2005年2月28日(月)

昨日は去年の3月の日記でネタにした劇場版AIRを観に行って参りました。PC、DC、PS2と都合3回も泣かされた早坂としては避けられないタイトルです。
しかしこの劇場版、どうにも世間の評価が芳しくないんですよねぇ。どうもゲームに想い入れの強い人ほど、強く拒否反応を示している様子で。となると早坂も危ないんじゃないのか。一抹の不安を抱えたまま鑑賞開始。

で、観終わった結論。早坂的にはアリ。(例によって一部ネタバレ反転)観鈴と神奈の因果関係がはっきりしないなど、尺が短い事による説明不足な部分もありましたが、原作の一等大事な部分、家族への想いを非常に丁寧に描いていて好感が持てました。
あとズルいのは、原作の楽曲を使用してくれた点。観鈴の「
ゴールっ」で“あのうみ〜♪”と至高の名曲「青空」が流れ始めると、早坂なんかは自動的に涙が出てきちゃうのですが。どうやら周囲の席でも同じタイミングで涙ぐんでた人達がいた様子。気持ちは分かるぞ! 君らは魂の兄弟だ!
それと忘れちゃいけないのが出崎演出。以前の日記には冗談で「杉野顔の観鈴ちん(止め絵、入射光付き)」などと書きましたが、杉野顔でこそなかったものの、止め絵、入射光はクドい程に連打されます。それどころか「あしたのジョー」名物
光る吐寫物まで! すんません、ここ笑うとこじゃないのに笑っちゃいました。まぁ出崎演出は情景や心理を描写するのに優れた技法ではありますから、浮いた演出になっていたわけではありませんでしたね。
しかし上映が終了した際、周囲から色々文句が聞こえてきた事も確かです。特に槍玉に上がってたのは
神奈と柳也の性格がゲームと別物になってた事。裏葉に到ってはモブと化してました。まぁ気持ちは分からんでもない。早坂だって「貴様ら誰だーッ!?」と心の中でツッコんだ。しかしゲームではじっくり時間をかけて描写できたSUMMER編も、劇場版では昔話の一端。神奈と柳也を分かり易いお姫様と王子様にしたのは、ある意味必要悪だったんでしょう。早坂もそれほど気にはなりませんでした。

とまぁ、個人的には非常に満足のいく出来でした。唯一の不満点は帰りがけに寄ったカラオケで、なぜか「鳥の詩」「Farewell song」を入力しても「その曲は本日は使用できません」とカラオケマシーンに却下されてしまった事。ここで歌わんでいつ歌うんじゃよー!(泣)


2005年2月14日(月)

昨年秋からやってきたBBNTショートキャンペーンが、昨日で終了いたしました。今はただ、キャンペーン終了の満足感に満たされております。
もはや何も言う事はありません。リプレイ化を剋目して待て。

………さて、次からはまた旧約を遊ぶとするか。(ぇー


2005年2月7日(月)

男の魂充電完了!!
……いや、実は昨日、
Eternal Smileのしゃあみさんのお宅へお邪魔して、TORGのセッションに参加してきたのですよ。昨年秋のTORGオンリーコンには参加できなかったので、このお誘いは本当ありがたかったのですよ。

さて、早坂の使用キャラはナイル帝国(アメコミ世界)のロケットレンジャー。鋼鉄のスーツに身を包み、背中のロケットで空を飛ぶ! そして悪を討つ(主に撲殺で)! まぁ慣れないゲームってことなので、分かり易いキャラをチョイスしましたですよ、ええ。当初はアゴが二つに割れてて「HAHAHAHA!」とか笑いそうなアメコミヒーローをやるつもりだったのですが、参加者各位の圧力働きかけで女性ロケレンをやることに。皆さんが仰るには『今日のPTには女性キャラがいない。萌えをよこせ。』だそうで(笑) まぁルールブックのロケレンサンプルイラストは確かに女性なんですが。もう一人サイバー教皇領出身の女探偵さんがいるじゃんよー、と思ったらオカマさんでした。ウボァー。
ちなみに他のメンバーは、サイバー教皇領の天才科学者、コアアースのレルムランナー(運び屋)、ニッポンテックのガン=カタ ジュウクンドーガンフー使い。皆さん素晴らしく濃いメンツでした。

いや、それにしてもやはりTORGはムチャクチャできて楽しいゲームですわい。セッション中、PTの乗る輸送機が戦闘ヘリに追跡される場面があったんですが、ソイツを撃退したプロセスなんか以下の通りだもんなぁ。

ロケレン、輸送機からカタパルト発進(生身のまま)→空中でロケレンスーツ装着→自由落下、戦闘ヘリと同じ高度に→キャノピーを掴んで引っ剥がす→急速上昇→「早く脱出しないと、そのヘリ落ちるよ?(極上の笑み)」→敵パイロット脱出、ヘリ墜落→You Win!

ムチャクチャだ(笑) 素でこんなマネが出来るRPG、TORGしかありゃしねぇよ! だがそれがいい! そしてこんなご無体かましても、シナリオそのものはきっちりシリアスだ!
ラストはTORGの華、偉業も達成できて満足満足。どうやらこのセッション、
Eternal Smileでリプレイ化されるようなので今は詳しく書けませんが。興味を持たれた方は見に行ってみるといいかも。

主催者のしゃあみさんに「機会があればまた来てください」と涙の出るほどありがたいお言葉もいただいたので、きっとまた押しかける事になると思います。チャンスがあれば魔獣の絆も普及してくるかなー。今から楽しみだ。


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