小松さん(以下K)はいはい、さて今週は郷太スペシャル
ゴウスペです、と。えー、テーマは?
郷太さん(以下G)テーマはねぇ…うーん…あの、渋谷(しぶたに)すばるくんのこと、<しぶやすばる>くんて言ってごめん!っていうのがテーマですね。(笑)
K なるほどね。じゃあ、つぐないの歌を。
G そう、つぐないの歌を。間違っちゃってごめんよってことを。これね、何回も思ってるんだけど人の名前、微妙に間違えちゃう!ジャニーズ通とかいって、嘘でした!ごめんなさい。(笑)ジュニアまで手まわってなかった!ごめんなさい。(笑)
K なるほどね、じゃ曲紹介してもらいましょうかね。
G 曲いきましょうか。まずはね、これシリータで、スティーヴィー・ワンダーの作った曲で。スティーヴィー・ワンダーのバージョン、もしかしたらかけたかもしれない、ここでも。ぼくの凄い好きな歌。アイ・ラヴ・エヴリ・リトル・シング・アバウト・ユー。
♪シリータ/アイ・ラヴ・エヴリ・リトル・シング・アバウト・ユー
G はい、スティーヴィー・ワンダーが作詞・作曲したアイ・ラヴ・エヴリ・リトル・シング・アバウト・ユー。これ『心の詩』、ミュージック・オヴ・マイ・マインドに入ってるんですけど。
奥田さん(以下O)かっこいいね!!クラヴィ(?)がきいてるね!
G クラヴィ(??)もかっこいいけど、これシンセベースっていうんですかね、これね。
K シリータもこのアルバムがいちばん…いいっすね。
G なんかぼくも女の子の歌ってね、何曲かしか好きなのないんだけど。でもシリータ、奥さんだったんだよね。 K そだね。
G やっぱり、凄いいいですね。これ100回くらい言ってるんですけど、アイ・ラヴ!アイ・ラヴですよ。私は愛す。
エヴリ・リトル・シング。全てのちょっとしたしぐさも。君の全てのちょっとしたことも。アバウチューだから、「君の」だからね。私は君のほんのちょっとしたことも好きだよ!という…そういう意味でね、すごい歌詞としても素晴らしい!歌なんですけれども。やっぱスティーヴィーの方がどっちかというといいんだけど、こっちの良さも
こっちの良さである、と。
O スティーヴィーバージョンも聴きたくなるかんじだよね。
G うん!今回のファイアーっていう曲あるじゃないですか、スティーヴィーの。あれがまたアイ・ラヴ・エヴリ・リトル・シング・アバウト・ユーの始まりに微妙にAメロとかが似てるかんじがあってね。
K・O あーあーあー。
G 微妙な…なんか昔の曲じゃねぇか?とか前に言ってたのも、それのせいなんですけれども。
K ファイアー聴くと、ほんとサビしか思いだせないってところが、なんかあれですよね。
G あれはだめな歌だよ。馬場のプロレスってこの前言ったけども。 K ね。 O ははっ(笑)
G でもま、これシリータちょっと聴いてみたいなって思って。あのね、シュープリームスのバッド・ウェザーとどっちかかけようと思って、迷ったんですけど。やっぱりちょっとシリータの方が好きかな、ということでこっちを選びました!
