★ノナコン21.jpスペシャル★コマスペ★
(06/06/2000放送分)

NEXT(0613)

 
 

小松さん(以下)はい、今週は小松スペシャル・コマスペです。テーマは夏も近いということで、ドライヴしたらいいなーと、ドライヴイング・ミュージックにしました。さっそくいきましょうかね。1曲目、聴いてください!

♪ボビー・コールドウェル/ラヴ・ウォント・ウェイト

 はい、ボビー・コールドウェルでラヴ・ウォント・ウェイトでした。これはボビー・コールドウェルのファーストアルバムですね。ボビー・コールドウェルの『ボビー・コールドウェル』。でね、邦題がね『イヴニング・スキャンダル』っていう…なんか邦題がまた、いろいろこの時代っていいね。
郷太さん(以下G)いいねぇ。イヴニング・スキャンダル。
 英語で言いかえるっていうのもいいですね。(笑)なんかね。 
 いいじゃねぇかっていうね。(笑)
 確かにね。この人、白人なんですけど、ソウルのレーベルでベティ・ライトとかがいろいろ入ってる、そこから出したんで、最初は黒人にプロモーションするために白人ていうのを隠してラジオで流してたらしいですね。
奥田さん(以下)なるほど。
 この人のライヴ行ったことあるんだ。
 あ、ほんと?
 京都の時、高校の時で。ボビー・コールドウェルとかボズ・スキャッグスとかブームになってさ、長岡京記念文化会館っていうのができたのね、よくあるじゃん、ハコもの行政でさ。そのこけら落としがボビー・コールドウェルだった。(笑)
 (笑)
 でもね。AORの人って日本で人気あるんですよね。けっこう。だからね、三重県の県民文化会館で…誰のライヴだったっけかな?
 えっとねぇ、マイケル・マクドナルド。
 マイケル・マクドナルドとあれは…
 クリストファー・クロス。
 クリストファー・クロス!(笑)その2人のカップリングライヴっていうのをやっててね。
 微妙だよね。
 東京ではやらずに三重だけでやるっていうね、人気のある人ですね。ま、次いきましょうかね。2曲目聴いてください。

♪ブルース・ヒバード/ユー・アー・ソー・グッド・トゥ・ミー

 はい。ブルース・ヒバードで、ユー・アー・ソー・グッド・トゥ・ミーでした。この人は僕もあんまり知らないんですけど、2枚だけ出してるんですよ、レコードを。前にAORのガイド本みたいのを買ったことがあって。
 AORって言葉を説明してあげた方がいいんじゃないの?
 あ、アダルト・オリエンテッド・ロックっていってね。これはたぶん造語なんですけど、大人っぽいロックというね、直訳すれば。大人も聴けるロックというね。
 70年代から80年代に流行った、ね。
 そういうかんじなんですよ。それを今回もかけてるわけなんですけど。
 これはすごい幻のアルバムとされてて。
 らしいですね。なんかね、フライデーナイトとかでプロデュースしてくれた湧井さんが、当時中古のレコード屋さんでアルバイトしてたんで。(ガイド本に)値段が書いてあって、これは良い・悪いとかいろいろチェックしてくれたんですよ。これはね、1万円くらいする、と書いてあって「すごいなー」って思ってたら、「すごいいいんだよ。買ってみなよ」って言われて、1万円は高いなーと思ってたら最近CDで再発されてて、それでね買ってみたらけっこう良かったんですよ。
 確かにこの曲すごくいいね。
 ドライヴには最適かな、と。ぜひ買ってみてください。ネヴァー・ターニン・バックっていうアルバムで、80年に出たアルバムです。
 ちょっとコード進行がキリンジっぽいよね。
 あーそうかもですね。
 思っちゃった!(笑)(サヲ註:奥田さんキュートです)
 そういった意味ではさっきのボビー・コールドウェルも山下達郎さんの初期っぽいかんじですよね。
 メロディーがわりとメロウで、リズムはドラムとかが小粋なかんじで小松の好きなタイプだね。
 そうそうそう。アダルト・オリエンテッド・ロックってね、フュージョンつーか、なんつーのかな。いろんなものがジャズとかロックとかがいろいろ混ざったとこに歌がのってるみたいなかんじがAORの特徴かな、なんて思います。はい、それじゃ次いきます。

