こころの広場 
 内観&カウンセリング体験談

人の和と内観

Aさん(夫の事業補助)〜人は人の心の中に、永遠に生きつづけられる〜

「内観を終えて、帰ったとたん、世界の色が違い、花が咲いても風が吹いてもうれしくて、生まれたての心のようです。
内観中、今は亡き父の魂にも、ふれられたように感じました。
あたたかくて金色に輝く父の魂、それは私の中にあったんです。
人は人の心の中に、永遠に生き続けられるのですね。」

Oさん(個人事業主)〜けんかにならない内観後〜

「内観を終えての妻は、何を言ってもにこやかにしていて、
 けんかにならないのです。」



社会生活、仕事や事業と内観

○会社役員 30代男性 
〜相手にして頂いたことを常に考え、Interaction(相互作用)を思い、何をどう返せるかを考え、実行することが大切〜

(米国に事業で成功、目的を達成して、心に残していた大学院に進学、研究において、日本の心理療法「内観」に出会い、研修のため来日。)

「両親への否定的なイメ−ジで、子供時代は不幸だと思っていたが、内観によって、そうではないことに気付いた。
 これまで、自分はいい家庭を築きたい(自分の子供時代のようでなく)という思いでいっぱいだったが、実際、家族の愛をこんなにも多く感じて感激した。
 
 事業においても、相手にして頂いたことを常に考え、Interaction(相互作用)を思い、何をどう返せるかを考え、実行することが大切だと気づいた。
 
また、ひのきの壁のお風呂もゆったりとしていて、木造の内観研修所や、お抹茶に、日本文化のよさも改めて味わった。」


○20代女性 会社員 〜対人関係の持ち方がわかってきた〜 たばこの量も半減

 〈仕事のストレスと会社の人間関係の問題で、転職を考えて内観〉
「内観で、して頂いたこと、して返したこと、かけたご迷惑を思い出す中で、自分自身の問題が見つかった。
対人関係の持ち方がわかってきて、出勤への意欲が湧いてきた。
 お世話になっている会社や上司に、これからはお返しがしたい。
 内観前は職場のストレスから、たばこの量が増えていたが、内観中、すっていた本数は、一週間で半分以下に減った。

 
また、心は雲が晴れたように楽になった。」



32歳男性 <企業管理職研修> 
〜お返しは仕事でしたい〜

「今までの私は、キョロキョロまわりを見渡し、自分に向き合わないで他人を批判していました。内観で、忘れていた事実をどんどん思い出しました。
そして今まで人に迷惑をこんなにかけていたのに、まわりは私によく協力してくれていたと感謝しました。
一週間の内観は、あっという間に終わりました。これは自分自身が成長するための研修で、そのために会社から一週間の時間と費用をだしていただいて、会社にもほんとうに感謝しました。

このお返しをこれからは仕事でしていこうと思いました。一週間の内観に参加して、まだまだ内観する余地があると思いました。」


30代女性 <OL・結婚を前に>
 
〜今の幸せに気付ける作業、内観〜

「内観中の時間はあっという間だった。人生、今まで生きてきた中で、こんなに自分のことを考える時はなかった。一週間は、短かかった。

内観は、「
人はもっともっと幸せになりたい、と願っているが、今、自分のこの状態で幸せなんだな」と気付ける作業だと思った。」




青少年&家族の内観から

Kさん(学生)〜人のいいところも見れるように〜

「一週間やり遂げたことが自信につながった。
 これまで人のいやなところばかり見ていたけど、
 いいところを見ようと思うようになった。」

Mさんの手紙:                  
内観の動機:「今日も娘は学校に行きません 」

そして、内観研修後、こんなお手紙を頂きました。   

〜心の霧は晴れて〜

私は、内観研修所の生活がうそのようにあわただしい生活を送っております。でも、あの1週間の生活は夢ではなく、体がしっかりと覚えておりました。

次の日、夕方5時にはお腹がペコペコ・・・笑えます。
いえいえ、それだけではありません。本当に幸せなんです。わきあがってくる幸せ、というのでしょうか。

心の耳を澄ませば、澄んだ瞳で見れば、人の職場においても、友達とでも、その他の社会とのつながりにおいても私は恵まれた環境で暮らしているのかと、本当に感謝でいっぱいになります。その気持ちに比例して、お相手にしてさしあげたいという気持ちが生まれてきます。

