小松さん(以下K)はいはい。さて今週は小松、わたくしコマスペですね。
郷太さん(以下G)あの、ここも英語禁止ですから!!
K (少々ムキになりつつ)なんでですか?
G (笑)
K そんなもの…今日のお題目はもう言えないじゃないですか。
G (笑)
K 今日のテーマはね、アダルト・オリエンティド・ミュージックです、と。
G アダルト・オリエンティド・ミュージック…(英語禁止で)言いにくそうだねー。またそれもねー。(笑)
K 「オトナっぽい音楽」…ですね。ということでね。さっそく行きますね。
G AORってことですか?
K AORってわけでもないんだけど、まぁ大人っぽいかんじで。まぁAORだと思うんですけどね。じゃ、聴いてみましょう。1曲目セルジオ・メンデスでデイヴィー。
♪セルジオ・メンデス/デイヴィー
K はい、セルジオ・メンデスでデイヴィーでした、と。セルジオ・メンデスって…まぁ、なんだろうな。ボサノヴァとかの、ね…人なんだけど。これワーナーに移って第1弾のアルバムみたいですね。
G いつ頃のアルバム?
K えっとね、75年なのね。あのねこれをね、この曲だけ知ってたんだけど、こないだたまたまワーナー行ったら再発で出てたみたいで、洋楽のところに行ったらちょうど「これあるからあげるよ」って言われて。「あ、ありがとうございます」って。アルバム全部を…セルジオ・メンデスの『セルジオ・メンデス』っていうアルバムなんだけど…
G ビデオのね、あのね、打ち合せしてる時に「なんかいないなぁ」って思ったら…自分だけもらって。
K 打ち合せ終わったあとです!!東北とか関東をね、いろいろまわってる人から。
G なんかいないなーって思ってたらねぇ。
奥田さん(以下O) ちゃっかり。
G ちゃっかり!!合宿でそれわかった。CDもらってたから、「いいなー」って。おれもセルメンほしかったなぁ…(笑)
K セルメン欲しくないでしょ!別に。(笑)
O 「セルメン」って言いたかっただけじゃん。(笑)
G (笑) 言いたかった!けっこうセルメン、スルメみたいで何回も聴いてたらいいかんじになってくるんだよね!(笑)
K そんなゴロあわせで(笑)
G ゴメン!!(笑)
K 目黒さんていう人がね、いま宣伝でまわってるんですけど。むかし名盤発掘探険隊の発掘してた人なんだよ。
O 隊員だったんだ。
G ある意味、音楽界の吉村作治的な。
スタジオ (爆笑)
G シュリーマン的なね!(笑)
K シュリーマン的な。
G でも、いいね。
O カヴァーが多いんだよね、このアルバム。いろいろ…。
K あるね!そうそういっぱいね。えーっとね…いろいろあるよね。
O スティーヴィーの曲もやってるし。
K スティーヴィーもやってるし、レオン・ウェアとかもやってるしね。いろいろあっていい曲なんですよ。ということでね。次いきましょうかね。ペイジズでフーズ・ライト,フーズ・ロング。
♪ペイジズ/フーズ・ライト,フーズ・ロング
K はい。ペイジズでフーズ・ライト,フーズ・ロングでした。これ、ペイジズっていうかね、ペイジズより僕Mr.ミスターをリアルタイムで聴いてて。でね、まぁけっこう好きだったんでオンエアチェックとかしてたのね。エアチェックとかしてて、ライヴのエアチェックとかしてたら、リチャード・ペイジとスティーヴ・ジョージっていう2人組が中心のMr.ミスターですってなかんじで。で、彼らはもとペイジズというバンドをやっていてみたいなかんじで、中学生の時にペイジズっていう名前は聞いてたのね。で大学に来て、中古盤屋で100円とかで売ってて「ペイジズ」ってあぁ!そうだMr.ミスターの人だ!みたいなかんじでね、まぁなんか買いはじめて…
G Mr.ミスターの、あの1曲目のヒット…ブロークン・ウィングス。あれはいい曲だね。
K いい曲ですよね。
G すっげ地味なんだけど、ビデオがまた良くてさ。めっちゃめちゃ流行ってたよね!ちょうど聴きはじめの頃に。キリエとかはちょっとね。いま聴くとちょっとね、なんか変なロックっぽいんだけど。
K わかるわかる。
G ブロークン・ウィングスはね、ものすごいね今でも絶対かっこいいと思う。
K かっこいいですよね。ずーっと2コードでいく、ね。
G ここ10年くらい聴いてないから聴きたい。
K で、次のゴー・オンていうアルバムがあって。
G ゴー・オン!あったね!!
