もの(material)にまつわる憶い出いろいろ
いま明らかになる激動の日常!(嘘)
ある日、部屋にでかい段ボール箱が置いてあった。
中に入ってしゃがみこんでみる。
温かくて、こりゃええ案配。
幼いころの記憶が蘇るような切なく温かい心持ち。
すると、ひとりの女性が駆け寄ってくるなり、マジックで段ボール箱に「えさをやらないでください」と大書し、去っていった。
いきなり捨て猫気分。ぐしぐし。
久しぶりに外出。
学校に原稿(囁く中国娘/極東の西)を持っていく。
大阪市営地下鉄の制服が変わっていて驚く。世界からすっかり取り遺されているんだなぁと実感するが後で訊くと今日から変更だそうで少しほっとする。新しい制服はクラシカルな感じでなかなか良い。
原稿を持っていった序でに(と言うか、こちらが本題)成績表を貰ってくる。
予想どうり留年(笑)。ま、一年執行猶予を貰ったようなのか。あまりそう呑気に構えてもいられないが。
帰りに難波に寄ってCD(SHOWCASE/KYZLER&KOMPANY)とベルセルク(11)を購入。
帰宅後散歩読本に手を入れる。細部に若干不満が残るもののもう疲れたためこれで一応完成とする。
電脳画の場合凝ろうとすればどこまででも凝れるから終わりの見極めが大事になってくる、と思う。
今日は2コマから授業。
2コマめは中国語なんだけど行ってみたらえらい人。教室に入り切らず廊下にまで溢れている。うむむ。
実は去年朝鮮語を落としていて、今年も申請するつもりだったのだけど、他の授業とブッキングしていて申請できなかった。
「普通第二外国語と言ったらドイツ語(かフランス語)だろう」と思われそうだけど、ドイツ語はもう既に一昨年落としているのだった(笑)。あと、ドイツ語の厳格な文法がどうも肌に合わなかったこともあるのかも。
こういう外国語の授業を受けていて感じるのは「母国語で発音を区別しない音は聞き分けられないんだなぁ」ということ。
今日の授業はこれだけなので終了後帰宅する。
帰りに日本橋へ寄ってみるとけっこう定休日な店が多い。でもその分人も少ないようでまあいいかなとも思う。
NTTでISDN体験。
自分のホームページが表示されて感動する(笑)。
スピードは想像していたほどじゃないな、と言う印象。でもこれは想像が過大すぎたのかもしれない。
なんだかここ一週間ほどですっかり街は春めいてきて学校へもウキウキ行けるのが嬉しい。寒いとどうも生命活動が低下してしまってどうにでもなれとアナーキーな気持ちになるのがいけないね。
桜の花を見上げるのもまた楽し。
でも、ふと感じたのが桜の花の色ってこんなに濃かったっけなあ、と言うこと。もっとあえかに白かったような気もするのだけれど。
「櫻の樹の下には屍体が埋まってゐる!」と言ったのは梶井基次郎だったか。確かにこの時期の桜の花にはそうでも思わないと許せないような凄絶な美しさがある。
なんでも6月2日に我が工学部ではオープンカレッジなるものをやるらしい。
要は高校生/教員対象の学校説明会なんだけど、それを丁度学園祭中にやるというのが奮っている。むかし学園祭実行委員会にいたから判るんだけど、うちの学校の工学部がそういうことをしてくれるとはホント巨大な進歩なんよ。背景には受験人口の恒常的な減少やら理科系離れやら云々かんぬんがあるんかも知れんが、その辺は良く判らない。ただ一ついえるのは説明をする教授の嬉々とした話っぷりを見る限り工学部はかなり本気だということ。
そんなわけなので大学の雰囲気を知っておきたい高校生の皆さんは一度考慮してみてください。案内はこっち。
気候のいい季節だし、学園祭もやってるんでそれだけでも行く価値あるよ。マジで。
……で、これが成功したら秋の学園祭でもやってくれませんかね > 工学部及び他の学部の先生方。
やっぱり付いてたらかっこいいじゃない。
"貴方は○○人目の訪問者です"て奴ね。で、いざうちのホームページにも付けようと他の方のホームページのソースを覗いてみる。
……ぢぇんぢぇん判らん(笑)。ソースに落としたものを見ても既に書き込んでるのね。あちこちのHTML入門関係のページを見るとcgiなるものを使ってるらしいことが判明。で、cgi関係のホームページを見てみる。……やっぱり判らん(笑)。サーバにコマンドを実行してもらうバッチファイルみたいなのなのか?例えそうだとしてもまっくオーナーの手には余る匂いがぷんぷん。しかもプロバイダ依存してそうだし。
こうなったら教えてくださいメール攻撃しかないのか?
