微妙な強さです。中堅クラス。
登場影道総帥?素手で猛獣殺しまくりです。さりげに象とかキングコブラとかいる辺り。密輸?はっまさか狼は日本オオカミ?殺しちゃ駄目じゃん。
自ら名乗っているからには恐らく総帥の息子か何かなんだろうけど、少なくともまともに戦ったら麟童が殺されるのだけは間違いないでしょう。
今週の結論。
昔のキャラは強いねぇ。
14号COUNT11「樹海」
しゃれこうべを思いきり踏んどいて、また踏んじまったですませる麟童。さりげなく大物です。ちょっとは動揺すれ。それとも、動揺するまでも無いほどの大量の骨を踏みつけたのか?ばちあたりですな。
それよりも目印なしに青木ヶ原の樹海に踏み込むのはやめれ。迷って当たり前です。
それでも野生の勘というかなんというのか、たどり着いたその場所。懐かしい、懐かしすぎる。黄金の日本Jr.の墓じゃありませんか。そしてそびえ立つは!剣崎順と高嶺竜児の墓。石松、志那虎、河井の墓は倒れている辺りが意味深です。
志那虎の旦那、えらい物分かり悪いです。すっかり頑固親父。理由が相変わらず謎な辺りが不気味です。自分の親からの反省がこめられていないよーな……。そんな中、反抗的な伊織の目。伏線?
麟童、夢の中まで親父にプレッシャー受けてます。そして惨敗。コンプレックスは当分とれそうにありません。夢から覚めたら早速墓にやつあたり。行動が家にいる時と変わらないあたりがいやはや。
そして、見開きで遂に出現。影道。この服のあちこちから出てるひらひらが、ザシャアッという擬音が最高に車田です。これだ。これこそ車田マンガだ。ひたすら、ただひたすら思わせぶりなのです。
やつら体型とか全部一緒だけどまさか顔出た途端体の大きさとか変わったりしないのだろーか。それはそれで良しだけど。
今週の結論。
で、ボクシングは?
13号第COUNT10「おさげ髪」
しょっぱなからすごい展開。脈絡も無く一奈登場。ズレるだけズレまくったセリフをかましたあげく、伊織あきれて退散。
しかし、ドクロを事もあろうにブタさん呼ばわりとは。いや、それよりも。
刺青じゃなかったんかい!
絵の具だよ。どこまで半端なんだ。剣崎麟童。
そりゃあ伊織も毒気抜かれちまいますわ。こんなの斬ったら剣がさびるとでも思ったのでしょう。
う〜ん。それにしても一奈がしっかり話に食い込んで来るとは予想外。なんか別の話になったかのようなたどたどしさが作品世界を覆ってしまってます。大丈夫なのか!?
石松家。しっかり麟童の本拠地です。恐らく今の所、最もシーンが多いところじゃなかろーか。話の展開のポイントには必ず登場。石松、やけ扱い良いです。そして、やっぱり出ました。麟童の自慢しい。石松が作った飯を誇らしげに「うめえだろ」ときました。麟童従順すぎ。
麟童寝っ転がって思い出すのはとりあえず文句ばかり。たった10話の間にここまでぽろぽろに言われてしまって少し可哀相な気がします。気がするだけですが。んで、すぐその後に一奈を駅まで送る途中、千葉の不良に出会います。そして、思ったこと。
千葉はいいなあ。
こいつらは少なくとも人殺さないよなぁ。なんかほのぼの。3000円を脅し取ろうとしたり、一万円でこんなにもと言ってみたり。今日も千葉は平和です。
遂に、遂にボクシングへの道が始まるのか!?
麟童がとうとう石松に真面目にボクシングする宣言。
そして出た石松の言葉!!
あと3人の許可がいる。
出るのか!出るのか!?あの3人が。
以下、次号。
今週の結論。
旦那は麟童許さない気がする。
12号COUNT9「長船一閃」
伊織とザナドゥの正面対決か!?と思いきや、何事も無く、過ぎ去っていく。さすが。実力者同士だと、無用な争いは無いもんだ。
そして、志那虎が志那虎である所以が遂に出た。神技的ディフェンス。というか、あれは神技的じゃなくて神技だと思う。バイクの幅を気付かせずに通り抜けちゃってるし。もはや、技と言うか超能力の類い?
麟童は無駄足だったけど、伊織は来たかいがあったとびっしり言われちゃって、ますます主人公惨め度UP!。そろそろがんばってほしい今日この頃。
志那虎の旦那は何を考えているのか!?現時点じゃ全くの謎。殺意を持ってるのだけは確か。何故に?
