小松さん(以下K)はいはいはい。今週は月に1度の登場でね、新年は…今年初ですね。コイケヤ・ソーコーさんです。おめでとうございます。
郷太さん(コイケヤ社長以下G)明けましておめでとうございます。
奥田さん(以下O) おめでとうございます。
G あれですけれどもね、コイケヤ・ソーコーね、半年に1回ぐらいにして欲しいね!!(笑)
3人 (笑)
G やっぱりね、コイケヤ・ソーコー的に言うとね。語れるものがないとね、しゃべれないわけですよ。
K なるほどね。 O そりゃそうだ。
G でもね、語るべきものっていうのはね…やっぱり今までやったやつっていうのはわりと、「語るべき」っていうのもエラソーですけども、なんかこう言いたくなるような…
K 欲求がでてくる、と。
G はいはい。そういうのがなかなかないとね。やっぱり、ね。そこまでいく曲を聴きたいな、と。思うわけですよ。
K まままま。そういうことでね。先生、今日のテーマを、ぜひ。
G 今日のテーマはね、2000年てことなんで。2000年商品。ミレニアム記念モノっていうことでね。
K あ、ミレニアム記念モノ。なるほどね。
G 3曲を。まぁ自分で選んだわけじゃないですけれども、ポーンとこう、きたんで。これについて思うことをちょっと言ってみようかなと。
K じゃあ、さっそく曲いきましょうかね。 G はい。
K ユーミンとポケットビスケッツでミレニアム。
♪ユーミン+ポケットビスケッツ/ミレニアム
K はいはい。ユーミンとポケットビスケッツでミレニアムですけどね。どうですか?
G まぁまぁ、ユーミンもストーカー疑惑で困ってんのかな、ってかんじですかね。(笑)
K なんかあれですね。
G まぁ、なんもう、あれですけど。ま、小松さんとか奥田さんとかの方があれですけれども。ほんとね、荒井由美さんていうか松任谷由美さんはね、日本でも1番か2番の作曲家ですよね。
K そうですね。僕もそう思いますよ。 O そうだよね。
G 「だった」と言った方がいいのかもしんない(笑)わかんないですけれども。でも!ほんと1番すごかったよ。スティーヴィーのすごかった時みたいに、ほんとにね、めっちゃ好きでしたよ。
O うん。好きすき。 K 大好きですね。
G 小松とかもっと聴いてるよね。
K それに、コンスタントに、とりあえず。枚数に、プラス質もずーっとクオリティ保ってますからね。
G だから、そういう意味ではね、ほんと凄いなって思うんですけれども。っていうのはね。例えばまぁ、作詞家だけやってる人とか、作曲家だけやってる人とかとユーミンは違うからね!ライヴもやり、ビデオも撮り、キャンペーンもまぁ、あったりしながら。それで毎年1枚、1年に1枚作って、って何十年もやるってね並大抵のことじゃあないと思うんですよ。
K そうですね。むかーし。まぁ何年か前に聞いた話ですけど。ユーミンが出さない年はプレスの工場ひとつ潰れちゃうって言われてた話聞いたことがあって。
G ほぉー。なるほどね。
K それを背負ってクオリティ高い曲を書くって、やっぱりそうとうのプレッシャーですよね。
G まぁ、でもこれもユーミン的にも、まぁ企画ものでミレニアムでポケビとやろうってことなんでしょうね。あの、ポケット・ビスケッツっていうか、ウッチャン・ナンチャンは基本的にぼく好きなんですけど。なんかこう、絶対ピアノ弾こう!とか、ダンスやろう!とか、泳ごう!!とかやるじゃないですか。
K やりますね。 O (笑)
G あれけっこう、人間の人生をこう象徴してるというかね。いいなぁと思うんですけど。まぁでもこの曲はちょっとね、正直、まぁ…昔の…
O まぁユーミン節っぽいところも、たまには、随所にはあるんだけどね。
G うん。まぁ、でも。まままま、そんなことですね。
K ミレニアム感はすごい演出されてますね。 G (笑)
K ということで、次の曲いきましょうかね。安室奈美恵さんでラヴ・トゥサウザンド。
♪安室奈美恵/ラヴ・トゥサウザンド
K はいはい。安室奈美恵さんでラヴ・トゥサウザンドでした。これはあれですもんね。文化放送でもね!
G よっくかかってるもんね。でもこれもなんか、実験的というか、サビがあんまり安室さんが歌ってるかんじしないっていうか、なんかこうコーラスがサビみたいになってるじゃないですか。
K そうですね。
G これカラオケとかで盛りあがったりするのかね!逆に、ね。♪アー・ユー・レディ・フォー〜とかみんなで言って!(笑)
K ♪サムタイム@▲※◎×〜フゥッ!みたいな。(笑)
K これミックスも面白いですね。なんかドラムが異様にでかくなったり、こういろんなバランスになって、ね。
G うん。まぁあれですけれども。まぁでも、安室さんも基本的に好きというか。好きというのもおこがましいとこもあるんですけど。スィート・ナインティ・ブルース…
O ナインティーン・ブルース。
G スィート・ナインティ・ブルースじゃあ90歳だけどね。(笑) ナインティーン・ブルースって歌がぼく大好きで。
O あれは良かった!!