そんなわけで誰か教えてください(情けないなぁ)。
【付記(1)】
……と、書いたところALさんよりネットサーフレスキュー[Web裏技]の存在を教えていただきました(多謝!)。このページによればアクセスカウンタサービスなる物があるそうで……。なんでもあるんだなぁ。
また、 このページからも行くことのできるMake the most of your WWW server!はひじょーに判りやすいcgiの解説が載っていてお勧めです。一色もこのページでようやくcgiの何たるかをなんとなく理解できました。(4/16 1996)
【付記(2)】
きつねさんからも自分が実際に使用しているところとしてWebCounterを教えていただきました。で、行ってみたところ次の申し込みは4/19からだそうです。一色の乏しい英語力に依れば、このサービスを使用する場合ホームページのどこかにWebCounterへのリンクを張っておけば料金は無料のようです。(4/17 1996)
【付記(3)】
で、4/19(現地時間)にWebCounterに行ってみたところ「少なくとも4/22までは無理です。堪忍してね(大意)」と書かれていてぬう、とか思ってたんですが4/22にようやくカウンターを取りつけることができました。
しかしよく考えたらFORMからのデコードといい、他人の厚意にすがってばかりですな、このページ。(4/23 1996)
【付記(4)】
えー、今日InternetWin(プロバイダさま)でメンテがあってその結果SSIが使用できるようになったようです。アクセスカウントの作り方もかなり丁寧に書いてありました。
私はと言えば、結局このままWebCounterのお世話になるつもりです。やっぱ楽だしね。無用なトラフィックを増やしている不健康なページです。まったく。(5/20 1996)
小雨しとぶる中ふと思い立って国立民族学博物館に行ってきた。小学校の遠足やらなにやらで何度か行ったことはあるけど最後に行ってから5年程経ってるのかな。千里中央から大阪モノレールで万博記念公園まで。千里とか泉北とか、所謂ニュータウンと呼ばれる街並にはどこか廃墟の匂いがあるな、と感じる。歴史のまだ浅い街だから(ちょうど子供がそうであるよう)逆に死が身近に存在しているのかもしれない(ある意味万博記念公園じたい巨大な陵墓だという言い方もできる)。そして、自分にとっての原風景は間違いなくこの景色なのだ。
民博は平日の雨の日の昼前というのが幸いしてかガラガラでほっとする。いざ建物の中に入ってしまえば雨というのも外界の音を遮蔽してくれてまた嬉しいもの。展示物は宝の山(笑)。わおわおと燃えまくってしまった。あ、本当に叫んでてたわけじゃないよ。もぉ、最高。これを書いてる今もまだどきどきしてるぐらいだから。勢いに乗って展示案内を購入。この内容で1300円は絶対安い。民博に行ったらば忘れず買うべし。
民博の展示てのは物をガラスケースの向こうに極力押し込めないとか写真撮影が自由だったりとか背景にしっかりした思想……人の手に触れられていてこその文化といった……が流れてるのが凄いと思う。館内でフィルムが売られている博物館というのもけっこう珍しいのではないかと。
久しぶりにココロを洗濯できた春の日でした。
わはは。最高だわ、これ。
MacUser/Jの5月号に収録されてたんでインストールしてみたんだけどこれがまあ、実に良い。Eudoraでメールを見るのがいいね。すごくなごむ。ついでにNetScapeNavigaterのフォントをOSAKAにしたら大笑い。ま、これは自分ちのページの確認がしづらいからすぐリュウミンライトに戻したけど。
今まで存在を知らなかったとはなんか人生を損してた気分。こんな素晴らしいフォントを造っていただいたYANAGISAWA Kazkuniさまには感謝感謝。
で、MacUser/Jの話。
今月の見どころはやはりMacintosh用マウス徹底調査ではないだろうかと。標準添付のADBマウス2を含めた16製品を徹底調査。何といっても5人のレヴュワーによる主観出まくりのフィーリングテストが良い。
「なんとなくジャンク屋さんで扱っているようなデザインが好き」とか。いいなあ。ただ、やっぱりマウスのテストで精度と耐久性を考慮しないのは片手落ちではないだろうかとか思う。
荻窪圭師匠のQV-10関係記事も愛がこもっていて棄てがたいね。
あ、そうだ。Pippinネタの腰が砕けそうなデジタル4コマ漫画(佐野元、ばじー、横山美生、高橋哲史の以上各氏作)を忘れてはならんです。
なんか空気がよどんでいて妙に息苦しい変な日。
それとも急に温かくなったから身体が付いて行っていないのかな。
学校の帰りに本屋によって買い溜め(笑)取り敢えず本を買う金は惜しみたくない、と言う気持ちはどこかにある。購入したのは以下の通り。李学仁+王欣太/蒼天航路(4)
GEOは特集『中国の、少数民族』が気になって購入。写真はなかなか良かった。デザインの現場も特集『パッケージデザイン』が気になったのだけど1800円ということで今回は見送り。
GEO/6月号
高橋和巳/堕落
澁澤龍彦/思考の紋章学
木村英樹/中国語はじめの一歩
どうもホストがダウンしてるくさい。
なんだかなあ、せっかくのゴールデンウィークだというのに。(尤もこの文章をあなたが読んでるということはホストが復帰した、と言うことなのだけど)
ここ数日つぎの作品の構想を練ってるのだけどなかなか纏まらない。大体のイメージはあるのだがそれが明瞭な形を取らないのだ。だもんで机の前で七転八倒している今日この頃ではある。
いいんだよ。
阪神六連敗だし。
あ、でも古街CD-ROMは買います。買わせていただきます。是非に是非に。
うだっていてもしょうがないので街に出る。
微かな湿気を帯びた風が吹く。あ、なんかいい感じ。
書店襲撃して以下の本を購入。The Basic/5月号
しかし本屋に行くとユリウス・カエサルが恨みがましそうな目でこっちを見てるような気がしてしょうがない。
デザインの現場/4月号
紀田順一郎/日記の虚実
ル・クレジオ/海を見たことがなかった少年
松田三郎訳注/孫子
帰宅するとPainter・e.Typist・FontGalleryのアップグレード案内が一斉に来ている。わたしにどうしろというのだ(笑)。
取り敢えずPainterはアップグレードすると思うけど他は判らない。うむむ。MacToolsProのアップグレードもほったらかしてるんだよなあ(笑) 阪神連敗脱出!偉いぞ舩木!!漢字判らないけど(笑)
これで今晩は安らかに眠れそうである。