小松さん(以下K)さて、今週は奥田スペシャル、オクスペと。奥田さん、今日のテーマは?
奥田さん(以下O)今日のテーマは、ドイツ人!
郷太さん(以下G)おぉ!ドイツ人。ジャーマン!
O ドイツ行きますよね。ぼくら。
K 行きますね。
G ブラッシクング、ゴシゴシ!やりつつね。
K ゴシゴシやりつつ…ナニ?ナニ?ナニー?って!(笑)
G (笑)んー(ためてる)、ナニ?ナニ?
3人 (爆笑・うれしそう)
G ナニ?ナニ?ナニ?・ナニ?(笑)
K (笑) 奥田さん、曲いきましょうかね。
O 曲いきますかね。クラフトワークでショールーム・ダミーズ
♪クラフトワーク/ショールーム・ダミーズ
O はい、クラフトワークでショールーム・ダミーズを聴いていただきました!
K クラフトワーク、ぼくちゃんと聴いたこと、あんまりないんですけどね。
O なんかね、ドイツっていう国に対してあんまりさ、いまいちイメージってあるようでないっていうか…。
K そうだね、なんかキチっとした人達が住んでそうな…。
O すごい鉄とか作ってそうなイメージっていうか。
G んー。
O (小笑)すごい貧困なんだど(イメージが)
K あんまイメージとしてはわかないですね。
O そういうかんじの曲ですよね、これ。
K あぁー。
G でもやっぱね、日本人に似てるとこあるよね。ドイツ人て。やっぱりね、オレ単純にね、日・独・伊軍事同盟とかあったじゃん、なんか理由があると思うんだ。やっぱりイギリス・アメリカ・フランスとかとちょっとこう、また違う…ドイツのロギー…友達の。ものすごいね、ちゃんとしてるんだよね。ライヴに呼んでくれるとかCD出すとかいうのもね、まいにち電話してきてね。ものすごい日本人ぽいんだ。なんかそういう…もうちょっといいかげんぽいじゃん、やっぱりこういうきっちりしたところにあらわれてるね。
O そうだよね、律儀なかんじあるよね。
K 日本人の学者がドイツ人の学者といっしょにアジアを旅行した時に、感じた印象が2人とも共通してたっていう話でね、文化がそういう中央の…文化に対する感じ方がすごい似てて、なんか共感するところがあるらしいですよ。
G YMOもね、クラフトワークの曲とか、テクノだし。
O これ、ボコーダーって楽器が入ってますね。それはぼくらも使ってますね。ストップ・ミーとか。
G あとフライデー・ナイトはソウル・オンでも使ってるね。
O 古くはゴルフ。
G 使ってるね。
K なるほど。ということでね、クラフトワーク。ぼくも聴いてみたいなとは思ってたんですよね。
O すごいね、好きなんですよ。ぼく。じゃ、次の曲いきます。ダイスターズでゲイ・ラヴァ-ズ。
♪ダイスターズ/ゲイ・ラヴァーズ
O はい、ダイスターズでゲイ・ラヴァーズという曲を聴いてもらいました。
K これはいつぐらいの曲なの?
O これはね、94年。
K あ、最近なんですね。
O ほんと何物か知らないんですけど、矢野さん、シンバルズの。あの人がね、サークルいっしょで。ラウンジで聴いたんですよ。で、これなんだろとか思って。もう1人ナカヤゴってヤツいますよね?
G ナカヤゴ。
K ナカヤゴね(笑)ちょっとローカルすぎますけど。
G ローカルな。
O そいつが「なんだよ!コレ。クソだよ!!」ずっと言ってたの覚えてますね。
G (笑)
K なんでですかねぇ。そんなに怒るような曲ではない気がする・・・(笑)
G (爆笑)たしかに。
O 「こんなの売るなよ!」とか言ってて。でも矢野さんとぼくはすごい「いいねぇ」とか言って。
K でもドイツって確かにね、ブラジルのヴォッサ(ノヴァ)とかの流れもあるんですよね。昔ヴォッサのコンピとかよく買ってた時に、パッて見るとドイツのレーベルとかから出てるのがいっぱいあって「あーそういう人達もいるんだ」みたいな。
O たぶんこういう流れが好きな人たち絶対いてさ。そういう人たちがピチカートとかね、そういうの聴いて「おっ」とか思って。そういうラインでオレらにも話がきたんだろうっていうのもあるかもしれない。
G でもさ、先入観かもしれないけど、すごい堅いイメージあるよね。これ聴いててもね。(笑)
O ドイツ人がやってると思うとね。
G ドイツ人だって言われると、すごいなんか、かっちりしたヴォッサに聴こえるよね。(笑)
K 逆にオレらのやつも硬い音に聴こえたりしてね。(笑)
O ダイスターズって「ダイスター」ってことかなって思って。ひょっとしたら日本好きなのかもしれない。
G 日本好きのね、なるほどね。でも、もしかしたらやっぱりそれこそブラジルの音楽とかに対する考え方とかも似てるのかもね。
O 似てるのかもしれないね。
K 確かにそれはあるかもね。
G やっぱりメインストリームじゃないからね、ドイツもね。
O あと、言葉が堅いっていうのも似てるよね。
G 言葉が堅い、ね。カクカクしてる…ナニナニナニ?(笑)まだ言ってる(笑)
K (笑)それはやわらかいよね。ナニナニ?っていうのはね。(笑)
G (笑)ちょっとフランス語風やん。どっちかっていうと。ナァニ・ナァニ…(表記不可能)
K そう言えば、そう聞えるじゃねーか!
