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石垣島・川平湾内 ダイビングログ

石垣島・川平湾内

川平湾内
日時08/17 18:28
天気快晴
水温31℃
流れなし
透明度5m
水深平均 m , 最大 m

ここは、川平のショップからでないとダイビングできない場所。本日3ダイブ目は、待望のニシキテグリの放精シーン狙いである。いきなり、道路上でタンクをかつぐ。そこから50mほど草木をかき分けて湾内に突入。日もだんだんと落ちてきて、なんともスリリングなダイビングの始まりである。浅瀬で底は泥状、透明度は5m以下でそれでもいい方とのこと。フィンワークにも気を使う。何といっても浅い。立ててしまうほどである。ダイビングコンピュータもまともに動作しない。思わず笑ってしまった。

さて湾の底は、オイランハゼ、コガネハゼなどハゼ天国、穴だらけである。しばらく進むと、枝サンゴか登場してくる。そして、ニシキテグリを発見。一匹見つかると目もなれてきて、あっちにもこっちにもいる。まだ明るい、ということでマンジュウイシモチを探す。これも特に苦労することなく見つかる。なんとも奇妙な色合いである。

ニシキテグリの撮影ポジションを確保し、あとは待つだけ。でもヤツら結構動きが早い。オスがメスを探し1mの範囲で動きまわる。メスはわたしが確認しただけで、この範囲に2匹はいそうである。暗くなり、ガレバに入り込んでどこから出てくるかわからない。見失ってからしばらくして、いきなりペアで登場、オッ!と思った時はもう終わっていた。その間2,3秒である。ピントを合わせている時間はなさそうだな ... 。

ニシキテグリ放精 次の機会を待つ。待つ。 ...... じっと待つ。うーん、ダメかな?と思った時だろうか、今度は意表をついて目の前に登場した。思わずシャッターを押す。この時ほどストロボのチャージタイムが長かった時はなかった。

今までにこれほどターゲットと範囲をしぼったダイビングは初めてであり、なんとも面白い体験であった。参考までに、潮や参加人数の関係でなかなか行けないポイントであることを付け加えておく。