完敗でした

今月22日、小泉首相は、わざわざ自ら北朝鮮に出向いて、金正日とのわずか93分間の
会談において、日朝国交正常化交渉の再開と25万トンの米支援と1千万ドル相当の医療
支援を約束させられました。
これに対し、我が国の成果としては、先に帰国した拉致被害者の家族5名の帰国のみでし
た。元米軍兵士の夫と、その2人の娘、計3名の帰国は実現しなかったし、拉致の疑いが
濃厚な10名の日本人の再調査についても、金正日の、うわべだけの口約束に期待を寄せ
ている。と言うありさまです。さらに、100名単位の日本人の行方不明者については、
話題にもならなかったそうです。
首相は常々「拉致問題の解決なくして、国交の正常化は在り得ない。」と言っていたにも
かかわらず、これは一体どうしたことでしょうか?
拉致被害者の子供1人あたり5万トンの米でバーター取引を行なったに等しい。と言わざ
るを得ません。

とは言え現在の我が国の外交能力では、これ以上の結果は得られなかったことでしょう。
子供5人の帰国が精一杯だったのです。
外交においては、権謀術数、マキアベリズムは、いまだ健在なのです。
今回、我が国は北朝鮮に完敗でした。
まあ、もっとも、国家元首なき、いまだ米国の占領下にある我が国の総理大臣が、交渉に
当たったところで、海千山千の金正日に、適当にあしらわれるであろうことは容易に想像
が付きましたが、あまりにも情けない話です。
政府与党は、今回の屈辱を教訓として、拉致問題が完全に決着しない限り、絶対に米と薬
を恵んではいけません。小泉首相の「経済制裁は発動しない。」と言う発言も撤回しなく
てはいけません。何でそんなことを言ったのか?私には理解できません。
金正日が生存している限り、北朝鮮と国交を開くことは許されないのです。
これは、八百万の神々の意思であります。邪悪な者と握手をすることは、罪なのです。
我が国は現在、神の試みの中にあるのです。
未だ囚われの身である私たちの「わけみたま」を救えずして、神国日本の再興は在り得な
いのです。蔑みを耐え忍んで生きるのは、そろそろ終わりにしなさい。04/05/24

神道大教四大信條要典第一章天徳第六節
「摂理(みはかり)に逆くことは滅亡を意味し、摂理を尊ぶことは弥栄(いやさか)が
 約束される。」
神道大教四大信條要典第四章光明第十二節
「垣一歩をせめる者には垣を外して順逆(じゅんぎゃく)を説け。」

※摂理 大宇宙の法則。摂理に逆いて滅亡するのは金正日。
※順逆 道理に従うことと逆らうこと。垣一歩をせめる者とは金正日。
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