チェックしてみよう-上達に重要な能力


こんな能力を持った人間は上達が早い、そういう能力がある。それを多く持つ人間は、一般論としてセンスがあると言われるだろう。
しかし、そんな能力もすべてがすべて、天性のものというわけでもない。練習やトレーニングによって培えるものもある。
ここでは、まずは重要な力をどんどん挙げていってみたい。天性のものが、大部分を占めるのか、幼少からの習慣によるものか、トレーニングによって変わるものか、まだ現時点では分からない。まずはどんどん挙げていこう。(一部、能力ではないものも含まれるが)


・足の筋力
・腹筋・背筋を中心とした腰周りの筋力
・腰がいかに軸からはずれないか。腰の安定性
・膝・足首の柔らかさ
・それらの筋力不足をトレーニングで解消できる精神力の強さ
・どの筋力が不足しているかを判断できる情報源
・全身の柔軟性
・柔軟性の不足をストレッチで解消できる精神力の強さ
・どの柔軟性が不足しているかを判断できる情報源
・大量の滑りこみに耐えれる精神力
・同じく、体力
・どのような滑りこみがその時点で必要かを判断できる情報源
・正しいイメージを作れる力
・イメージしたものを、実際に再現できる力
・正しいことを再現できているか否かを察知できる力
・教えられたことを、実際に再現できる力
・失敗したあとにその原因を見つける力
・失敗する瞬間に、それが失敗であると察知する力
・それらの能力の不足を解消できるだけの指導力
・恐怖心に勝つ力
・本当に危険なことを察知し、避ける力
・それらをコントロールできる指導者
・人の話を理解する力
・間違った話を間違っていると認識する力
・間違っていると思ったことを拒む力
・それらの情報を補足できる、取捨選択できる別の情報源
・情報を集める社交性、いい意味での遠慮のなさ、貪欲さ
・それと関係なく情報を提供してくれる情報源
・自分の世界を作れる力、表現力
・何かを表現することに対しはずかしがらずに堂々と表現する力
・それらをカバーしてくれる指導者

いろいろと挙げてみたが、多くの能力が影響するということも間違いないが、それだけではなく、自らの努力や、指導者に頼れるところは非常に多いということになるだろう。指導者の能力だけでなく、どれだけ真剣に見てもらえるかという点も大きい。逆に、選手が真剣にやっていればいるほど、教えるほうも真剣に考えてくれるようになるだろう。
また、これだけ多くのことが指導者にかかっているということは、それだけ1年を教える幹部というのは多くの能力を求められているということでもある。完璧ということはありえない。ぱっと挙げただけでもこれだけ多くの要素があるのだから。逆に、現状に満足することなく、常に改善を意識することも大事ということになるだろう。

結論。
最も重要なのは、真剣に取り組める力。
そして、良き指導者を求めること。
良き指導者に見てもらい、真剣に取り組んだ人間で、うまくならなかった人間を僕は知らない。
取り組む姿勢が中途半端な間は、良き指導者を得ても良い指導は受けられない。向こうも、真剣になってくれないから。まずは、自分の姿勢を改善・向上させる。そして、自分に必要な指導者を探す。それが一番だろう。

当初この記事に書こうとしたことと大きく外れた内容になってしまったが・・・この際、このページの情報がそれはそれで意味があるので、よしとしよう。


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