遂に出会った麟童と伊織。果たして二人の対決の行方や如何に。ってやる前から判りそうな気もしますが。
今週の結論。
主人公めっきり影薄くて弱くて涙出てくるよ。
11号COUNT8「伊織見参」
しょっぱなからカスを斬るとか言われちゃってます。麟童。8話たってもまだカス扱いです。
それよりも志那虎の旦那は何を見て伊織にそう命令したんでしょう?だって刀で斬らすんだよ。人殺しだろ。それは。
んで石松もザナドゥにもうやられてるって言っちゃうし、実際既に負けちゃってるし。
勝負は一瞬ですか。あれだけ引っ張ったのにあっさり風味。文字通り瞬殺ってやつですか。ん〜。麟童っていきがってるだけのチンピラみたいですな。
ヘルガ、人を見下す見下す。目覚めたばかりの麟童に向かって、やっぱりカスって言っちゃうし。
これだ。これがなければリンかけじゃ無い。壁にヒビ。何メートル離れようとその威力で壁壊しちゃう。その破壊力。直撃で生きてる人間、絶対おかしい!
やりたい事をやるなら今のうちとか言ってる、この暴走族って成人になってもまず駄目なままだろう。殺しすぎ。
で、こいつらやっつける伊織の剣の切れ味って……。さすが備前長船、よく斬れる。って斬れすぎだろう。それは。鉄とかどれだけ斬ってんだ!?
そして必然の出会いなのか。伊織とザナドゥ、ヘルガ。
何でもかんでもすぐ斬っちゃおうとする伊織。かなり物騒です。
今週の結論。
麟童もだえるだけですか。
10号COUNT7「赤い閃光」
先週意味ありげに出てきた三条家のお嬢さんはあっさり退場。なんだったんだ?
いよいよ決戦ですが、ドイツの皆さんお変わり無いようで。これドイツの人見たら怒っちゃうのかなぁ?独裁者が何とかなんて言っちゃったりして。
それよりも日本って観客の質で明らかに負けてる……。
石松やっぱり昔一問答あったんだなぁ。オレの子だって。あの後どんなやり取りがあったんだろう。描かれるかどうか結構微妙かも。
ジョージはある意味ザナドゥと闘わずにすんでラッキーかも。闘ってたら、もー間違い無く殺されてるって気が……。
そしてザナドゥ語ってます。大人も子供も腐り切ってるとか言っちゃってたり。そして麟童それを振られてそれがどうした。とか言って、さりげに自分も腐ってると認めたり。
やっぱり格下っぽいよ。麟童。大丈夫か?
石松も相変わらず腕しびれてるし。石松末期の病説浮上。
最後に。出やがった。
遂に志那虎の息子、志那虎伊織が登場!
麟童よかよっぽどできそう。まさに見参!!て感じだ。
どうなるんだ!?この先!?
今週の結論。
石松も携帯持ってたんだね。
09号COUNT6「一菜」
なんか、麟童マネっこ動物。とゆーか、そのままんまやん。
一話で石松が言ってた事をもー、そのまんま繰り返して言ってるし。そっか。誰かに同じこと言いたくてずっとうずうずしてたんだね。
きっと一話から。
それにしてもボクシングって刺青OKっだったんだね。チャンピオンからして、してるし。
ジョージは見事に期待を裏切られないでくれていた。よえ〜!!つーか、いくら何でも弱すぎ。あれで無敗のチャンピオンだったというのはさすがに無理があるような……。まあ、素手で壁壊しちゃうような奴が相手だとしゃーないか。
麟童、ようやく家に帰ったけど、ここでも石松っ子爆発。剣崎家の人々愛されてないなぁ。
順にお前なんか超えてやる。なんて言ってますが、現時点の同じ歳の時と比べると明らかに負けてるし。あの壁はでかいよ。超えられるか?
そして、いつかは出ると思っていた三条家がなんか凄い形で出てるんですけど。
今度は本物の女だ!って…。あおり毎週おもしろすぎ。
今週の結論。
取り敢えず、親父を超えるには腰入れてパンチだ。
08号COUNT5「日本Jr.チャンピオン」
遂に登場!現日本Jrチャンプ!その名も如月ジョージ。
で、見た瞬間に思ったこと。
だめだ、こいつ。
もう、車田漫画における典型的なやられキャラ。そんな臭いしかしてこない。明らかな三下とかを取り巻きに置いてたり、やる気の無い必殺技を持ってたり、相手に対して必要以上に見くびってたり、まさに完璧。
御膳立ては整った。後は、煮るなり焼くなり好きにしてくれ!って言ってるよ。これは。
さあ、次回でさっさとこのザコを倒して本物と闘うんだ!