G じゃ、次の曲なんですけれども。 K うん。
G 次の曲はね、ぼくは2日前か、3日前かな?萩原健太さんのトークライヴに、さっきのロフトプラスワン(Gota
Nishidera Talk Live会場)に遊びに行って。能地裕子さんに誘われて。インストア、タワーでやった、あの後です。
K はいはいはい。
G アコギ背負って、歌舞伎町歩いて。 K なるほどね。
G ヘンなおじさんに誘われたりなんかしちゃったりして! K・O (笑)
G 「すいません!!」なんつって! なんつって行って。ボブ・ディランについて語るっていう日だったんだよ。メインは。
K あーそっかそっか。ふんふんふん。
G ぼくも普通に生きてて入ってくる情報、ボブ・ディラン情報ってあるじゃないですか? K うん。
G それぐらいは知ってますけど、あと80年代の何枚かのアルバムとか…70年代のブラッド・オン・ザ・トラックスとか、それは好きだったんです。でもやっぱり、ボブ・ディラン好きって人の前で言うには、なんかそれ相応の15年くらいの…やっぱりなんか、ねぇ。
O たしかに勇気いるよねぇ。 G 勇気は絶対いると思うんですよ。
K ビートルズぐらい好きな人いますもんね、やっぱり。
O 「なにぃ?」ってかんじだよね。
G そうそうそう、だからぼくも今年から…、今年ぼくディラン2000と名づけました!!ぼくのなかで。
K ほぉー。 O (笑)
G ディラン2000!なんかね、ちょっとねやっぱり縁があったと思うんですよ。たまたま行った健太さんのイベントでディランについて語る日だったっていうのが。そこにはもういっぱい、ディランファンがもうめっちゃ集まってて。で、ぼく朝まで飲んだんですけど。隣に健太さんもいて。ディランのCDぜんぶそろってて。ぼくの横にはもう、ディラン暦何年って人がいっぱいいて。これがいい!これがいい!!ってので、ぼくの前でケンカし始めたりして。(笑)
K・O (笑)
G で、「どっちも買いますよ」なんつって。けっこういいかんじだったんですよ。
K なるほど、なるほどー。
G その中でね、買ったブリンギング・イット・オール・バック・ホーム。これは有名なアルバムで、ジャケットとかも何回も見たことあったんだけど。あと曲もまぁ、微妙に知ってたんですけどね。ちょっとこれはかっこいいなと思ったんで、聴いてください。サブタレニアン・ホームシック・ブルース。
♪ボブ・ディラン/サブタレニアン・ホームシック・ブルース
G はい、ボブ・ディランでサブタレニアン・ホームシック・ブルース。これはまたなんか、詞がかっこいいんだけど。まぁ、ぼくがねボブ・ディランについてしゃべるっていうのも、あれなんで。2日前がディラン記念日だった、と。「健太さん プラスワンでしゃぺったから 一月九日ディラン記念日」サラダ記念日風に。(笑)だからこっからどんどん聴きはじめて、どんどん…もう2015年…ぐらいにようやく今のマイケルぐらいは、しゃぺれるように。
O 壮大な計画だね。(笑)
G ジョージ・マイケル、マイケル・ジャクソンぐらいは…15年後くらいに。
O でも今のそのオヤジたち更にくわしくなってるじゃん。
G (笑)でも、まぁ。また新しい世代がいなくなると困るからね。(笑)いちおうぼくも勉強します!という気持ちだったので。ただね、ぼくが思うのは、なんでこれ、ぼくこういうのほんとは「わかんないな」と思ったらかけないんですけど、なんでかって言うとね。ボブ・ディラン、マーヴィン・ゲイ、ジェイムス・テイラー。ぼくの中でねけっこう同じような…ちょっとこうトップ・オヴ・ソウル、トップ・オヴ・フォーク・・・。なんかねジェイムス・テイラーもぼくそんな詳しくないんだけど、すごい人前で好きだって言えるんですよ。それはなんかね、健太さんが言ってたのは、「自転車に乗れた感覚」って言ったんだよね。
K・O ほぉー。
G 自転車に乗ったら、別にうまい・へたとかって、もうあんまないじゃん。乗れるか、乗れないか、で。すごいアーティストを好きになって「あーこれは!」って思った瞬間が自転車に乗れたとしたら、あとすっごいスピード速い自転車うまい人もいれば…
O んー。わかるわかる。
G そういう意味で、ぼくの中でJTはけっこう「自転車に乗った感」があるんですよね。すごい速い自転車乗りではないけど。それはね、マーヴィン・ゲイがぼくもう凄い好きで。それも大学生の時にすっごいやさしい歌だなって思ってたけど、「あっ!これだっ!!」って思うぐらいマーヴィン・ゲイのことを理解した一瞬があって、あとはすっごいもう、入ってくる。
O 自転車乗ってからはすごいもんね。めちゃめちゃ飛ばすもんね。