今まで私のかけた迷惑を振り返ったことで、あっ!この状況では迷惑をかけることになるからこうしようと自分の責任は自分でとる努力の意欲がでてきます。

 〜内観を終えて帰った日、父が私に「お前がいなくて寂しかった。」と2度も言ってくれました。母との会話もとても楽しくなりました。
息子は元気に学び遊び、たくさんお手伝いをしてくれています。

娘はにこやかな時間が多くなり、「昨日までなんか、よく見えてなかったけど、なんか、見えるようになった。」と申しました。私の心の霧が晴れたのが、娘に伝わったのではないかと思いました

 この感謝のお手紙をいただいたころ、電話にて、「不登校生の適応教室に今週になって通学しました」というお知らせを頂きました。
                  ( 掲載のご了解と一部編集してあります。)    

○受験生 〜家族への内観後、無事医学部に入学〜

「何度かの受験に失敗して、落ち込んでいた。内観中、家族の応援が素直に嬉しくなって、気持ちが明るくなった。受験に向け一生懸命やろうと、意欲が湧いた。
内観をして、今までお世話になり心配してくれていた両親に、なぜイライラしていたのか、不思議に思った。」

(内観後、無事医学部に合格されました。おめでとうございます。)


10代 学生 <ひきこもりからの脱出>

・内観の参加動機
3ヶ月間ひきこもっていて、このままじゃいけないと思って。内観には、母の勧めと、先生の勧めがあって参加した。」


・内観研修を体験して
「3項目を考えてみると、ちっちゃいときのことはあんまり考える機会がなかったので、新鮮だった。ちっちゃいときは、あー、こんなんやったんやなあ って思った。これまでにしてあげた事は、ほんとうに少なかった。私は、内観をして、人と接することがすごく楽しみになった。」


・内観の期間について
「内観中,寂しくて、3日目でやめてしまった。そのとき人と話すことが大切だと思った。そして内観のことを思ったら、どんなことでも頑張れると思った。
・・・〜内観の期間は、人それぞれじゃないかな。私は3日で、学校に行けるようになったし、人と接する事が楽しくなった。」


<内観は、ほんとうにひとりこもって、自分と向き合うことなんですね。>
 


20代青年 <農業を志して>

「父の紹介で、内観にやってきた。普段、考えていても気づかなかったことに、気付いた。自分の事を調べるのは自分にしかできない。父親にはいろんな事を教えてもらった。いつか、父と二人で内観に来たいと思った。」


○20代 男性<まだ、卒業したくなかったけれど。。。>
 休学をくりかえしている。卒論のテーマが決まらない。卒業して、何をしたいのかわからない。先輩から、内観をすすめられたので内観にきた。内観は本に書いていないことばかりだった。不満の怒りが小さくなった。


 60代男性 
<子供の不登校から>

「息子の学校の出席日数が足りなかったので、先生に相談に行くと、「まず自分自身が幸せになること」、と教わり、私が内観を体験しました。
私が変わることで、子の方も変わりました。私の子供への接し方が変わったからだとも思えます。自分のストレスが改善されて、周りにいい影響があったのでしょう。

それまでは『なんで、学校にいずに家に居るんだ』と責める口調・態度でした。これでは、子供は家にいてもゆっくりやすめなかったでしょう。学校もいや、家もいや、これでは子供はひきこもるよりしかたがなかったのだと思います。また私は、どこかで妻も責めていたのかもしれません。

 内観をして、子供と話が出来るようになりました。そして、妻も内観をしてくれました。勉強嫌いだった息子は、今、人の役にたって働く事に喜びを見出し、立派な社会人になってくれています。


               
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