小松さん(以下K)はい。今週もコイケヤ・ソーコーさんに来ていただいてます。2000年上半期のヒット曲を斬ってもらいます!こんばんは。
郷太さん(以下G)こんばんは!!
K こんばんは!(笑)
G プリン・プリン・ボイーン。オレ・ゲヒン・プリーン。ポロン・ポロン・ポローン。
K あれ?なんか人のネタ盗んでんじゃないですか!コイケヤさん。(笑)
G コイケヤです!!
K はい、それじゃあいきましょうかね。最初に聴いてください。
♪恋のダンスサイト/モーニング娘。
G はい、これは「恋のダンスサイト」。モーニング娘。ということなんですけど。あの...ぼく別に予言ってこともないんですけど、1回ラヴ・マシーンみたいな歌を作ってしまうとですね、それをどんどん...こうなんつーのかな、拡大して派手なものはもっと派手に。いわゆる小林幸子さんの紅白の服の原理ですよね。
K あー。
G 普通の服でいったら、もうダメなわけですよ。どんどんデカくして、どんどん高く飛んだり光ったりせな「今年はなんやろ」と思って待ってるからね。誰も五木ひろしさんとかにそんなん期待してへんやん!服装どうとか、ね!やっぱり美川憲一さんとか小林幸子さんとかになると「今年はどうやろ」っていう、もう風物詩みたいになってますよね。やっぱね1回やっちゃうとね、そうなるわけですよ。でやっぱり結局...地球まる見えテレビ特捜部のたけしさんが出てくるときの格好とかさ。あーいう感じになってしまう。
K あー、はいはいはい。なるほどね。
奥田さん(以下O) (笑)
G だからあの...ぼく自身はラヴ・マシーンの前の前。「ふるさと」の前。「真夏の光線」って歌が1番曲として好きなんですよ。むっちゃ良くできた歌やし。たぶんつんくさんも1番好きな歌はあれだと思うんですよ。ただあの頃モーニング娘ってちょっとあきられてたところあったじゃないですか。だから、ほんまに良い歌を出してきたはずなのに、ここはボコン!ていかなあかんっていうことで作ってきたのがラヴ・マシーン。それをもっかいいこうやないかっていったのがこの「恋のダンスサイト」。ただやっぱり、こういう歌って自分のもそうだと思うんですけど、ぼくが作るときとかも、なんつーのかな、やっぱりなんかねコメディに近いところがあると思うんですよ。コメディアンの凄い面白いコメディだったとしても、3回も4回も見てたらあきてくるじゃないですか、そうすると同じネタを例えば「がちょーん」でもいいんだけど、そういうのを何回もやってると、やってくるほうはあきてくるわけですよ。でも歌でもそうじゃない歌っていうのもあるでしょう?このダンスサイトくらいまでは、たぶんモーニング娘もノリノリで「いくぜ!!」ってかんじやったんですけど。今回のもうちょっとおとなしいかんじするよね。あの...ハッピー・サマー・ウェディング。
K あー、そうですね。
G ま、そういうのに市井さやかさんは、1番それをノリノリでやってたから先に疲れたのかな、と。たぶん1番頭良かったと思うんですよ、彼女が。モーニング娘の中で。ま、たぶんまた違うことで、予想もつかへんことで大変身したりして頑張るんじゃないですか?なかなかこんなのないですよ、アイドルグループでこんなにみんなが好きになるグループ。お金かけても、人集めてもできないものはできないですから。これはなくさないべきだと思います、モーニング娘は。
K 大きくしていく意味でね、ジンギスカンでもうマックスですからね。(サヲ註:マキシマムということです。歌手のMAXじゃありません・笑)...なるほど!じゃあ、次いきましょう。
♪桜の時/aiko
G はい、aikoさんの桜の時。ぼく、正直言ってファンなんですよ。
K あ、ソーコーさん?
G あ!ぼくっていうか、彼。郷太くん、ファンなんですよ。
K (笑)ぼくっていうか彼、ね。
G そうそうそう。大阪で会ってね、最近.。会ったらしいんですよ。
K 彼がね。
G うん。その時にぼくは...ソーコーさんは...
スタジオ (笑)
G (笑)アドヴァンテージ・ルーシーのアイコちゃんも、彼ファンなんですよ。で、アドヴァンテージ・ルーシーのアイコちゃんも彼のファンなんですよ。
K ほーおー。なるほどね、ファン同士。
G って言ってるんですよ、彼は、郷太くんは。で、いろいろね、一緒にドンキホーテ行ったりしてるんですよ。
K なんかもうややこしいな!!