O ちょっと”h”が入ってるかんじ。
G そうそう。(笑)
O 次の曲にいきます。これはいっかいかけたんですけどね。アモンデュール2でワイドアングル。
♪アモンデュール2/ワイドアングル
O アモンデュール2でワイドアングル、聴いてもらいました。
K オマエ、人が曲かけてる時にね!ハダカ踊りの話を人に聞くな!!
G (笑)
O これはね、アモンデュールっていうジャーマン・プログレのバンドがいて。
K あの、なんかバレリーナみたいなジャケットのやつですか?
O うーーん。そうですね。そうです。アモンデュール2になって、わりとポップな曲が入っててね。この曲とかちょっと、ほんとカントリーぽいっていうか。
K そうですね。
O シェリル・クロウとかがやってても、おかしくないような…。
K シェリル・クロウはやんないと思うけど(笑)もうちょっとポップだし。
O やんないか。(笑)ちょっと言ってみただけ。
O これもドイツ人ってことで。
G 3つドイツ人。
O 3つドイツ人。(笑)
K ここからドイツを語るのはなかなか難しい。でもちょっとね、たしかにドイツのイメージ…。
O なんかね。ま、ドイツ人ていうからそうなのかもしれないけど。どっか共通した…。
K 先になんか先入観で聴いちゃうんだよね。「ドイツ人」ということでなんかね。
O ま、こんど会えるからね。確かめてきましょう。
G ドイツ人の前でライヴするとするじゃん。やっぱり…ゴツイよね、客がね。客がぜったいゲルマン人なわけだよね?
K たしかに、ね。
G ゴツイやつが…おれダイブしちゃたりしようかな!(笑)よくわかんないけど、それこわいよね。
K でも歌ヘタな黒人とかいるようにさ、やっぱ小さいドイツ人もいるんじゃない?
G あぁー。でもさ、この前も言ったけど、もしさ、ドイツ行ったと思ったら、みんなボーダーとか着ててさ、ちっさくてさ…。
K 下北にいるようなね。
G レコード袋とか持って。ゼストの袋とか持ってたらヤだよね。(笑)
O ジャック・パーセルとかはいてて。
K キンクスとか流すとヘンな踊りかたしたりとかね。
O そういう人がいるかも知れないね。
K たぶんいると思うんだよなぁ。
G ミッシェル・ガン・エレファントがこの前ライヴにアメリカ行った時に、XLばっかりTシャツ作っていったらぜんぜん売れなかったらしくて。
K (笑)イメージを先行させちゃダメだ、と。
G そうそう、そういうこと。っていうのはね、どっかの雑誌で書いてあって。「Lで止めときましょう」みたいな、XLばっかり作って余ってもね。
K いったら実はTシャツ「ちゃいちー」だったりして!
G (爆笑)
K 体が「かいでー」だから。(笑)
O 「かいでー」にすりゃ良かった。
G (笑)なるほど、なるほど。
O でもMCとかもさ…やんなきゃじゃん。
G そうだね。MCもね。
K でも日本語でいったほうが喜ぶんじゃない?たぶん。
G ナニナニ?とかで笑かして!絶対おれね、あれ世界中の人にウケると思う!!
O あれやれば?サツマイモ!
G (笑)サツマイモ!
K (爆笑)微妙なギャグやってもねぇ。もっとおっきくやろうよ。
G なんにもない!(笑)
K (笑)なんにもない!なつかしいね。
G ナニナニ?(笑)
O とりあえずまぁ、楽しみだってことでね。
G 楽しみだね。
K ということで、どうでしたでしょうか、と。来週は郷太スペシャル・ゴウスペですと。お楽しみに!!
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