小松さん(以下K)はい、今週は小松スペシャル・コマスペです、ということで今日のテーマは...えぇと、日本の夏2と。去年日本人のね、夏の曲をいろいろかけましたけれども。
郷太さん(以下G)去年までさかのぼる...なんか長い...すごいね!!
K そうですね。また日本の方の夏っぽい曲をかけようかな、と思います。さっそく聴いてください。
♪山下達郎/ミュージック・ブック
K はい。ということで1曲目は山下達郎さんでミュージック・ブックでした。これはね、82年に発売された『フォー・ユー』ってアルバムに入ってます。82年ていうとぼくは小学校3年生か4年生くらいだったんですけど、ちょうど2つぐらい上のひとたちが青春を謳歌していた頃に聴いてたんじゃないかなと思う曲で、カフェ・バーとか流行ったりね、そういうところでシャカタクとか聴きながらビリヤードしてた(笑)みたいなね。
G ノーパン喫茶がブームやったんや。
K ノーパン...(笑)はまた違う風俗ですからね。
G いぶちゃんとかが...夕暮れ族とか。
K いぶちゃん...いましたね(笑)
G みゆき族とか。
奥田さん(以下O)それはもっと古い(笑)
K なんかね、そういうかんじで、けっこう落ち着いたかんじで聴けるかなと思いました。
G はいはい。いいね!やっぱりね。
O なんかジャケが物語ってるよね、全てを。
K そうだね。このジャケも一世を風靡した、ね。鈴木英二さんて、ね。
G 名作だね。FMステーションって雑誌が2週に1回でてたのかな?買っててさ、この絵がすごく好きでカセットレーベルとかによくしたね。カセットレーベル作って好きな女の子にあげたりしてね。こう...女と男と交互に入れよう...とか。A面の最後はバラードで...とか。
K (笑)そうそうそう。
G けっこうそのクセでアルバムの最後、バラードにしたがっちゃう。
K はいはい。なるほどね。この曲ねベースはオカザワアキラさん弾いてて、パーカッションはモトさんですよ!浜口茂登也さん。
G お!最近のノーナじゃん!!
K ノーナなんだよ。
G 今回のアルバムは岡沢さんが
O オカちゃん!
G オカちゃんが3曲ベース弾いてて、カジくんが1曲、でおれが1曲、で...ヒゲが2曲。
K (笑)ヒゲって...名前でちゃんと呼んであげなさい(笑)
G ヒゲが2曲(笑)ヒゲが岡沢さんのファンなんだよね。
O ヒゲのアイドルだった。
G ヒゲのアイドルだったんだけど、けっきょくヒゲより岡沢さんの方が向いてたんだよね。
K そんなかんじでね、まぁこの曲がいいかなとモトさんも岡沢さんも弾いてるし、ということで。
G 今度のアルバムドラムとギターとボーカル以外はいっしょじゃん!ノーナ以外は。
K そうだね。こんなかんじで、聴いてください、ということで次いきましょう!!
♪東京スカパラダイスオーケストラ/ウォーターメロン
K はい、ということで東京スカパラダイス・オーケストラでウォーターメロン。フィーチャリング高橋幸宏さんということでね、共作で作ってる曲なんですけれども。これね95年ですね。
G うん。これ好きだね、このアルバムね。
K グランプリ。これスカパラの中でいちばん好きなんですけど。
O いっつもリミックスとかするとき持ってきてるよね。
K ちょうどギムラさんが亡くなって、それでみんな編集盤ということでいろんな人をフィーチャリングしたアルバムで。これ凄い好きなんですよ。これね、右チャン(ネル?)に高橋幸宏さんドラム叩いてて、左チャンに青木さんが叩いてて、これもねいいかんじで。
O ツインドラムなんだ。
K ツインドラムでやってて、すごいねぼくもいつか青木さんといっしょにドラムやりたいなとかね、思ったんですけどね。
G 三宿のwebでいちど会ったのにね。残念ですね、ほんとに。ドラムすごい好きでした。
K その時CD渡せなくてね。それを思い出しながら、ちょっとかけてみようかなと思いました。次いってみましょうかね。
♪いとうせいこう/渚のアンラッキー・ボーイズ
K はい、いとうせいこうさんで渚のアンラッキー・ボーイズ。いとうせいこうさんについては、そんなに語れるほど詳しくはないんですけど。やっぱあれですね、藤原ヒロシさんとか高木完さんとかといっしょにね。
O かなり早い時期にラップという...
K やられてて。これがね『ボディブロー』という12インチですね。それが1曲目でラップが入ってて87年だからすごい早いんですけど、めちゃめちゃカッコよくて、カーティス・ブロウとかオールド・スクールなかんじで。
G へぇー。ちょっと聴いてみよう!!...貸して!(笑)
K (笑)
G 今ね、ラップ書いてて、もう1曲あるじゃん。「パーティーはどこに?」で。いま書いてるんだけど、なかなかいいの書けてるんだけど、日本語のも聴いてみたいと思ってて。
O 日本語ラップのパイオニアだもんね。
K 明日のジョーと闘うみたいなかんじでね、10ラウンドぐらいまでラップしてるという(笑)闘いながらね、けっこう面白いんですけどね。
G (笑)でもね、ラップ書くのって...DJ!DJ!の時はさ、おれ書いてユウさんに見せて「いいよ!」って言って、ほんでユウさんも書いたの見てってなんかこう締め切り感覚があったんだけど、なんかねどこまでやったら終わりかが良くわかんない(笑)歌詞とかだったらさ、ハマりがあるじゃん?メロディーがあるから。でも家で書いてても「いいのかなぁ...悪いのかなぁ...?」(DJ!DJ!は)ユウさん「カッコいいよ!」って言ってくれたからやれたけど...ちょっとね、これを聴いて研究します!!
O いとうせいこうに見せに行ったらいいんじゃないの?
G (笑)
K あと、いとうせいこうさんのマネージャーがDJ!DJ!最高!!って言ってるみたいですよ。
G あ、ほんと?最高だろ?...だろ!!(笑)なんつって!嬉しいな。
K そういう意味も含めてね。最近聴いてすごい良かったなと思ってね。この曲も大好きだったんですけど。ということで、どうでしたでしょうか?
G いいね!夏っぽかった。
O 夏!
G さすがDJだね(笑)
K ということで...あ!はじまりました。
G 今日さいごの曲です。高校野球がはじまったってことで、少年野球でヒーローだった男の子がどんどん落ちぶれていって、女の子は都会に行って、恋は終わるという歌です。ノーナ・リーヴス「ユースレス」!!
(というわけで、来週はオクスペです。おたのしみに!!笑)
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