G (笑)もうオレでええわ!オレで。オレってことにしよ!とりあえず。それで...あの...簡単に言うと、ルーシーのアイコちゃんの話をしてたわけ、オレが。電話で、携帯電話で。ラジオ局で。そしたら、後ろにaikoちゃんが立ってたの。こっちの「桜の時」の。で、「アイコちゃん、大阪に前乗りしてるの?」と。ルーシーが大阪でライヴするから、1日早く来てたらオレも大阪で泊まりの時に何もない時あるから、飲もかな、と。ま、飲むってことはないけど「オッス」ぐらいは、軽く。とかいう話をちょっと偉そうにしてたわけよ、いつものように。ロンブーの淳調に。(笑)
K・O (笑)
G (笑)ロンブー風なウリで。やってたわけよ。「アイコちゃん」なんつって。ほな後ろにいて、こわーいマネージャーみたいな人が後ろにいて、別にマネージャーじゃなかったらしいんだけど。その人は「なにこの人!!下品ねぇ!」みたいな「けがらわしいわ!」みたいな。
K (笑)
G オゲレツ星人!みたいな「このオッパイ星人が!!」みたいな。
K (爆笑)
G 顔してみとんねん、オレのことを。ま、実際そうなんやけど。(笑)で、オレもあわてるやん。1回会ったことあったんですけど。でもそんな後ろに...ルーシーのアイコちゃんの話をデカイ声でしてる時に...「ちがいますよ!!」と。
K アイコ違いだ、と。
G アイコ違いだ!と。そんなん言うてもわかってくれへんやろうけど、ぼくは悪くないですよ!と。でもね、ノーナ・リーヴスのこと気にかけてんの。ライヴとかよくね、ビデオ見てたって。
K 1度対バンしたことありますよね。
G うん。だからね、オレはちょっとドキドキしたね!!でもでもやっぱり曲もいいよね。
K 曲いいですね。うん。
G 正直世の中にいっぱいバンドとか、女性ヴォーカルも男性ヴォーカルもいるからさ、そんな普通に聴いてたんですよ。でも「カブトムシ」くらいからマジいいなと思ってね。ええ曲作るなと。で、歌詞から作るんだって、やっぱね。
K あーそうなんすか。
G 歌詞を書いてから、それにメロディーをのせるらしいねん。
K あー、珍しいですね。
G あんまりいないんですよ。ジョン・レノンとかよくやってたんですけど。それを聞いた時にね「オレもやってみようかな」と。(笑)歌詞を先に書いて。
K なるほどね。郷太さんが、やってみようかな、と。
G そうそうそう。ま、そんなことで。あーオレじゃないですね。
K じゃあ次聴いてください。
♪あなたのキスを数えましょう/小柳ゆき
K はい、小柳ゆきさんで「あなたのキスを数えましょう」ですけれども。
G よく聴くね、この歌ね。同じワーナーやしね。でもほんまになんかこう...うまいこと言えへんけど、覚える歌ではあるよね。何言うてるかハッキリわかるしね。
K ぼくも田舎にお正月で帰ったとき、場末のバーみたいなところで、おばさんが「いい曲ねぇ」って言ってましたからね。そういう人達にも凄い届いてる、と。
G 4日くらい前にテレビで、それもドンキホーテにいた時に。
K (笑)よく行かれますねぇ、ソーコーさん。
G よくドンキホーテ行くんですよ。ドンキホーテにいるとやなこと忘れられるんですよ。悲しいこと多いからオレ。(笑)
K (笑)
G 夜中の4時くらいにさ、電話する相手もいーひんときにさ、起きてしまうわけやん。そいういう時にドンキホーテは開いてるわけよ。光ってるから、都会のオアシス。
K オアシス。(笑)
G ドンキホーテで働いててんて、お母さんと一緒に。彼女は。バイトしててんて。
O 親子でね。
G 親子でドンキホーテでバイトする。なかなかね。都会のオアシスに。オレそれは関係あると思うのよ、彼女の歌に。ドンキホーテに買い物にくる客のね、オレみたいなヤツの顔を見つつね、「あードンキホーテ来てはるわ」と思いつつね、なんかいろんなこと思ったと思うねん。この娘、高校の頃やろ。
K 確かに人間模様は垣間見れますよね。
G そうそうそう。もういろんな国の人いるしね。ケンカもあり、ね。恋もあり、ね。
K 恋もある!ほーおー。
G 恋もある。あそこで、エログッズが売ってるとこあんねん。オレそこ好きでよう行くねんけど。
K・O (笑)
G いや、買わへんけどね。見るだけで楽しむ。
K 見るだけでね。
G あそこに女の子とか入れてさ、それで恋が生まれることもあると思うで。(サヲ註:何を言ってるんですか、郷太さん・涙)
K 逆療法みたいな。ショック療法みたいな。
G っていうかぜんぜん普通の関係やったのに、手とかつないで「ちょっと見てみぃひん」って、知らんフリして入ったりして「うわ!やばやば!」って言うてる時にやな、やっぱりちょっと前奏が始まってるわけよ。プレリュードや。だからま、そういう意味でね、ドンキホーテ的なかんじがするね。この今の時代のね、汚れたものも、きれいなものも、楽しいものも全部、やっぱり声にそういうところがあるから人気でたんじゃないですか?
K なるほど!
G やっぱりそういうところが1番...こうなんつーのかな、聴いててわかるな、と。
K 都会のオアシス・ドンキホーテだ!と。ということで来週は企画あり!お楽しみに。(サヲ註:?「企画」って..?笑)
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