モホーク 入門編

こんなもの別に教わらなくてもいい、そんなこと言わずに読んでみてください。


たかがモホーク。されどモホークです。モホークでは、ターンの入門として、ターンに何が必要かを知る、学ぶことが大事です。すべてのターンに共通する、重要な注意点を挙げてみました。
・腰が180度ターンしきること
・エッジにのってターンすること
・ターンの前後で軸がずれないこと
・ターンが終わった時点で腰が止まっていること
・ターンに入る足で、しばらく滑ってからターンができること
・ターンが終わったその足で、ずっと滑り続けることができること
・構える必要をなくすこと
・力を抜くこと
ほら、こんなにありましたね。まだあるかもしれませんね。例えば、下を見ないとか、飛び跳ねない(笑)とか、踊らない(爆)とか、羽ばたかないとか(マニアネタ)、手がキョンシー(古い)になってるとか。
ここできっちりと、すべてのターンに共通して必要な知識を身に付けておけば、これから先いろいろなステップをしていくのに必ず役に立ちます。上の項目の中には、かなり難しいものも含まれています。絶対に、すぐにはできません。これらをすべて守ったモホークができる学生が現在いるのか、それすら疑問です。それだけ、モホークですら奥が深いということです。何ができたら終わり、というのではなく、長い時間をかけて少しずつ修正する必要もあります。だから、入門編言えどもモホークに合格ラインはあえて設けません。

では、実際に練習するとき、やるべきことを書きましょう。
上の目的を総合的に達成するには、コンパルからホモークの練習をするのが一番良いでしょう。セミサークルの2番で出て、1/4円でモホークして、残り1/4円描いて、半円を終える。最初注意することは、ターン前、しっかり両手、両肩をひねっておくこと。ただし、この時点では腰は円に垂直。決して、おへそが円の内側に向かないように。ターン前に既に90度腰をひねってたら、ターンの際に腰が180度回らないよね。理想は、腰が円に垂直、肩が円に平行、右手は体より円の内側、左手は円の外側。ここから、一気にひねり返す。返した後は、腰が180度回ってやっぱり円に垂直。ターンが終わった後、肩は円に垂直。つまり、90度回ることになる。手は両手ともトレースの上。
これだけで、上に書いたほとんどはできます。あとは、力を抜くことと、最終的には半円でモホークして、残り半円滑って帰れるようにする、だんだんスピードを出す、自然な流れでターンできるようにする、これだけやれば完成です。


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