G そうそう!それで飛ばせてたのね。で、JTはマーヴィン・ゲイがもの凄い好きだったの。で、ものすごい好きで、JTは自分がああ歌えないからやってただけだっていうのがあって。でもね、ぼくねボブ・ディランも。自分の中で、ですよ。ぼく個人的な意見として、その3人にすごいなんか近いものを感じるというか。やっぱり素晴らしいという意味でだけど。だからなんか、もしかしたら、ぼくもちょっと近づけるんじゃないか、って思って…
O めちゃめちゃパーソナルだしね、3人ともね。
G パーソナルだしね。あと、3人とも凄いかっこいいし。
O ビデオがすごい好きなんだよね。 G うん。めちゃめちゃかっこいい。
K あとカヴァーが多いよね、めちゃめちゃ。3人ともね。カヴァーされるのが。
G あーそうだね。それでね、これはちょっと聴いてみようかな、と。思ったということなんですけれども。
K はい。
G 最後の曲。もう1曲いきましょうか。アリーヤでアット・ユア・ベスト・ユー・アー・ラヴ。
♪アリーヤ/アット・ユア・ベスト・ユー・アー・ラヴ
G はい、アリーヤでアット・ユア・ベスト・ユー・アー・ラヴ。これはね、すっごい好きな歌で。
O アイズレー。
G うん。アイズレーのバージョンも好きだけど、アリーヤのバージョンも凄いこれ、いいカヴァーだと思うんだよね。
K でもなんだかんだ言って、女の子が歌う音域かもね。 O うん。
G うん。ま、アイズレー・ブラザーズはもの凄い好きで。特にあの…ちょうどサイドカー作る頃とかものすごい聴いてて。
O 聴きまくってたね。
G あと、流行ってたしね、けっこう世の中的にも。あとアイズレーはもとのバージョンもいいけど、誰かがアイズレーの曲カヴァーすると、またいいんだよね。
K そだね。
G あの、パワーステーションのハーヴェスト・フォー・ザ・ワールドとかね、アンディ・テイラーが歌っててそれもかっこよかったし。あと、ワム!のイフ・ユー・ワー・ゼアも。ぼくけっこうワム!バージョンの方が好きだったりするんですけど。健太さんに言ったら「俺もそうだ」って言ってたからね。
K あー、ほんと。
G で、凄いいいなと思ったんですけど。ま、この曲は、ちょうど吉祥寺でもうつぶれちゃったんですけど、イタリア料理屋で3ヵ月ぐらいバイトしてたんですよ。大学3年くらいからぼくバイトやめて。ずっと仕送りだけで生活してて。4年になって、さすがに卒業するからマズイなっていうことで。3ヵ月ぐらい。4年の卒業してから大学生でも何でもなくなって、ただのフリーター2ヵ月くらいやってた時があって。そん時ね、あんまりうるさいのBGMでかけると怒られたんで、アイズレーの『メロウ・アイズレー』とかね、持ってって。ずっとかけたりして。イタリア料理屋で。夜中の11時くらいから12時とかの間はしっとりいこうぜ、みたいな。でね、掃除とかしつつ、もう終わったあと。みんな「さよならー」ってお客さん帰っちゃって。で、たまった皿とか洗うわけだよ。もう、めちゃヘタなのね、そういうのが。何枚も割っちゃったりして。こう、しゃべりでよかったって思うくらいね。ヘタで。で落としたときに、アイズレーバージョンであったり、アリーヤバージョンであったり♪アット・ザ・ベスト〜。で、家帰ろうかなって思った時に♪アイ・ドン・マイン〜みたいな。これは、アンダーグラウンドが浮かんだ、ということで。すごいこれ、近い存在にある。
K バイトやめた時も1曲…あれだよね?
G あ、あれは。バイトやめた時に作ったのは、パルです。
K パルか。
3人 (笑)
G ♪チュル・ルールール・ルールール・ルールールールー(笑)
K もうやんねーぞ!仕事!!(笑)
G バイトやめた時の吉祥寺駅でつくった、ということで。ま、アリーヤ。これは凄い、いい曲だということで。R・ケリーって人がプロデュースしてて。このR・ケリーはマイケル・ジャクソンのヒストリーのユー・アー・ノット・アローンっていう…ぼくあんだけ好きなマイケル・ジャクソンの中でもベスト5に入るぐらい好きな。「君は1人じゃないよ」ってあのマイケルがいうところが凄いいいんですけどね。ユー・アー・ノット・アローン。それもね、R・ケリーの曲です。ま、そんなことで。
K はいはい。なるほどね。ということで、どうでしたでしょうか?来週は月に一度やってくるコイケヤ・ソーコーです。
G すいません。ぼくばっかり。(笑) ぼくじゃないですけど。(笑)
K どんな曲を切ってくれるのか、お楽しみに!!
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