恵みの光

神道大教四大信條要典第二章地恩第十七節
「天照大御神は日本民族の理想神で、天の徳である至高の慈悲、久遠の仁愛、鉄石の真実を
具現し給い、恵みの光を以って民族を守護し給う。」

現在の我が国は、政治・経済・社会そのすべての局面において、かつてないほどの危機的状
況に瀕している。それでも、人は希望を持ち続け、自分を見失わず、清く明るく直く正しく
生きていかなくてはなりません。と、これまで何度も何度も述べてきました。もういいかげ
んうんざり、といったところですが、このホームページを開設して以来わずか2年半の間に
我が国は、もはや自力では決して抜け出すことのできない底なし沼にはまり込んでしまった
と言っても過言ではありません。
政治的局面においては、拉致事件の全面解決、北朝鮮の核ならびに大量破壊兵器の疑惑の解
明、イラク問題、構造改革など問題が山積しています。
経済的局面においては、不良債権処理、デフレ対策、失業対策が勤労者の過労自殺、過労死
の激増している現状に対して、果たしてどれほどの効果があるのか疑わざるを得ないという
哀しい現実があります。
社会的局面においては、殺人、強盗、放火、暴行、詐欺、児童虐待、援助交際、家庭内暴力
など、目を耳を覆いたくなるような凶悪犯罪が連日のように発生しています。
日本人は、命の尊さを、もはや忘れてしまったのではないでしょうか?

自信を失い、おびえた目をして、過酷な、そして非情な現実の前に、なすすべもなく立ち尽
くしている日本人よ!あなたはいつまでそうしているつもりですか?
この先何が起きても、恐れる事はありません。
なぜなら、太陽の神、天照大御神(あまてらすおおみかみ)は私たち日本人に常に恵みの光を
降り注いでおられるからです。恵みの光は、私たち日本人の傷つき疲れ果てた魂を優しく包
み、暖め、澄みて清らかなる天来の姿に戻すのです。
我が国の悲惨極まりない現状を打破するには、為政者と私たち国民すなわちすべての日本人
が神道の精神に立ち返り、皆が心と力を合わせて共に歩んで行かなくてはなりません。
不遇逆境に耐え、常に努力を忘れない者だけが光の中に生きることができるのです。
理念なき政治は、国を滅ぼし、信仰なき生活は、人を滅ぼす。ということをすべての日本人
は肝に銘じておかなくてはなりません。02/11/23
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