小松さん(以下K)今週は郷太スペシャル・ゴウスペです。今日のテーマは?
郷太さん(以下G)今日のテーマはね、だいたいいつも同じこと言ってるんだけど。マイ・ブラック・ミュージック・ナウ!
K ナウ、ね。
G うん。あのね、今回ラップとかもやってみるとか言ってたじゃないですか。ユウ・ザ・ロックさんとやるとか。それでね、ユウさんが合宿行った時にラジカセでかけてた曲でちょっとこう呼び戻されたものがあって。91年くらいから99年、まぁ2000年も含めたブラック・ミュージック。R&Bとか...。それをね、逆に歴史的にとらえられるようになったって言うかさ、今すごい買ってるの、1日3枚ずつぐらい。その時代のを。やっぱり僕も....聴いてみてもらえればわかると思うんですけど、僕がずっとかけてる感じ、好きな感じを保ったまま、ナウ...今な感じ?の歌を3曲選びました。ナウって言ってもちょっと古いのもあるけど、これがね1番新しい曲でルーシー・パール、ダンス・トゥナイト
G これはね、ちょっとイントロ長いからしゃべるけど、これねアン・ヴォーグにいたドーン・ロビンソンてすごいかわいい女の子がいるんだけど、その彼女とア・トライヴ・コールド・クエストとトニー・トニー・トニーの人が作った3人組のプロジェクトです。ダンス・トゥナイト聴いてください。ルーシー・パール。
♪ルーシー・パール/ダンス・トゥナイト
G はいはいはい。ちょっと(途中なので)残念なんですけど、このドーン・ロビンソンの歌がすごい良くてね。いま聴いてもらったのがルーシー・パール。最近こういうのばっか聴いてて、これはちょっとメロディアスじゃん。そうじゃないのも、すごく聴いてるんですけど。ラヴ・トゥギャザーのドーンちゃんの...ドーンっていっしょなんですけど、なんていうのかな...声のかんじ、わかるよね?すごくブラックなんだけど...
K わかりますね。
G 歌もぜんぜんうまいんだけど、メロウかつ...
K 透明感があるのかな?
G すごいいいんで、ルーシー・パール。
K 高音のストリングスが凄いいいんだよね。
G 最高なんだよ。ダンス・トゥナイトって言葉。もう何回も言ってとあれだけどね、嫌いなわけがないっていうか(笑)
K 反応しちゃうよね(笑)
G ビデオも最高だから。聴いてください。そういうことでね、こんだけ宣伝したところで次の曲。これはね、ジャネイ。ヘイ・ミスターDJ。こぉれはね!凄い...最近好きになったんだけど、ジョージ・マイケルのファスト・ラヴって歌があって、それもすごい好きなんだけど、それはね、これから来てるんですね。いい曲なんで。ノーティ・バイ・ネイチャーがプロデュースしてる曲。ヘイ・ミスターDJ。ジャネイ。
♪ジャネイ/ヘイ・ミスターDJ
G はい。ということでジャネイでヘイ・ミスターDJ。これはパトリース・ラッシェンたぶんフォゲット・ミー・ノッツじゃないかな?ジョージ・マイケルもそうだし、テイ(・トウワ)さんもフォゲット・ミー・ノッツ。テイさんはほんとにその曲カヴァーしてたんじゃないかな?スィート・ロボッツ・アゲンスト・ザ・マシーンかなんかでやってた。でもね、これはねやっぱいいね。これは小松にこういうのやってほしいんだよ。ドラム。やろう。
K ね!いいっすね。
G またこれね!DJって言葉が好きなんだな!おれ!!(笑)
K 好きなんだな!!って(笑)
G この、ね。なんつーのかな、今のさ...DJっていう言葉がなんでいいかって言うと、おれらディスク・ジョッキーじゃん。今度またDJするんだけど、三宿のWebで、三宿の交差点でね。やるんだよ、ペンパルズとかと。でもね、DJっていうのはなんでいいかっていうと、好きな女の子がいたとするじゃん、男の子でもいい。で、自分がいるじゃん、それで終わると1人称か2人称なんだよ。
K そうですね。
奥田さん(以下O)はいはい。
G でもDJっていうのはその場を盛り上げてくれる誰かなわけじゃん。DJがいることによってクラブとかダンスフロアで「この曲かけてよ!DJ。あの娘に聴かせたいから」ってなる時点ですごく物語が広がっていくわけだよ。ラジオでもそうじゃん。例えばよくさ「こんなことで片想いしてます」とかさ、そういうのをおれたちに言うことによってその恋は一直線じゃなくて、三角形になるわけだよ。
K なるほどぉ。
G 三角になると、どういう角度からでも見たら恋もいろんなことが...それがね、いま欠けてきてることだと思うんだよね。だから17歳とか16歳で犯罪おこすやつらは、DJ感覚がないんだよ。
K ほぉお。
G 誰にも相談できないんだよ。やっぱり。でもそこがね、おれがDJっていうのを「今」ね歌いたいと思うところなんだよ。DJがいる社会はね、学校でクラブやってるみたいな感じで、なんかね、問題ないって言うかね。
K まぁDJ的な人がね、なんかいればね、周りにね。
G そう。だからそういう「的」なものね。ほんとのDJじゃなくて。ま、そんなことをね、思ったりする、ね...こんな...夜だよ。
K・O ?
