コンパルソリー 入門編

重要だ・・・。とにかく重要だ・・・。
そして、ここで学ばないといけないことは腐るほどあるんだ・・・。


まず、コンパルに入るには、最低でもフォアクロスとバッククロスがそれなりにできる必要があります。それができていなければ、エッジに乗ることはほとんどできないため、エッジに乗らずに無理矢理帰るためのごまかす術ばかり学んで、エッジに乗る力はつきません。注意しましょう。

ここでは練習順序は書きません。注意点をひたすら羅列します。
・スタートでは、”蹴る”のではなく、”押す”あるいは”状態を運び出す”。腰を前(または後ろ)に押し出せば、それなりにスピードは出るのだ。
・スタート直後から、帰ってくるまで、常に腰が円に垂直であること。言いかえれば、セミサークルでは半円で体が半回転し、サークルでは、1回転する。悪い例は、例えば3番なら、スタートした瞬間は体が円の中心へ向いていて、帰ってきたときには体が円の外側に向いている。結局、半回転余分に回っているということ。これをやってるうちは、エッジに乗ることはできない。ごまかす癖がつくだけなので、注意しよう。そう、コンパルで最も気をつけないといけない点がこの腰です。
・同様に、肩の向きを円に垂直にする。腰ほどシビアではないが、肩がねじれると遅れて必ず腰がねじれるから、腰を肩で制御するつもりで、肩も円に垂直にする。
・手足はトレースの上からはずさない。はずすと不要な回転力が発生してうまく帰ってこない。
・全身脱力する。コンパルは力で描くものではない。
・エッジを1箇所で押さえる。つまり、前後にゆれないようにする。フォアならかかとに体重を、バックなら足の指のすぐ後ろぐらい、にしっかり力を入れ、そこに全体中をかける。悪い例は、エッジを足の裏全体で押さえること。結果、土踏まずの真下ぐらいに体重がいき、これではフォアもバックもエッジにのれない。
・バックでは、肩の横から後ろを見ないで、肩の上から後ろを見る。これでバックの姿勢が少しでも良くなる。
・ムーブメントをずっとしなくても、スターと直後にムーブメントを終えてしまっても、同じ円が描けるようにする。つまり、どのポジションでも同じカーブが描けるようにする。

合格レベルは、力を抜いて自然に円が描けることです。どのコンパルも。


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