慶良間・儀名 ダイビングログ

ここ儀名は、阿嘉島の北西に位置し、砂地に大きな根があちこちにあるポイント。南風が強いときはよくここが使われる。

ここはカメ(アオウミガメ)がよく出没する。遠くから見て「なんかあのあたり黒い影があるかな」と思ったときは、ここの場合たいていカメである。今日も何度となく登場したが、一度逃げ出すと泳ぎがとても早い。体に比べて手足が小さいのに、うまく漕いで泳ぐものである。

さらに進んでいくとモンガラカワハギ。人気はとても高いが、すぐどこかへ行ってしまう。しかし今日は逃げない。近づいてもびくともしない。？？？と不思議がっていると、何か仕草がおかしい。タマゴを守っていたのである。

モンガラカワハギのタマゴは、うすく黄色がかった色をしていた。そのタマゴをクマノミみたいに口で新鮮な水を送り込んでいる。普段と様子が違うモンガラの一面を見た。