K (笑)こんな夜だよって!
G (笑)じゃあ次いきますか。今度のDJの時にもね、これかけようかなって思ってるんですけどこれすごく有名なんですけどSWVっていうグループでマイケル・ジャクソンのヒューマン・ネイチャーをサンプリングした。テディ・ライリーのリミックスですね。ライト・ヒア・ヒューマン・ネイチャー。SWV。
♪SWV/ライト・ヒア
G はい。ヒューマン・ネイチャー・ラジオ・ミックスと。ライト・ヒア・ヒューマン・ネイチャーですね。ヒューマン・ネイチャーって曲がマイケルの曲であって、TOTOの人が作った歌なんですよね。スティーヴ・ポーカロ。ジョン・ベティスっていう作詞家の人が書いたんだけど。この曲、ヒューマン・ネイチャーはクインシーとかが、いろんなテープが送ってきた中から...マイケルクラスになるといろんな人がテープ送ってくるわけだよ。それをスタジオとかでマイケルとクインシーが聴いた時に「この曲は最高だろう!!」って、ちょうどTOTOがアフリカとかかいてる頃で。
K ちょうどノリノリのね。
G でも歌詞が良くなかったんだって。そいでクインシーが「作詞は誰か作詞家に頼もう」ってことで、ヒューマン・ネイチャー。「それが人間っていうものなのさ」っていう歌なんですけど、いろんな人にサンプリングされたりしてる、マイケルの『スリラー』の中で、僕も凄い好きなんですけど。
O 僕も凄い好きなんですよ。
G うん。これ奥田がね、マイケルの...まぁジャクソン5は別として、マイケルを奥田に教えよう!と思って4年くらい前にずーっと聴かしたら、これがいちばんひっかかって。
O スリラーの入り口っていうか。入れる感じが。
G そうだね。でもこれはね、いろんなリミックスがあって。おれも今いっぱい買ってるんだけど。テディ・ライリーもいっぱい作ったんだけど12インチのね、デモリション12インチっていうのがあるんだよ。それがね、マイケル・ジャクソンの普通の歌とSWVのライト・ヒアが交互に出てくるの。
K へぇー。
G 最初はいっしょなんだ。途中からマイケルが歌いだすの。
K おもしろいね。
G デモリション。破壊だからさ。めちゃめちゃだよーって。途中まで「いっしょだね」ってアナンと聴いてたんだけど、これは凄いよ!って。
K 確かにね。
G まぁ、そんなことでね。ああ!いいかんじでソウルフレンド。この歌はね、マイケル・ジャクソンが歌えばいいなぁと思って、ちょっとこう、メロディー考えたところがあるんだよね。
K 言ってましたね。
G (ソウルフレンドをマイケル風に歌う郷太さん)っていう感じできたらどうかなっと(笑)聴いてください。ノーナ・リーヴスでソウルフレンド。
♪ノーナ・リーヴス/ソウルフレンド
(ということで次週の予告はありませんでした!)
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