K ゴー・オンはね、矢沢のエイちゃんかなんかリスペクトしてるみたいなね、やつだった気がするんだよ、確か。
G え、エイちゃん、に?リチャード・ペイジ、が?
K うん。たしか尺八の音が入ってるんだよ。(笑)
O (笑)
G へぇー。
K たしかね、そんな記憶があるんだよ。
G ゴー・オンあったね。Mr.ミスター。
K ね、Mr.ミスターも良かったら聴いてください。ペイジズはフューチャー・ストリートっていうアルバムで。
G それはMr.ミスターの前にリチャード・ペイジがやってた…。
K ペイジズっていうね。ま、AORなグループなんですけどね。で、次いきましょう。ミニー・リパートンでインサイド・マイ・ラヴ。
♪ミニー・リパートン/インサイド・マイ・ラヴ
K はい。ミニー・リパートンでインサイド・マイ・ラヴでした。最後の♪Hah〜っていうのが、いつものね。(笑)
G (笑)有名な。ラヴィン・ユーみたいな。
K お決まりの。ミニー・リパートンのね、これがね、けっこうAOR人脈というか、なんかこうフュージョンちっくな人たちが参加してるやつで。1番AORしてるな、とか思うんですけどね。
G なるほどね。
K ギターとかもラリー・カールトンとかね。
G すごい芸暦ながい人なんでしょ?
K 芸暦は…長い…でも、死んじゃったんだよね。結局。
G へぇー。そうなんだ。
K えーと…脳腫瘍かなんか。
G へぇー。
K でもそれまでずーっと活動を続けてて、私は死ぬまで頑張るみたいなかんじで。すごいね、泣けてくるんですよ。ライナーとか読んでると。
G なるほどなるほど。
K でね、ミニー・リパートンの声ってすごいかわいいじゃないですか。
G かわいいね。
K 系列ってやっぱあると思うんですよ。ミニー・リパートン声っていうかね。パトリース・ラッシェンとか。
G ドリー・パートンとか。
K そうそう…。ドリー・パートン?知らないよ。(笑)
G (笑)ドリー・パートンって巨乳の…なんかオバサンだよ!(笑)
K パトリース・ラッシェンとかリンダ・ルイスとか、デニス・ウィリアムスとかシリータとか。その系統の声がすごい好きでね。
G おれも好きだね。
O ティナ・ターナーみたいなかんじじゃない、っていう。
K それはそれで好きなんだけど、なんかその聴きたくなるのがそういう声なんだよね。
O でも、これとか多分すごいさ、やらしい歌じゃん。こういう声で歌われるとまたグッとくるよね。
K たしかにたしかに。
O ティナ・ターナーとかが歌うよりは。
K チラリズムっていうかね。わかるわかる。見えそで見えないかんじがいいのかもしんない。
G やっぱりね、スピードの多香子ちゃんのマイ・ファースト・ラヴみたいなかんじでね。
K あー、なに?それ。
G …♪だーきーしめれば〜マイ・ファースト・ラヴ〜とかあったじゃん。それはだからあの声で歌うからいいって話だよ。
K あ、なるほどね。
G あれをもし、和田アキ子さんとかが歌ったら違うじゃん。やっぱ。マイ・ファースト・ラヴってなんだよって。…おまえ!もうちょっとJ-POP聴けよ!!オマエ!!(笑)
3人 (爆笑)
G ハイ!ハイ!ハイ!!ってやるぞ!!オマエ!!(笑)
K (笑)勉強します。J−POPを。
G はい。
K ということで、どうでしたでしょうか、と。来週はスペシャル企画を用意です。どんな曲になるのかお楽しみに、ということですね。
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