て、これでもしジョージが麟童に勝ったら、ある意味車田漫画の革命児かも。
今週の結論。
案外刺青って大丈夫っぽいよ。
07号COUNT4「戦士なき日本」
結局闘いは石松のダウンによりうやむやになっちゃいました。
どうしたっ!?石松っ!あんた何か病弱っぽいぞ。
しかし、ただのおじさんって言い方はなんか妙にかわいいぞ(笑)おちゃめだぞ、ヘルガ。
それにしても生き残りってなんだよ。おい。剣崎と竜児は初めから死んでるっぽいが、河合は?どーなってるの!?気になる〜〜。
車田キャラの敵役って相手見くびるの基本だよな〜。志那虎は武道家なんだから30ちょっと過ぎならむしろ全盛期だろうに。
麟童はしかし相変わらず脇役だな……。カスよばわりだし。果たして主人公として目覚める日は来るのだろーか?いや、きてくれ。頼むから。
今週の結論。
まだ見ぬ日本チャンプは誰だろね?
06号COUNT3「スコルピオンとヘルガ」
本人かと思われたスコルピオンとヘルガは何と2人の息子でした。
こいつら親そっくりです。ヘルガはしっかりパソコン持参で対戦時間まで計算しています。
親たちが昔それで痛い目にあったのははっきり言って他人事です。それは自惚れだか自信の現れかと聞かれたら自惚れだと猛烈に支持したい気分。
そのまま問答無用で対戦に入るかと思いきや。石松突然の腕のしびれを訴える。何故に?
スコルピオンの脅威の為?まさかな。それとも1話で受けたギャラクティカマグナムの後遺症?んな事無いか…。
全くの謎のままスコルピオンが石松に襲いかかろうとした時、駆けつけたのは!麟童。おおっようやく主役っぽい行動をとったよ。
日独のJr.対決遂に始まる!
今週の結論。
スコルピオン、目がピカーって怖いよあんた。
05号COUNT2「戦士の肖像」
ボクシングを引退して当然の様に漁師になっていた石松。何気に一軒家に一人暮し。けっこう豪勢です。
しかし33歳かぁ。刻の流れを感じます。
なんだかやたら弱腰で石松家にやってきた麟童。そんなファイティングポーズとりながら会話しなくても。
結局わめいて暴れて返り討ち。石松でなくても何しに来たんだ?と聞きたくもなります。
それにしても想像以上に芯が無いような気がする。麟童って。すぐ他人のせいにする辺り、かなり甘ったれ気分。まあそんなんだから石松にすぐやられちゃったりするんですが。
目覚めた麟童のいた部屋に飾られていたのは世界大会の写真。日本Jr.と菊。それを見て涙を流す麟童。ここで何故に涙を流す?菊にやばめに異変あり?この様子だと死んでそう。
回想シーンでの菊の台詞。剣崎もきっと喜んでくれる。ってまさか剣崎ももう死んでるのか?
海にたたずむ麟童。そこへ通りかかるは…。出た!本物スコルピオンとヘルガ!
本人なのか!?
今週の結論。
写真いつの間に撮ったんだ?
04号COUNT1「麟童RINDO」
あれから17年。遂に奴らが帰ってきた。
典型的な不良にからまれるいかにもダメそうなサラリーマンを助け出したのは雪駄を履いた片目に傷のある男!そう奴だ!
そしてその男の追う男は……剣崎!
ぐはぁっ。なん出だしだ。わくわくが止まらねえ。
不良どもをあっさり倒した奴が剣崎を追って辿りついた場所はストリートファイト場。そこにいたのはまさに聖闘士のなりすこないと言った風情の大男!なんかあっさり車破壊しているんですけど。人間?
そんな大男にノーヘルでバイクに乗ってきたのは!剣崎。
剣崎はあっさり大男を秒殺。そして服を脱いで見せるは胸に彫られたタトゥー。サラリーマン、あのガキ本物の不良だ!なんて言ってますが、今時タトゥーみせるだけで本物の不良って……。
とか言ってるうちに出た。ギャラクティカマグナム!!
そう!奴こそはスーパースター剣崎順の息子。剣崎麟童。追う男は黄金の日本Jr.斬り込み隊長・香取石松。
そしてさすが石松!ギャラクティカマグナムを片手で受け止めちゃったりします。凄え。
圧倒的に強え。
そのままかっこいい台詞をはきながら去っていく石松。くぅっ。最高の第1話だ。
今週の結論。
あんなに小っさかった石松も17年ですっかり成長しました。