G あれはね。「マイケル・ジャクソンだ!」と思ったんですよね。ぼく、あれ聴いたときに。なんか子供の頃からやっぱり歌うたってて、天才で。もう18とか1
7で天下極めて。そういう人にしか歌えない、なんかソウルっていうかね。
K そうですね。 O そういうのなかったよね。 G うん。
K あとあれですよね。ジャケットも全種類買ってる人とかいるんじゃないすかね。4種類出てましたもんね。
G あーあの頃のね。いっぱいありましたけどね。 でもね、なんかね。やっぱりぼく的には、「マイケル・ジャクソン」の功績をね、もう1回言いたいと思うんですよ。なんでこんなこと安室さんで言うかっていうと、アクターズスクール出身の人とか、みんなやっぱりジャネット・ジャクソンが好きなんですよね。宇多田ヒカルさんもジャネット好きじゃないですか。もうどう聴いてもジャネット好きだし。ジャネット・ジャクソンは、最高に尊敬するアーティストがマイケル・ジャクソンなんですよ。
K うん。 O おぉ。
G っていうのは、やっぱり生み出したからね、マイケルは。ああいう歌い方をね。で、その前にダイアナ・ロスっていう人がいて。その流れっていうのが微妙にこう、やっぱり…ジャニーズの人もみんなマイケルが好きで。
K そうですね。モータウンとか。
G そう。で、あの沖縄の人たちもみんなマイケルが好きで。その、マイケルがきてから以降のソウルっていうか…それが凄いぐっぐっぐっとエンターテイメントとソウルとちょっとしたかんじ?それがきて、ジャネットにいって、宇多田さんとか安室さんとかにいってるかんじがすごくあるんで。
K そうですね。
G うん、だからね。ぼくがこの曲聴いて思ったのは、「やっぱマイケル・ジャクソンて、いいな」って。
O (笑) G すげぇなって、いう。
K あれですよね。例えばモータウンとかジャクソン系の影響力って、アメリカでもすごいけど。逆にもしかしたら日本での影響力って絶大なんじゃないかなって気がしますね。受けてるほうが意としてる・してないにかかわらずね。
G そうだよね。っていうかやっぱりね、基本的にねマイケル・ジャクソンもジャネット・ジャクソンも、もちろん黒人なんだけど、ブルーアイド感があるんですよね。
K そうですね。
G そこがね、日本人でも歌えたりするところっていうか「ネイティヴのブラックの人が歌う」それだけしかできないんじゃなくて、ちょっとこう、なんか悪い言い方したら薄めた、良い意味で言ったらポピュラリティーもたしたっていうところで、「世界どこでも好きになれる、私も歌える」…
K 海を渡れるものに、ね。
G そうそうそう。それがやっぱりね、マイケル・ジャクソンがあれだけビッグになった理由だし、安室奈美恵さんとかにも、そこ微妙に受け継がれているんじゃないかな、ということを、思いました!はい。
K ということでね。次いきましょうかね。J−フレンズでネクスト・ワンハンドレット・イヤーズ。
♪J−フレンズ/ネクスト・ワンハンドレット・イヤーズ
K はいはい。J−フレンズでネクスト・ワンハンドレット・イヤーズでした。
G はい。これも、でもやっぱりB’zの稲葉さんが作詞されたということで。数学のもともと教師ということで。でもね、やっぱね。なんていうのかな。その稲葉さんがね出身の…あれ?どこだったっけかなぁ?…岡山だ。薬屋さんかなんかで。なんかすごい名所になってて。岡山の名誉市民にかなんかになってるんですよ。
K はーそうですか。
G すごいなぁと。ぼくも倉敷っていうところに修学旅行で行って、楽しかった思い出をいま、これを聴いて思い出しました!
K あ、なるほどねー。 O (笑)
G ということなんですけれども。やっぱりね、基本的にデモテープの仮歌を歌う人に、やっぱり「歌う」っていうのは似るもんだなっと。
O そうですね。絶対そうですね。
G つんくさんが作った歌は「つんくさん」っぽくなるし、まぁもしかしたら、スプーチーとかもぼくが歌ってたやつを聴いてやってるから、ぼくっぽいのかもしれないし。これも、稲葉さんあれなんですけれども。稲葉さんはね、単純にたぶん、ギターの早弾きとかギターのうまさっていうかテクニックっていうか、歌で言うとね、ほんとに日本で1番ぐらい上手いですからね。だからこう、無理な歌詞とかのっけても、なんか普通に聞こえちゃうっていうか…
K そうですね。ちからワザでガツっといってね。納得しちゃうみたいな、ね。それはありますね。
G それはまぁ、あのライターの能地裕子さんも言ってたんですけれども。それをなんか、普通にね、まぁもちろんジャニーズの中でもすごい歌うまい人とかたくさんいますけれども。そうやってすごいウルトラCの技をさ、一生懸命うたってるかんじがでてていいんじゃない。
K そうですね。それはすごいプロを感じますね、そこにね。どれだけ近くにっていうかね、プロとしてね。
G でもちょっと思うのは、やっぱりこういう歌でリードボーカルの人が、いわゆるリード。まぁこれ誰がリードかちょっとわからないですけど。リードっていう人が、こういう歌い方するのはいいんですけど。全員がこれ、そうやってるから、なんかね、ぶつかってるんだよね。そこもまたいいかんじになってるのかもしれ
ないですけど。
O サビのコーラスでホッとするもんね。この曲。ユニゾンの。
G (笑)なかなかそういうことでね。
K なるほどね。コイケヤ・ソーコー社長、ありがとうございました。と。どうでしょうかね。
G また、何かね、おもしろい曲が世の中にでてくればいいな、と。思っとりますけど。はい。
K ということでね。来週は小松。コマスペです、と。来週はですね、ちゃんと家から持ってきます。ここしばらくね、ここにあるやつで、とりあえず自分の持ってるやつになってたましたから。ちゃんと選んできますから。ま、どんな曲になるのか、お楽しみに!!
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