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キーポイント：エッジに乗る努力をしよう
フォアクロスは非常に重要です。スピードを出すための基本ですから。がりがり練習して、どんどんスピードを上げてゆきましょう。
まずは、練習方法を順に説明してゆきましょう。（以下、すべて順周りを想定）
１．左足を氷から離さず、右足だけでこいで円を描く。このとき、右足はまっすぐ横（円の外側）に蹴るように注意する。もし、後ろに蹴らないと進まないようなら、フォアスケーティング入門編と同じ練習で横に蹴るように努力する。右足を氷から離さなくても同じように滑れるようにする。
２．左足だけで長く滑れるようにする。足を払うようにして蹴ると、蹴った足が外に出てバランスを崩すので、蹴り終わったところで一瞬待ってから足を上げると良い。ここではまだクロスをしない。
３．左足だけで十分滑れるようになったら、クロスする。左足で長く立っていられるなら、そんなに難しくないはず。それができていないうちは、悪い癖がつくので無理にクロスしない。
４．徐々にスピードを出してゆく。円は、スピードが落ちない範囲でできる限り小さくする。いつも同じ円を描くのではなく、常に小さい円を描くことを意識する。その状態で、左右両足とも、長く滑れるようにする。1円に必要な歩数を減らしてゆく。
５．2種類のテンポ（2倍）で滑れるようにする。8カウントでそれを切り替える。（１・２、３・４、５・６、７・８、１、２、３、４、５、６、７、８、１・２、・・・・で滑る。下線一つが1歩。）
入門編の合格ラインは、1円が4歩（片足で1/4円）で無理なく描けること、カウントの切り替えがスムーズにできること。
それから、ここには書かなかったけど、姿勢を正すこともかなり大事だよ。