♪ボズ・スキャッグス/イッツ・オーヴァー

 はい、ボズ・スキャッグスでイッツ・オーヴァーでした。これはですね、もうボズ・スキャッグスの言わずと知れた76年に発売されたシルク・ディグリーズという、AORという言葉がちょうど定着というか、これがAORだみたいなかんじのが出た時のアルバムで。1番有名なやつなんですけれども。同じアルバムの中にロウダウンっていうね、よくかけてますかね?
 いい歌だよね。
 ロウダウンの次に入ってる曲なんですけれども。このアルバムはほんと買って損ないですよ。
 シルクディグリーズ。ディグリーズっていうのはあれだね、犯罪とかいうことだからね。シルクの犯罪。ということはつまり、こう…シーツとかさ、ベッドを予感させるさせるような。
 オトナなかんじだ。
 ジャケットも後姿で、ちょっとこっち向いてサングラスかけてるボズ・スキャッグスが写ってて。
 AORのジャケットって異様にかっこつけてるんだよね。
 かっこつけてますね。あと、異様にかっこ悪いオッサン写ってますよね。(笑)
 (笑)そういう意味ならボズ・スキャッグスはすごいかっこいいよね。
 かっこいいですよ。
 ハダカにもなってるからね。(笑)
 (笑)
 (笑)そういう意味ではボビー・コールドウェルもかっこいいですね。
 ある意味、ね。(笑)
 そうそうそう。
 ボズ・スキャッグスはね、ライヴを3回くらい手伝ったことがあるんだよ。
 さいきんのね、大学になってから。
 大学になってから、ライヴのバイトくん?掃除したりだとか。ボズ・スキャッグスファンとかそんなにいないじゃん。オレ、けっこう好きだったんだ、だからボズ・スキャッグスの近くによってさ、「ぼくも好きですよ」。(笑)
 (笑)ボズ!みたいなね。
 NHKホールで。思い出しましたけど、19くらいの時。
 確かにね、そういう意味でも最近ぼく思うんですけど、40代くらいの選曲なのかなとか思ったりしてね(笑)
 (笑)年齢が。確かに。
 いい曲なんですよ。ほんとね、若い人たちというか…ぼくも若いんですけど、すごい聴いて欲しいなと思ってね、AORとかガンガンかけてるんですけどね。
 でもボズ・スキャッグスとかシルク・ディグリーズもそうだけど、いわゆるヒッツってベスト盤もいい曲いっぱい入ってるし。
 ボビー・コールドウェル、ボズ・スキャッグスとかなんて、ほんとビートルズみたいなかんじですもんね。
 AOR界のね。ジャパニーズ・ヒップホップ界のスチャダラパーみたいなかんじだね。
 あ、そうだね。確かに。ボズ・スキャッグスのシルク・ディグリーズは100円くらいで売ってますから、中古屋さんでね。(サヲ註:100円はないと思います・笑)ぜひ買ってください!と。ということで来週はコイケヤ・ソーコーさん。来るらしいですよ。コイケヤ・ソーコー2000年上半期のヒット曲を斬る!ということで、コイケヤ・ソーコーに斬ってほしい今年前半のヒット曲・好きな曲・ハマった曲などなんでもいいのでハガキ・メールを送ってください。ということらしいですね。
 まぁ、そうですね、ラヴ・トゥギャザー以外でお願いします。ラヴ・トゥギャザーも斬ってもええけど、ある意味。(笑)
 (笑)あ、ある意味。ま、コイケヤ・ソーコーですね。ソーコーさんが来る、と。お楽しみにです。
 

== TODAY'S SONG LIST ============================
Bobby Caldwell/♪Love won't wait "Evening scandal"
Bruce Hibbard/♪you're so good to me "Never Turnin' Back"
Boz Scaggs/♪It's Over "Silk Degrees"
★Komatsu's selection★
 
 




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