母が亡くなりました。

6月上旬に末期ガンと診断され(この診断を下したガン専門病院の医師の「あー末期だね。もうホスピスしかないね」という、本人を前にした投げやりな一言を、多分早坂は一生忘れません)一ヶ月足らずの7月7日に亡くなりました。
医者も見たことが無いという程の進行の早さに、入院していた脳外科病院から動かす事もできず(ガン発覚前は脳梗塞も患っていて、それで入院してました)緩和ケア施設の整った病院に入れてあげることもできませんでした。人気マンガ「ブラックジャックによろしく」にあった「がんは死と向き合い、残していく人達に別れを告げる時間のある病です」というセリフは嘘っぱちだと思いました。
思い返せば母には迷惑のかけ通しで、今彼女を思い出しても謝罪の言葉しか浮かんできません。まったく情けない話です。

誤解を恐れずに言うならば、所詮TRPGは絵空事です。肉親の死という圧倒的なリアルの前には無意味です。諸々の手続きに追われていたこともありますが、そんな虚脱感からHPの更新再開になかなか取り掛かれずにいました。

でもそろそろ動き出そうと思います。
母の死に囚われて絵空事を楽しむことも出来ないでいるのは、それはそれで彼女を安心させられないと思うので。例え残された側の言い訳だとしても。

と言うわけで、そろそろ更新再開します。今後ともよろしく。

最後にここを読んだ方に一つだけお願い。今回の内容にはBBS等で触れないでほしいんです。www上にアップしといて勝手な言い分ですが、どうかひとつ。

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