独り善がりの環境保全理論

 

最近、地球環境保全がよく話題になってるね。

いろんな工業製品が、そんなことをうたい文句にCMをやってる。

「地球にやさしい」とか言ってね…。

でも、よく考えると、「地球にやさしい」んじゃなくて、「地球に住む人間にやさしい」だけなんじゃないかな。

要は、人間の都合のいい環境を「地球にやさしい」ってすり替えて言ってるだけじゃん。

なんかで読んだことがあるけど、ある学者はこう言ってる。

「地球の歴史上で最大の大気汚染は、植物の繁栄に伴う酸素の充満である。」って。

つまり、地球45億年の歴史の中では、大気は窒素が主成分であったんだ。

それが、最近数億年は、植物の光合成による酸素の放出で、大気の30%もが酸素に汚染されてしまった…。

酸素って活性ガスで、激しく化学反応を起こすし、毒性も非常に強い。

こんな危険なガスが30%も占めるなんて、大気汚染以外の何者でもないってワケさ。

人間を始めとする現在の地球上の生物のほとんどは、この酸素で汚染された大気中でしか生きられない生物なんだ。

もしかしたら、汚染された水域での赤潮みたいなものなのかもしれない…。

私たちは、そんなプランクトンじゃない!っていう人もいるかもしれないけど、地球にとって見れば、案外そんな程度なのかもしれないね。

人間は、自分達の勝手な都合で、この汚染状態を必死になって維持しようとしてるとも考えられるんだ。

視点を変えると、人間のやってる環境保全ってのは悪事を働いてるのかもしれないとも考えられる。

もし、人間の言う現在の地球的規模の異常気象が、地球による自己調整機能だとすれば、生物によって環境を破壊された地球が、もとの環境に戻そうとしているだけなのかもしれない。

そりゃ、人間にとっては、そうしなきゃ生きていけないんだから仕方がないけど、本当の地球のための環境って、人間の考えてる方向でいいんだろうか?

 

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