♪クラッシュ/シフテッド・チャンス（出世のチャンス）

Ｏ　はい、クラッシュでシフテッド・チャンス（あってるか自信ないです）という曲を聴いてもらいました。これはファーストの白い暴動っていうやつに入ってるんですけど。これはもう、日本のパンクバンドとかにいちばん影響を与えてそうな曲ですよね。
Ｋ　そうだね。たしかに。
Ｇ　日本語で聞こえるね。
Ｏ　だからまぁ、ブルーハーツとか。今でもペンパルズとか似たような進行の曲とかあったりするよね。なんか、ストレートでいいんじゃないかなと。
Ｋ　でもね、これ聴いてる時みんながタテにのるんだよね。（笑）やっぱりね。
Ｏ　その気持ちわかる。そんな曲。これがファーストで、けっこうクラッシュって音楽性高くてだんだん難しいことやっていくんですけど。じゃあ次はサードに入ってる曲を聴いてもらいましょう。

♪クラッシュ/トレイン・イン・ベイン

Ｏ　はい。ロンドン・コーリングっていうアルバム収録のトレイン・イン・ベインっていう曲を聴いてもらいました。
Ｇ　なるほど。
Ｏ　これはねギターのミック・ジョーンズっていう人が歌ってるんですけど、そのボーカルのジョー・ストラマーって人とミック・ジョーンズが２人ソングライターで、たまにベースの人とかも書くんだけど、けっこうポップでしょ？めちゃめちゃ。
Ｇ　そうだね。おれロンドン・コーリングは持ってたよ。スパニッシュ・ボムとかすごい好きだった。
Ｏ　この曲もちょっと...なんつーの？ＭＴＶ感？あるよね。
Ｋ　あるよね。あとやっぱパンクとかもそうだろうし、ブルースとかもそうだけど、ずーっとやってるとどんどん伝統芸能に近づいていくっていうかさ、やっぱそれで変わっていくっていうのも、なんかね。なんかそれの方がやっぱパンクかなと。
Ｏ　そう。だからファースト・セカンドはもろストレートなパンクだったんだけど、このアルバムくらいからけっこうレゲエやったり、スカっぽいのやったりね。そういうのやりだしてかなりポップなアルバムなんで聴いてほしいんですけど。で、その後...この辺からだんだん仲が悪くなっていって、それがなんか音にも出てきたりするんだけど。
Ｋ　ビデオだとあれなんでしょ？かつてのことを言うんだけど、その時もまだ怒ってるんでしょ？
Ｏ　そう。お互いの悪口いいまくってるんだけど、未だに根に持ってて、みんなハゲてるんだけど（笑）
Ｇ・Ｋ　（笑）
Ｏ　すごいね、かっこわるー！と思ってね。（笑）
Ｇ・Ｋ　（笑）
Ｏ　たぶんね、あんまり頭良くないと思うんだよね。なんかジョニー・ロットンとかと違って。
Ｇ　ジョニー・ロットン。ピストルズのね。
Ｏ　そうそうそう。ああいうキれた感じはあんまないっていうか。もっと実直な感じ。
Ｋ　逆に笑いながらいいなぁみたいな感じで思っちゃうよね。
Ｇ　そうそう。
Ｏ　じゃあ次はね、これは...５枚目から聴いてもらいましょう。ロック・ザ・カスバ。

♪クラッシュ/ロック・ザ・カスバ

Ｏ　はい。５枚目のコンバット・ロック収録のロック・ザ・カスバという曲でした。
Ｇ　はい。この曲オレ好きだったよ。テレビでよくやってた、むかし。
Ｏ　ビデオも有名だったね。
Ｇ　なんかラジカセのやつ？違う？ラジカセかなんか持って歩くみたいなやつだよね。
Ｏ　そうそうそう。
Ｋ　なんかでも、こういうギターの音とかって今聴くとめちゃめちゃ新鮮なかんじするんだよね。面白いもんだよね。
Ｏ　この曲も何風とかあんまり言えないっていうか。ディスコっぽいかんじもありつつ...。
Ｋ　ね。どっちかというと逆にジャンルというよりも年代でくくるというかんじだよね。
Ｇ　でもちょっとＤＪ！ＤＪ！にも近いものがあるかんじするよね。
Ｋ　近い近い。微妙に近い気がする。
Ｏ　なんかキラキラしたかんじがあるよね。こんなかんじの...まぁ、これでわかったかわかんないけど。でもま、いろんなことやってるバンドですね。
Ｋ　ビデオが見終わったあとは最悪な気分になるっていう話ですけどね。（笑）
Ｇ　（笑）
Ｏ　すごい細かいところをほじくりだしてるんだよ。お互い（笑）あん時オレだけ合宿連れて行かなかったとか。（笑）
Ｇ　（笑）
Ｋ　そんなビデオ出してどうするんだ！っていう（笑）
Ｇ　今度みんなで見て、変な解散しないように。（笑）
Ｋ　（笑）
Ｏ　こうならないようにしよう！という（笑）
Ｋ　反面教師として。
Ｇ　でもクラッシュファン多いよね。ロックやってる人にね。
Ｏ　ピールアウトの
Ｇ　高橋コウジくんもすごい好きだし。
Ｋ　ということで、どうでしたでしょうか、と。来週は郷太スペシャルゴウスペです。お楽しみに！！